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療養中の適応障害、“やめる”リスト

ご覧いただきありがとうございます。
『Uyuyu。』と申します。
僕はこれまで『適応障害』を3度経験しました。

僕の記事は『適応障害』という心の病気について、『僕の体験談』を基にしながらまとめています。
最近『適応障害』と診断された方にはもちろん、『適応障害』ってそもそも何?どういう病気なの?といった疑問をお持ちの方にも、お悩み解決の一助になればと思い、執筆させていただきました。

療養中の適応障害:より良い回復のための“やめる”リスト

①スキルアップ

一旦、お休みしましょう。

『せっかくの休みだから・・・』
『みんな働いてるし、置いてかれないようにしないと』
『副業を始めよう!時間もたっぷりある!』
絶対にやめた方が良いです。僕は全力で止めます。スキルアップ系の作業や行動は控えた方が良いです。

なぜか?
病気発症前と同じようなパフォーマンスが発揮されず、そのせいでイライラが止まらなくなり、しかも焦りも生まれ、むしろ病状が悪化するからです。
後、勉強系などやってみると分かりますが、マジで物事が理解できません。頭に何も入ってきません。高度な運動だと、身体も自分が考えるように動けなくなります。

僕はこんな経験をしました。ゴルフの打ちっぱなしに行った時です。
療養中、身体を動かしに2回程度行った後の話(1,2回目はもれなく下手クソでした)
『3回目だし、前と同じくらいには戻ってるっしょ』
全然戻っていませんでした。むしろ退化してたぐらいです。
ゴルフについては、そこそこできる方(べスグロ89)でした。
とにかくショックがでかいです。めちゃくちゃ辛いです。絶望します。

②旅行すること

出かけるということは、判断を増やすことになります。

『気晴らしに、どこか行ってきなよ!』
『いい景色でも見たら、病気なんてすぐ忘れちゃうよ!』
そんなことはありません。そんな簡単な病気なら社会現象みたいになってません。

症状によるかもしれませんが、人混みの中に行ったり、いろんな人と触れ合うことなどは控えた方が良いです。
人と話さなくても、周りに人がいると少なからずストレスを感じるものです。どう見られているか?見た目変じゃないか?
私は旅行した時、ふらつきました。吐き気がしました。
実際移動中のタクシー内で嘔吐しました。(ほんとすみませんでした)

もしかすると気持ちが上向きになることもあるかもしれませんが、基本的にでかけることは判断することも多くなり、心に負荷がかかってしまうので僕個人としてはあまりおすすめしません。

③過度な飲酒、習慣的な飲酒

アル中になっちゃうかもです。

これはもしかしたら僕だけかもしれませんが。
飲酒すると、めちゃくちゃ気持ちよくなって気分がハイになります。
もはや治ったと感じるぐらいハイになります。

もちろん実際には治ってません。何回飲んでも治りませんでした。
(精神安定剤などの薬との相性も悪いと言われています)

でもたまにの飲酒は良いストレス発散になると思っています。
病院の先生からは飲酒は控えるようにと指導いただくと思いますが、
ずっと家で過ごしていると、正直つまらなくなるときもあります。
飲酒をすると、めちゃくちゃ楽しくなるので、ほんのたまに僕もパーティーしています。(笑)

ただ、飲む量や自制心を保つなどはとても大切です。
毎日飲んでいたら、楽しい気持ちがたくさんでハピハピかもしれませんが、個人的にはそのままアル中になっちゃうんじゃないかと思いますね。

④高額な買い物

僕は事前に病気について調べていたので最終的にしませんでしたが、高額な買い物をすること、検討することは避けた方が良いです。
理由は簡単です。『情緒不安定かつ正常な判断ができないから』です。

僕が過ちを犯した東京旅行(タクシーゲロ事件)の帰り、時間が有り余っているのでヨドバシカメラに寄りました。
前からデスクトップPCに興味があったので、店員さんと話しながらどんなスペックのPCが良いか相談していました。
価格はトータルで30万~40万くらいだったかな。
その日は買わず、家に帰りました。

数日後、嫁と話しながらおもむろに『デスクトップPCを家に置いた方が良いと思う』と話し始めました。(気分で話しますからね、ほんと急に)
価格、置く場所などなど、全然考えていないので嫁はめちゃくちゃ困ってました。「はぁ?」って言ってました。
実際にデスクトップを置けるような机も見に行きました。
これで副業とかも色々できるようになるかな♪なんて気持ちでいました。
ただ、その日僕の心にブレーキをかけたのはボーナス支給額でした。いつもより減額になっていたからです。ちょっと一旦考えようと、家に帰りました。

そして翌日、冷静に考えると『今、必要か?』という疑問が。
無論、今はいりません。何かのWeb開発にすぐ取り組むのであれば必要かもしれませんが、今必要ではありません。必要になった時に買えばいいのです。
嫁からも「どうして急に?の方が強かったわw」と呆れられました。

療養中はいつも以上に気分屋になるものです。重要な判断をすることは控えましょう。特に大きな買い物は。

⑤まとめ

自分の人生を、焦らずゆっくりと。

僕が経験した中でもこれはやらねぇ方がいいなと思った内容をまとめてみました。
特に『①スキルアップ』はやらない方が良いです。
適応障害は『前に当たり前にできたことができなくなる病気』です。
できなくなった自分に落ち込みます。
そして『焦り』が生まれます。

この『焦り』が適応障害の症状の中でも一番回復を遅らせる要因です。
『早く復帰してみんなと健康的な1日を過ごしたい』
『もう治ってきたし、仕事復帰してもいいんじゃないか?』
こういう考えがまだあなたの心の中にあったら、それはまだ治っていない証拠です。
仕事に戻れたとしても、再発のリスクが格段に高くなります。

ここで僕が『焦り』をコントロールするために取り組んだものを紹介します。
『他人軸ではなく自分軸で生きようとすること』
誰かに置いていかれるのが怖い、周りと自分が違うのが嫌だ。
それは『他人からどう見られているか』という『勝手な自分ルール』が生み出した幻想に過ぎません。
嫁からよく言われます。『他人って思ったより自分に興味ねぇからな?』と。
これは僕にとっての金言です。

『自分軸』で自分の人生を送りましょう。
その方が絶対、豊かで幸せな人生になるはずです。
僕も頑張っています。とても苦手なので。(笑)

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今後も経験を基に別記事を執筆していきますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
またTwitterもやってますので、ご相談や聞いて欲しい話があれば、僕で良ければご相談に乗ります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

2023年8月4日
Uyuyu。

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