🎬パドルトン 102本目 22.12.06【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【#パドルトン】でした。
#Netflix 鑑賞
※見出し画像引用 https://www.netflix.com/

2019.02.22 Netflix独占配信　　８９分

出演
#マーク・デュプラス さん、#レイ・ロマーノ さん
監督 #アレックス・レーマン さん
脚本 #アレックス・レーマン さん
#マーク・デュプラス さん

#Filmarks では 、22.12.06時点では 3.9
私的にはこれは……4.2 ぐらいでしょうか。 良かったです☆
（※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆）

良かったです！この映画！！
笑って、泣きました☆

テーマは重く、死を伴い、辛い。
けれど、全体的には多々笑いありのコミカル。

そんな映画でした。


その、コミカルさ…は
普段の生活、何気ない会話…の中から
切り取っています。


なので、
一見、意味の無い、たわいない、
ただの普段の世間話シーン……なのですが、

それも伏線…として、、、と言うか、
のちの普段の会話や行動に
組み込んでくる……

そんな映画、でした。


なので、これから観る方は…
本当に、なんてことの無い会話…が、
後で生きてくる？…って感じがありますので

要チェック 笑 です☆

とりあえず……
劇中で２人が観ているカンフー映画、
「デスパンチ」は
彼らと一緒に、
ちゃんと観ておくと良いです☆


予告動画が…日本語入りが無かったのですが、
事前情報無し…で観ても
（私、そうでした。）

充分、入り込めます。

そうですね、、、
最後は…入り込んでしまうシーンが…ありました。

（自分がこの状況に"立ち会うとしたら"
どう行動して、どう思うのだろう？？）って。


８９分、約１時間半…というのも、
短いですが、充分な感じがありました。

そのぐらい……
ストーリー性がそんなに無くって。
で、普段の生活、会話の中のシーン…が
結構な割合で盛り込まれていますが
それに飽きずに、笑って観れて、、、


そして、
その普段のシーンが普通に流れるからこそ、

重いテーマ、重い行動が際立って見える。

そんな感じも受けました。


死がテーマ…ですが、
日本の事情とはちょっと違います。
そこがまた、興味深いところでした。
（鑑賞後、色々と調べてしまった…ｗ）


短く、複雑性無く、観やすかったので
死…にまつわる映画…を観ることに
躊躇してしまう事情が無ければ、

オススメの１本です☆

考えさせられる、そして学ぶべき映画…
かもしれません。。。

---

では、ネタバレ含んで……
少し、、、↓

パドルトン……
ちょっと調べて検索してみたのですが、
辞書サイトでも
「この映画のこと」って感じしか
出なかったので、、、

（ん？？造語？？）と思いながら観ていました。

まぁでも、
「パドルトンやって」ってセリフがあったので
想像は付いていましたが、

そういうタイトル、ネーミングでさえも、
重くさせない配慮？意図？な気がして良いですよね☆
で、
邦題で変なの付けられなくて…これも良かった 笑☆
でも、
やっぱりキャッチーなタイトルじゃないから……
観よう！観たい！…って感じとは遠いので
興行的、視聴率的には、、、どうなのだろう、、、？
でも、すごく良いタイトル☆

あの、
マイケル（マーク・デュプラスさん）って、
この作品の、脚本も製作も、
携わってる人、、、だったんですね。

デュプラス兄弟……で、
映画を作ってる方だったようで。
ルッソ兄弟…みたいｗ

知らなかったですねぇ…
製作もやって、俳優で出演もする…多才ですね☆

……パドルトン…も、彼が思いついた造語なのかしら？

薬局で
「カードが通りません。」
笑いましたねぇ……

アンディーの隣で笑うマイケルと同じように
笑ってしまいました。
…って、3,500ドル！？たっかっ！


薬剤師さんの説明、、、
自分ごとのように聞いてしまった、、、
で、
その説明の重さをかき消すかのような
アンディーの電話の声、、、ｗｗｗ


ほんとこの、
シリアスとコミカル…を自在に操るかのような
そんなシーンの数々……好きだ～この映画☆

そして、子供用金庫……笑

って言うか、
なんであの店に…子供用金庫が？？
あれ、
ただの薬局じゃ……無いのかしら？？

ハーフタイムのスピーチ、
それをバーのトイレで
鏡に向かって話すアンディー（レイ・ロマーノさん）

あのスピーチ……ウケましたね！

「後半戦をやり直したい。
これがその時だ、やり直しだ！」
Well, guess what guys?
Open your eyes! You're back!
↑
この Open your eyes! で
大爆笑してしまった、、、ｗ


