空間把握~人生振り返り・外伝~
正式には空間認識能力と言うようです。
今や、失われた?能力だと思うのですが、20代の頃異様に空間を把握できる時期がありました。
※人生振り返りシリーズ書いている途中ですが、忘れないうちに、今まであった能力?を「外伝」として、時々、お届けします。
例えば、ある居酒屋での帰り道、友達の一人が携帯を置き忘れたので、戻りますと。そこで僕は、どこのテーブルのどこどこの横に置いてあったよと教えてあげました。個室だったんですけど、それは、携帯だけじゃなく、料理やグラスの配置とか全て把握してたんですよ!
また、初めて見る物体(3次元のもの)を見た時、まるでカメラが360度回って撮影するかのように、その物体の裏側とか把握できたんですよね。
もしかしたら、物体の質感とか見て、ただ単に推測していたかもしれませんが、間違ったことはなかったのです。
あと、僕は、かつてお芝居に携わっていたことがありました。
書き下ろし、約100ページの台本を一回読んだだけで、ト書きはもちろん、相手のセリフも全て記憶したこともありました。
その時読んだスピードも速かったと思います。30分ぐらいで読み終わったかと思います。
現状の、脳の興奮度や発想力を踏まえると、20代の頃はソウ状態が結構な頻度で出てきていたのかなと思われます。となると、20代の頃は体力気力に溢れていたから、長期間のソウ状態も耐えられたのかな。
ソウ状態って、脳がフル回転して、不眠に陥っては、怖いものなしになって、常にいろんなアイデアが生まれ出てくる状態なので、体力なしじゃやっていけません。
だから、最近は、運動もしなくなって体力ないので、薬で強制停止するか、気絶するか、って感じです。
サヴァン症候群の方が、似たような(もっとすごい)能力を発揮しますが、僕は、一時的なものだったので、違うと思います。
この能力は、30歳前後でなくなったような気がします。というのも、芝居やめたのもその辺だったからかな。それか、違う方向(人に対する怒り中心)のソウ状態に入ったためかもしれません。
今となっては懐かしく、不思議な感覚でした。