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🎬幼い依頼人 13本目 22.09.09【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は【#幼い依頼人】でした。
Netflix 鑑賞
※見出し画像引用 https://plus.paravi.jp/entertainment/

2020.03.27 公開

出演
#イ・ドンフィさん、#ユソンさん、
#チェ・ミョンビンさん、#イ・ジュウォンさん 他
監督 #チャン・ギュソンさん
脚本 #ミン・ギョンウンさん


#Filmarksでは 、22.09.09時点では 3.9
私的には 3.4 といった感じ…でしょうか。
(※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆)


「児童虐待」のお話でした。
実話を元にしたフィクション…ということで。

そうですねぇ、、、
ちょっと、文化的な背景の違い…で、
「ん??その後で…そうなるの?それでいいの?」
…と感じる場面があったり、

また、時代設定がいつの時代なのか…が
わからないので、
児童虐待に対して、
世間一般的な認知がどのぐらいなのか、
また、
メディアでの報じ方や受け止められ方…も
見えない部分がありましたので、

しっくりと来なかった面…があります。
(でも、ハイテク機器が出てくる…)


テーマが重い…のに、
前半がやや明るくポップでもあったり…
間延び感があったように思えました。

子供達も…虐待の状況下に居る割には…
明るい面も多く出ていたので……

児童虐待の悲惨さ、凄惨さ、
その重要性、重大性…を
より強いメッセージ性を持って
映画化するのであれば、

蓄積された状況、歳月を持っての虐待、
…を描写された方が良かったように
感じました。

「なるほど…児童虐待…韓国でも問題か…
2017で、3万4000~とかあるのか…」
と、観終わりの字幕で確認して…

で、「日本は?」と調べたら、、、
20万件超え、とか出てきたので
ガックリ来ました。。。
まぁ、
通報率が韓国は 29% とかで日本は 69% とか
出てきたので、その違いもあったのかも…
ですけれど。。。
映画の中でも、
通報しない近隣住民…的な描写は
ありましたが。。。

こんな社会であるならば、
児童虐待…をテーマにしたものは
日本でももっともっと増えて、
しっかり社会的メッセージを伝えるもの…が
あると良いなぁ…と思いました。
ネグレクト的…なのは観ましたが…

重いテーマの、映画でしたが、
まずまず…な印象です。


ここからはネタバレ


主人公のおじさんの
イ・ドンフィさん
……
最初、弁護士事務所落ちた人と、
ベッドで起こされる人と、
同一人物って感じられなかったですね 笑

子どもが……
姉が弟を殺して、大々的に報道されて、、、
で、
すぐに普通の社会に戻れる!?!?!?!?
あれが
すごく不自然な感じがして、、、
「ん??え~、なにそれ、変なの~」って
なってしまって、、、
あれ、韓国ってそんな感じなのかなぁ、、、?

就職した憧れ的理想の弁護士事務所に
啖呵きって
「価値ある仕事をします!」って言って辞めて…
で、その後でダビン(チェ・ミョンビンさん)に
ろくに声かけたり話せず終わり???
ん~……もっと行こう、、、

あの……
同級生に依頼して
プレゼントをドアノブに掛けて、、、、
あれ、、、おかしいよなぁ、、、
そんな物が増えたら、
まず、親がおかしいと思うわけだし、
そして、
メッセージを録音した機器を同梱!?!?
で、それ聞かれて、、、
ん~、、、、
この一連の流れ、不自然過ぎないかなぁ…
プレゼントもメッセージも、
そんな虐待下の家の子に、
届けるのは全く論外な行動だと思うのだが…
家に籠もっていて、会えなかった??
外出させない的な描写は無かったぞ、、、

救出したダビンを追い掛けて、、、
父親が怒鳴り込む……
なぜにそんなに
「お前にはママが必要だ!絶対あきらめない!
俺の娘だ、俺と暮らすしかない!」って、、、
なんだその固執は!?!?
で、
次のシーンでいきなり逮捕のシーン!?!?
この展開の流れ……も、しっくり来なかったなぁ…

ゴリラのぬいぐるみ……
車の後ろに乗せてたやつ……でしたよねぇ…
それが、
鼻押したら録画出来るやつ!?
録音じゃなくて、録画!?!?
そのレベルの機能が内蔵されたぬいぐるみなんて
日本でも売ってない
のだが、、、
ちょっとなぁ…現実離れ…だなぁ、、、
そのレベルの物を、なぜに車に置きっぱなんだ…

さて、、、
やっぱりちょっと、
文化的背景がわからないので……
「え~、それってどうなの!?」ってのを
結構感じてしまったのが
しっくり入り込めなかった点…でした。

録画機能内蔵のぬいぐるみ……がある時点で、
決して昔のお話…では無い設定でしょうから、
そうすると、
韓国はこんなにも児童虐待に対して、
世間は遅れているのか??とも
感じてしまいますが…そんなことは無いと、、、
思うんだけどなぁ、、、

母親役のユソンさん、は良かったですね。
美しく、そして酷い。
また、法廷のシーンで
残虐なシーンをバラされてるのに逆ギレ…
このシーンが、
「母が居なかったもの(or 虐待で育った子)が、
繰り返し虐待を重ねる連鎖がある」
…を、
描写していたものだと感じて、
そこのメッセージ性はすごく良かったと
感じました。
あれで「やられました、観念します…」って
ならなかったのが逆に良かった。

録画の内容が法廷で流された時は…
やっぱりちょっと、グッと来るものは
ありましたね。

ただ、これだけ重いテーマであれば、
前半からもっと、シリアスタッチ…でも良かったのでは
なかったでしょうか、、、。
あと、児童福祉に全く興味の無かった男…を使っていく…
のであれば、
もっと姉弟との絡みをしっかり取っておいて……
そして悲劇…となった方が……、
彼のキャラチェンジの心境もすごくわかる…と思うのですが、
そんなに深く関わりの無い、
ハンバーガーストーリー、お金渡しといたストーリーだけで
その後に、あそこまでキャラチェンジして、
あれだけの待遇の仕事も辞めて……となるのはちょっと…
ん??……と思うのは私だけ、でしょうか。。。
ただ、この部分まで実話…であれば、何も言えないけど…w

このような感じ…でしょうか。
Filmarks の評価は割りと高め…なので、
私みたいにいろいろと引っ掛からない人wは、
入り込める映画、ではなかったでしょうか??


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Uyzr -ゆずる- 友朱瑠【中の人】
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