なんかこの映画……
ホントに、
本筋となんにも関係無い会話、セリフ…って思うのに、
笑えたり、楽しめたり…が多かった☆

バーでの……あの、デスパンチのやり取り…笑
ここで伏線回収してくるんですねぇ。。。
ただの映画鑑賞、じゃ無かったのか。。。ｗ

あの、
お互いが同じシーン、セリフを覚えていて、
あんな人前で堂々と演じられるあたり…
そして、
ひとりで演じて恥ずかしくさせずに、
参加する、しちゃうアンディー。

２人の仲の良さ、親友度合いを
見せつけられるシーン、でしたよね☆

そしてその後、
今度はジャグジーのシーンで
社交辞令 Small talk…の回収をしてくる…

ほんと、何気ないシーンやセリフをちゃんと使って
別のシーンがある。。。

丁寧ですよね、脚本。
良かったなぁ、、、☆

、、、ジャグジーで……
あんな風に……誘われちゃう……もの？
そして誘ってくる…ものなの？？ｗｗ
あれ、
わざとマイケル…
２人にしようと先に出たのかなぁ？？ｗ

ホテルのロビー？で金庫持ってグルグルｗｗｗ

あのシーン、最高でしたね。
シリアスな内容…なのに、笑かしにくる……ｗｗｗ

で、最後はキュッと締まる！
「I'm the dying guy!」
『I'm the other guy!!!』

そして気まずく、、、帰りのドライブ、、、

あれ……あのまま何も話さず……
６時間？？とか言ってましたよね。。。
地獄…ｗ……だけど、
色々とお互いに考える時間…だったでしょうねぇ…

ソファ、カウチで、、、
「準備できた。I think I'm ready.」

そして…

「スピーチ、聞かせてない…………なぜわかる？」
『親友だから』

ここで、キュン！！……とさせておいて…
沈黙の後、、、

「通気口から…..」
おぉ～～い！！　笑笑笑

そして最後の…「準備できた」へと。。。

で……カプセル割って中身グラスへ…のシーン。

キッチンに２人、座り込んで。。。ｗ

この……シリアスなシーン、内容、
もう…時間が無い……のに、
まだクスッとさせるシーン。。。

緩急つけるの上手いですよねぇ…

あの１時間、、、、
外に出て……

「……今後、変なことがあったら
風でも君の仕業だと思う……」

…ここのセリフ全部、素敵でした。。。
ここの２人の時間……好きでした。。。

そして、悲しく響く時計のアラーム。。。

あの……布団…足元引きずって
外歩いて……
で、
そのままその布団被ったままで
部屋入って座ってる。。。

汚いなぁ、、、笑　あのアメリカ文化の感じ……
気になる私、日本人～ｗ　潔癖気味の私ｗｗ

４オンスの水で溶かす……って
あんなに少ない量なんですね。
思いませんでした？？

ちなみに１オンスが約30mlのようで。
なので 約120ml だったんですね☆

知識、感覚、が無いので、
あのシーンの前まで、
もっと多い水の量を想定してました 笑

最後の、、、、

あのベッドでの２人のシーン、

あれ、、、すごい名シーンじゃないですか？？？

めっちゃ良かった。

マイケル…の…最期の演技も素晴らしいし、
アンディーの…
なんとも言えないあの時間…の演技も。。。

その、アンディーの涙で
グッと来て泣いてしまいました。。。泣

はい、そんな感じですね。

１時間半でも、
存分に笑って感動してしまいました☆

安楽死……、死ぬ権利…について
色々と考える作品でしたね。

特に、いくつかの州では
すでに合法化されているアメリカ…では

こういう作品は深く刺さりそう、ですね。

日本では、、、、

……ならない…かな？？？

遠い未来は、、、、、？？？


…っていうか「デスパンチ」観たい。。。ｗ


おしまい☆