思考は現実化する？

自己啓発とか、成功哲学の世界で
「思考は現実化する」
という有名な言葉（本）があります。

「頭でイメージできることは
　現実化することができる」

というような意味だと思います。
（※読んではいません）

そう。すべての具体的行動が
イメージ出来たとき、
その思考は現実になります。

例えば、電車の乗り方。
はじめは右も左もわかりません。

券売機で切符を買って、
改札通って、行き先確認して、
ホームにおりて…。

中学生とか高校生くらいで
ほとんどの人がイメージできると思います。
思考は現実化してますよね。

自動車の免許をとって
初めてガソリンスタンドに行くとき、
案外ドキドキすると思います。

でも５回くらいガソリンスタンドを
経験すれば、ガソリン入れる行為は、
もうイメージ出来ると思います。

「ガソリン入れてきて！」

と頼まれてもドキドキしませんよね。

だって、すべてイメージできるから、
なんにも怖くないし、
「できる」っていう
確信が自分の中にあります。

だから、現実化するんです。

「思考は現実化する」

起業を目標にしはじめた頃
初めてこの言葉に出会いました。

「確かに、その通りだ！」
当時の僕は思いました。

「世界を変えることができる！」
「人生を変えることができるんだ！」

電車の乗り方を覚えるように
目的へのプロセスを
理解すればいいんだ！

「イメージできれば
　理想が現実になるんだ！」と。

　・　・　・

でも、できませんでした。

結論から申し上げますと、
「思考は現実化しませんでした」


えっ！？
どういうこと！？
こんなにも有名な言葉なのに？？

はい…、思考は現実化しませんでした。

思考は現実化することは事実なのですが
実は「その前」があったのです。

思考の「前」です。

それはつまり、感情です。

トイレに行くにも、電車に乗るのも
僕もあなたも、完全に
イメージできると思います。

しかし、大切なのは感情、
気持ちでした。

「トイレに行きたい！」
「電車で移動したい！」

トイレに行く方法を
完全にマスターしても、
トイレしたくなかったら
誰も行かないですよね笑

「電車で行く！」という気持ちが
なければ電車乗らないですよね。

理屈やプロセスを
マスターすることは重要です。
でも、感情がなければ意味がないです。

むしろ、感情こそ、人生を変えるのです。

その証拠に理屈で考えるよりも
僕たちは感情で動いていると思います。

お母さんの今日のこんだては
１週間前に決まっています。
今日はハンバーグです。

でも、

無性に「から揚げ」が食べたい日とか
ないですか？

「やらなければいけないこと」や
「すべきこと」は目の前に用意されているのに

「やりたいくない…」ってなりませんか？
僕はなります笑。

感情が現実化しています。
感情が整えば、すべてが整います。

感情が湧き、思考して、
行動して、習慣が変わり、
人生が変わる。

「感情→思考→行動→人生」です。

ならば、どうすれば
自分にとって良質な感情が
湧くのでしょうか？

自分に最適な感情を
発動させる方法はないでしょうか？

その答えは…、

次の記事で 笑


たき