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スクラムにおける開発者とスクラムマスターの兼任についてまとめておく

こんにちは。エンジニア兼スクラムマスターの mizo(@_uya116)です! 1月10-12日で開催された RSGT2024 で「スクラムにおける開発者とスクラムマスターの兼任について」議論する機会があったのでその結果をまとめておきます。 ちなみに、なぜこのテーマについて話そうと思ったかというと、開発者とスクラムマスターの兼任は様々な場所で非推奨とされてはいるものの、実際にやっている立場からするとデメリットだけではなくメリットもあるような気がしていたからです。 議論内

    • スクラムの役割が相互補完的な関係になっているのでまとめておく

      こんにちは。エンジニア兼スクラムマスターの@_uya116です!スクラムにおけるプロダクトオーナー(PO)、スクラムマスター(SM)、開発者(Dev)の3つの役割が相互補完的な関係になっていることに気がついたのでまとめておきます。 各役割の目的まずはスクラムの各役割が持つ目的について整理しておきます。スクラムの各役割はそれぞれが特定の目的を持っています。 プロダクトオーナー (PO): プロダクトの価値を高めることが主な目的です。これには、プロダクトバックログの優先順位付

      • ストーリーポイントの説明が難しいのでワンピースの懸賞金に例えてみる

        こんにちは。エンジニア兼スクラムマスターの@_uya116です!今回はスクラムにおけるストーリーポイントについて考えます。 なお、ヘッダー画像は ONEPIECE 11巻より引用しています。 ストーリーポイントを説明することの難しさストーリーポイントとは まずストーリーポイントの定義を見てみます。『アジャイルな見積りと計画づくり 〜価値あるソフトウェアを育てる概念と技法〜』によるとストーリーポイントについて以下のように記載されています。 つまりストーリーポイントは以下

        • スクラムにおけるスプリント期間について1週間スプリントと2週間スプリントを比較した

          こんにちは。エンジニア兼スクラムマスターの@_uya116です! 今回はスクラムにおけるスプリント期間について、どちらを採用するか迷いがちな「1週間スプリント」と「2週間スプリント」を実際の経験に基づいて比較してみました。 1週間スプリントのメリット・デメリットまずは1週間スプリントで感じたメリット・デメリットについて整理してみます。 1週間スプリントは、変更への迅速な対応やチームの改善の促進、そして見積もりの精度向上といったメリットがありますが、中長期的な取り組みの難しさ

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