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言葉の力。

なかなかしっくりする言葉が出てこなかったのが、ぴったりくる言葉が見つかったとたん、光がさした感じになった。

メンバーみんなで、これいいね!ってなったとき、みんないっせいに顔晴れやかになったもんね。
一仕事終えた感。大きな一歩進んだ感。

おおげさかもしれないけど。

でも、ぴったりくる言葉が見つかったときって、「うまれた」感があると思う。
それまで、あるのに見えなかったもの、ぼんやりしていたものが、輪郭をもった感じ。

*

4人でなんとなく共通のイメージは持っていたと思う。
こういうことをやる、こんな狙い、ここがポイント、という。

説明的でなく、わかりやすく興味をひきやすい名前がほしかった。

固苦しい言葉にはしたくなく、意味の取り方が人によるかもしれない言葉も避けたく、最近よく使われているような「あーそれ?」って思われそうな言葉も使いたくない。
ありふれたのはいやだけど、覚えやすいのがいいし、きらきらした感じは避けたいし、意味がわからない人がいそうな言葉も使わないでいたい。

「そもそもこれやってどういう風になってほしいんだっけ?」
「効果としてはわかりやすくいくつか出すけど、私たちのほんとの狙いは?」
「なんでそうなるのがいいと思うのか?」

そんな問いから、言葉を探っていって。

「こんな言葉いれたらよくない?」
「こんな意味の言葉もいれたいね」
って、
伝えたいことを抽象化して英語の造語にして、納得のいく言葉になった。

*

問いを投げては、その答えを、こんな言葉は?ってどんどん言い換えてみてアイディア出してくれる人がいたから見つかったのだと思う。

もともと話してた私ともう1人では、固い言葉しか出てこなくなってたから、ほぐしてくれる人がいてよかった。
視点やアイディアいれてくれる存在大事。

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ぴったりくる言葉が見つけられて、すっきりしていい感じで打ち合わせ終われて。
言葉ひとつのことだけど、その成果は大きいなと思う。

たかが言葉のようで、言葉の存在は大きい。
特にネーミングっていうのは、1番最初に見るとこだし1番印象に関わるし、言葉の力が大きい。

自分はネーミングは得意でないので、ぴったりくる言葉を生み出す人憧れる。

*

こんな方向性だよねぇ、と話していたときに、
「絵で描いたらこんな絵になる感じなんだけど」
ってイメージ説明したら
「そんな感じだけど、それを言葉にすると?」
って言われて。

そこから、いろいろ話して上記のような流れで決まったんだけど、ぴったりくる言葉を見つけるのも、ぴったりくるイメージつくるのも、似たような感じなのかな?とも思った。
私はイメージはかんたんにつくれるから、言葉つくる方がすごく感じてしまうのだけど、ぴったりなイメージも、光をあてる感じになるのかもしれないな。
そうであったらいいなと思うし、そうありたいなと思う。

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