神になりたいですか? 私はほとんど無宗教だし、クリスマスは楽しみだし、お彼岸にはおはぎを食べる人間です.本当に神様がいるのだとしたら、この現実をそんな悠長に眺めるような存在を崇拝するなんて嫌だなあとすら思う日もよくある人間です. 私にとっての「神になりたい」とは、大切な人たちが健やかに生活してほしかったり、食べたいと思ったものがちゃんと美味しかったりするような、そんな願いを叶えられる存在になりたい、ということ.天災や事故を防ぐような力は持てないとしても、今日も明日も
今日は祖母と5時間超えの散歩をした.そんな予定ではなかったけれど、そうなっていた.銀行で手続きをしたり、マックを食べたり、新しくできたフルーツサンド屋さんに寄ってみたり.日常らしい、暮らしのための散歩. うちの祖母はとにかく喋る.何を話すわけでもなく、「ここの家は誰々さんが住んでいて...」「何十年前にはここにはボーリング場があって...」と何度も同じ道を歩いていても毎度よーく喋る.家にいても、寝ているか、本を読むか、喋っている.誰に聞いても彼女はお喋りだ. 「知って
一軒家に住んでいる.2階へ上がる階段には大きな窓がある.通りに抜けた、見晴らしと言うには物足りないけれど、私の好きな窓. 階段を登って、いちばん上の段に腰掛けると、眩しすぎることもなくちょっとしたベンチになる.祖母と私しかいない家だから、外で話す人の声が静かに風と吹き込む. ここで本を読むのが好きだ.夕方、網戸にしたその場所で日が落ちて来るのを感じながら本を読むと、なんだか贅沢な気分になれる.この前まで40度を超え、暑さに騒いでいた日々を忘れてしまうような穏やかな夕暮
今の私はフリーター予備軍.10月末で退職し、年末まで働かないパート.年明けからは不明の予定.国立大までストレートに過ごして、好きだと思って未来を託した会社に入れた1年半後、どうしてこんなことになってしまったんだろうか.と思うこともできる.とても気に入ったはずの介護大手の弊社様. 思うに、ヒーローになりたい気持ちとの折り合いが下手すぎる.万民に優しく、まっすぐに努力する力なんてもう私には残されていないのに.幼き私が持っていた、あの純粋な目を私は疑うことで潰してしまった.疑
はじめまして、うずまきです. はじめましてじゃない人はありがとうございます. そしてこの画像は、魚焼きグリルから出てきたピーマンです. 洗って、フォークで穴を開けたらそのまま並べて待つだけで、味付けをしなくても美味しいです. 私はごろごろしたり、読書したり、スーパー銭湯に行ったり、回転寿司でネギトロ軍艦を食べたりして生きています.寅年生まれで24歳になりました.趣味はなんでしょう、美術館の企画展を探したり、図書館や本屋を彷徨うことが好きです.ばあちゃんと2人暮らしをして