「かわいい、おはしには旅をさせろ!」
なくなる、おはし「ロータ、まだ残ってたのか」
「あ、先生」と両手で何かを素早く隠す。
「どうした、ロータ。何か隠し事か」
「先生には関係ない」
「はっはん、先生の誕生日が近いからって、サプライズでも考えているんだろ」
もし、それが本当だったら、それを言っちゃう先生どうなんだろう・・・
と思いながらロータは、手をどけた。
「ああ・・・おはし、か」と机に置いてある、おはしを手に取ろうとする。
「だめ」
と、先生の手を払いのけた。
「痛っいよ、ロータ、叩くなって、いつも言ってるだろ