日本一のビール
最近クラフトビールが流行りですよね。
私もクラフトビール(というかビール全般)が大好きすぎて、いつかスカートのファスナーが閉まらなくなるんじゃないかと毎日ヒヤヒヤしています。
そんな私が今まで飲んだ中で
一番美味しかった、
私史上最強の、
日本一(私調べ)のビールを紹介します。
そのビールの名前は、
アサヒ、スーパードラァァァアアイ
え?
はい。そうです。
かの有名な、アサヒスーパードライ。
え?日本一美味しい?
家飲みにはいいけど…
リーズナブルだけど…
まあ一番よく飲むけど…
そう思いますよね。
日本の居酒屋さんのうち、70%以上のお店に置いてあるんじゃないかなあ?(私調べその2)
っていうくらいにはどこにでも売ってあるし、
まあとりあえず一杯目飲んどこうかな、って感じがしますよね。
私自身、昔はビールが苦手だったので、特に苦味のあるスーパードライなんかはなかなか美味しく飲むことができませんでした。
じゃあ日本一美味しいってどういうこと?
私が、このビールは日本一だ。と思ったのは
神戸のあるお店で食事をしている時でした。
新神戸駅の近くにある、優しい夫婦が営む小さな小料理屋さん。
以前から素敵なお食事がいただけると聞いていたので恋人を連れコースを予約。。。
飲み物については食事に合う日本酒が飲めたら良いなと思っていました。
まあでも、たくさん歩いたし、暑いし。
一杯目はビールにしよっか。
そこで飲んだのが、日本一のアサヒスーパードライでした。
何が違うのかわかりません。
けど、ほんっとうに美味しいんです。
つい、ビールを淹れてくださった奥さんに聞きました。
このビール、美味しいですね!
なんのビールですか?
いや、さっき自分でスーパードライたのんだやろ!と言いたいところですが、それくらい美味しかったのです。
訳を聞くと、なんだ、そんなことか、と思いました。
まあ、どういうことかと言いますと、
アサヒスーパードライって、ダイヤモンドの原石なんですよ。
ダイヤモンドの原石って、ハート形とか星形とかに加工するんじゃなくて、ひたすら磨いて磨いて、シンプルに整えるのが一番美しいじゃないですか。
それと同じです。
樽から繋がったホースや、ビールサーバーを毎日丁寧に洗うこと。
グラスは口当たりの良い薄いものを選び、適度に冷やしておくこと。
その他にも、美味しくビールを淹れるコツってたくさんあると思うんです。
もちろんそれを飲む空間を整えることも含めてね。
でもこれってなかなか、普通の居酒屋さんで全てできているかと言われると…
難しいですよね。
私が昔アルバイトをしていた居酒屋さんは週一回ホースに水を通すだけでしたし、ジョッキは分厚いし、冷やされすぎてて持つのも辛いし、って感じでした。
こちらのお店では、そんな当たり前のようで当たり前にできないことを、毎日徹底されているとのこと。
それがこの日本一のビールの秘密だったのです。
いま、皆さんが当たり前に毎日触れているものも、丁寧に毎日欠かさず磨くことさえできれば、誰かにとっての日本一になるかもしれません。
明日から、私も何か磨いてみようかな。
▶︎私が日本一のビールを飲んだ、台所なみさんのInstagramはこちら。
予約必須!
それでは、また。