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🎬ルーム 33本目 22.09.29【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は【#ルーム】でした。
#Amazon Prime 鑑賞
※見出し画像引用 https://gaga.ne.jp/room/

2016 04.08 公開
第73回ゴールデングローブ賞 主演女優賞
第69回英国アカデミー賞 主演女優賞
第88回アカデミー賞 主演女優賞
その他 ノミネート 受賞 多数

出演 #ブリー・ラーソン さん、
#ジェイコブ・トレンブレイ さん 他
原作 #エマ・ドナヒュー さん『部屋』
監督 #レニー・エイブラハムソン さん
脚本 #エマ・ドナヒュー さん


#Filmarks では 、22.09.29時点では 3.9
私的には 4.3 ぐらい行っちゃいます☆
(※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆)


とても良い作品でした☆
ある種、ドキュメンタリー映画…的でも
ありましたね。

またまた、
事前情報無し、予告動画も未視聴…の
なんとなく…で観始めてしまった
ので 笑、

前半…
開始ちょうど30分の時点で出てくる
状況説明のシーン…まで、

予告とか観たら一発でわかる、
そのシチュエーションの謎がわからないままに

「これは……
なぜこの状況なんだろうか……」と
謎なままに
観ていました 笑
(※結局それは良かったのかどうなのか…w)

あ……
同じ感じで観たい人は
最後に貼る予告動画も観ず、
また、
ネタバレも観ず……に
視聴することをオススメします☆…?笑


実在した事件を基に書かれた小説…の
映画化、そんな感じでしたね。


…ということで
ザックリ感想は、とにかく良かった…と。

そして、
開始ちょうど60分のところで
事態は大きく好転…しますが、

「え……
これでまだ1時間??
ここからの時間をまだ1時間ぐらい描くの!?」

…ってなりましたね。

この辺が
この映画の観どころ…かと思います☆


そして…
あのラストシーンに繋がる。。。

あんなシーンが描かれるとは
思ってもいなかったですが、
その前半の1時間がきっちり生きて、効いてくる…

ガッと泣かされました。。。笑


かなり賞も受賞している作品…だと、
やっぱりそれを納得させられる力…がありますね。

良い映画でした☆





ここからはネタバレ……で☆




誘拐事件解決…で開放されて…
病院を出たあたりのシーンかな??
一時停止してみたら、
ちょうど1時間…のところだったんですよね。

で、
「え、ここからまだ1時間とか…やるの?
どんな感じになるんだろう……」
って思いました。

だいたいこういう系…だと、
その事件が解決するまで、、、を
描いたりするもの……が多いかと思いますが、

これは
それが半分の時間で終わる。。。


そして、
上記に書いた…、
と言うか、「内容を把握した時間」を書くために
調べてみたその時間が
ちょうど30分のところ。。。

これは
編集作業をしっかり分割して…やった???
そんな
綿密な印象がありますね。


状況が不明瞭のまま…で、開始30分使う。
そして、解決まで…で、開始60分、
そして後半。。。


で、
あのラストシーンで
前半の1時間をしっかり描いたがゆえに……

泣かせる。。。


あの、
部屋のひとつひとつに
さよならの挨拶をするシーン、、、、

ほんと、ガッと泣いてしまった。。。
「うわっ」ってなりました。

あれほんと、
前半の…閉鎖された空間での
その生活を詳細に描いたがゆえに
それに観入ったがゆえに

泣かされるもの…だと思いましたね。


カーペットでグルグル……
あれ、、、、
体温を感じないもの…ですかね??
ま、
犯人がバカ…ってことで処理できますけどw
それか、
死後まだ時間が経ってないから
温かい…的な。。。?
厚めのカーペットだと感じにくいかな?
あと、冬、寒い設定でもあったし。。。なんてw


警察が、事情聴取する中で……
あの女性警官が察知して
緊急警備?を無線で通達する…あのシーン、

「…すごい…」って
映画の話なのに 笑、つい口走ってしまったwww
あんな警察官ばかりだと
良いですよね☆
運転席の警官…みたいじゃなくて笑


家族の再会のシーン
あれグッと来ましたね、泣きそうだった……
7年…?誘拐って…そりゃシンドい、、、
シンドいでは語れないほど…ですよね。。。
そして、
アメリカはそんな事件がきっと、
多発している。。。
行方不明者、半端無いですもんね。。。

ちなみに
この映画の基になった事件は…
フリッツル事件、監禁時間は24年、、、、
考えられない、、、、、


「どのドアにも内側があって外側があるんだ。」
なんか……響いた。。。
良かったセリフでした☆


グランパが……
子どもの顔をちゃんと見れない……
なるほど、
やはり犯人の血が入った子どもを
奇異の目、汚れたものの目…で
どうしても見てしまう…か。。。

そんなところも描くあたり、
細かい、、、


グランパ、
母親と揉めるシーンも良かったですね!

「ママが "人に優しく" って言うから、
あいつの犬を助けようとしたのよ!!」


キツイセリフですね。。。
それが悪いわけではない…でも、
そのセリフの内容で事件は起こったようなもの。。。

行き場の無い怒りが、
精神的に不安定な様が、良く分かるセリフ。。。
これも、グッと胸に来ました。


髪を切った後の……
「I love you grandma.」これ泣けた~☆
思い出してもグッと来てしまう。。。

世界を知らなかった子ども、孫…
事件の犠牲者の子ども、孫…
でもそれを愛してあげて……
心が通ったからこそ出た言葉。。。。
う~泣ける。。。。


ラストシーン、、、

いや、あの……
部屋のいろんなもの達に
挨拶して……

これ、すごいね、、、
このシーンは本当にすごい、、、

ほんと、ガッと涙腺壊れた、、、笑

前半の、冒頭…とかですよね?
朝起きて、
その狭い世界の中で
「おはよう」を言っていたのは
部屋中の「物」達。


それが友達で、それしか無かった、、、


それを描いたからこそ、
あのラストシーンが本当に響く、堪える、、、


社会派な映画であり、
ドキュメンタリー的な映画でもあり、
そして、
ただ事件を描いた…だけで無く、

そこに存在している、
人間、人々の心模様をしっかり描く。

素晴らしい映画だったと思います☆


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Uyzr -ゆずる- 友朱瑠【中の人】
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