トルン、すきな街
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イギリスに住んでいたときに、色んな国の、いろんな人に会いました。
その中で、私の親友とも言える存在のA、彼女はポーランドのトルン出身。
トルンてどんなところだろう、何が有名だろう。
何も知らなかったその街、あるとき私は彼女の里帰りに同行させてもらって、彼女の生まれ育ったトルンの街を案内してもらった。
トルン。
Torun。
小さな街。第二の都市、クラクフから夜行電車で6時間。
友人のAは、私とその友人を連れてまず観光地であるクラクフを案内してくれて、そして友人と別れて、Aは私を連れてトルンへ帰省。長旅。
トルン。もう名前だけでもなんだか可愛い。
コペルニクスの出身地で、ジンジャーブレッドが有名。
石畳とレンガの街並み。こぢんまりとしていて、歩いて回れる。
お土産屋さんに売っている天文のプリントグッズが可愛くて、いくつかお土産に買ったり、ジンジャーブレッドも気に入ってたくさん食べた。
混み合っていることもなく、のんびりとしていた街。
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トルンが特別になった理由は、街が可愛かった、私の好みだった、と言うこともあるけれど、でもやっぱり、友人が連れて行ってくれたから。
たまの帰省のときに、わざわざ私を連れて、彼女の生まれ育った街を見せてくれて、その時間がとっても楽しくて、幸せだったから。
そのとき、英語を話さない彼女のご両親と少しでも話せるようにと、私も頑張ってポーランド語を覚えたし、
彼女の姪っ子が日本語に興味があるからと、日本語のレッスンもした。
そんな背景があって、なんだか忘れられない場所になったし、これからもきっと好きな街の一つであり続けるんだろうと思います。
またいつか訪れたいな。
今度は、私の家族も連れて行きたい。
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