ストーリーポイントの説明が難しいのでワンピースの懸賞金に例えてみる
こんにちは。エンジニア兼スクラムマスターの@_uya116です!今回はスクラムにおけるストーリーポイントについて考えます。
なお、ヘッダー画像は ONEPIECE 11巻より引用しています。
ストーリーポイントを説明することの難しさ
ストーリーポイントとは
まずストーリーポイントの定義を見てみます。『アジャイルな見積りと計画づくり 〜価値あるソフトウェアを育てる概念と技法〜』によるとストーリーポイントについて以下のように記載されています。
つまりストーリーポイントは以下の性質を持ちます。
ストーリーポイントを説明することは難しい
先ほどの3つの性質の中の後半2つがストーリーポイントという概念の説明を難しくしています。説明された側も頭では理解しているんだけどしっくりこない、腹に落ちていないことが多いです。
そこで、ストーリーポイントを多くの人が知っている何かに例えて説明できないか?というのがこの記事の趣旨です。
ストーリーポイント説明のアンチパターン
本題に入る前にストーリーポイント説明のアンチパターンを紹介します。ストーリーポイントは相対的な値なのでポイントそのものの絶対的な値に意味を持たせてはいけません。
私もやってしまったことがあるのですが「まずは1日くらいかかる作業を1ポイントでつけてみましょうか」のように時間とポイントを紐づけるなど、ポイントそのものに意味を持たせてしまうとそこから脱却するのが難しくなってしまいます。
ストーリーポイントをワンピースの懸賞金に例えてみる
最近、色々と考える中でストーリーポイントはワンピースの懸賞金としてイメージするのが良いのではないかと思いました。
このタスクは小さいからドン・クリーク、このタスクは強そうだからクロコダイルみたいなイメージです。
ストーリーポイントの性質と懸賞金の性質を比較してみる
懸賞金が正しい例えになっているか検証するために、ストーリーポイントの性質とワンピースの懸賞金の性質を比較してみます。
こちらがストーリーポイントの性質
そしてこちらがワンピースの懸賞金の性質
こう見ると予想通りストーリーポイントと懸賞金の概念は非常に類似しており、ストーリーポイントの説明時にワンピースの懸賞金を例えとして出すことができそうなことがわかります。
まとめ
今回は、ストーリーポイントをワンピースの懸賞金に例えてみたらどうなるか考えてみました。結論としては、ストーリーポイントの性質とワンピースの懸賞金の性質が似ており、ストーリーポイントの説明をするときの便利な例えになりそうです。
他にも良さそうな例えがありましたらぜひぜひ教えてください!
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