UXD | UXクリエイティブ集団

UXDの公式アカウントです。UXDは「ユーザー体験のハカイとソウゾウ」をコンセプトに、社会をより良くするビジネス・プロジェクトの企画、運営、支援などを行うUXクリエイティブ集団です。

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最近の記事

【ゲーム思考】 2-6:行動で情報を稼ぐ

ゲームの世界では、キャラクターたちから情報をたくさん集めても、それぞれ言っていることがバラバラだったり、要領を得ないことが多く、その彼らが言っているイベントにチャレンジし、体験して初めて彼らの言っていることが理解できる、ということがよくあります。 つまり、ゲームにおいて情報収集は重要なのですが、それでも実際にやってみないことにはわからないということも多いということなのです。 これは人生や仕事においても全く同じです。 情報収集をたくさんしてもなかなかピンと来なかったことが、

    • 【ゲーム思考】 2-5:情報の集約

      RPGでよくあることですが、ただただ話を聞いているだけでストーリーが進むことはありません。 ゲームを進めるには、さまざまなキャラクターから聞いた断片的な話や、イベントやサブクエストから得た情報を、自分の頭の中で集約し、そこから点を線にするように次の行動のヒントを見出すことが大切です。 ゲームを進めるために当たり前のようにやっていたこの行動は、実際の人生や仕事においても同様にとても重要なものになります。 例えば、上司の説明に対して、いつも情報が不足しているとイライラしたり

      • 【ゲーム思考】 2-4:情報収集のコツ

        情報収集した方が中長期的にみて効率的になるものの、情報収集は本質的に面倒くさく大変な作業であることは、これまでお話しした通りです。 そんなことは気にせずただひたすら情報収集に向き合うのみ!と言いたいところですが、それだけではただの根性論になってしまうので、ここで少しだけ情報収集のコツをお話ししたいと思います。 それは、情報収集を面倒くさいと思わず、それこそがゲームの真髄であり「楽しみであるもの」という考え方や捉え方そのものを身につけてしまうことです。 自分に面倒くさいこ

        • 【ゲーム思考】 2-3:情報収集は効率的

          前回、「情報収集は非効率」というお話をしました。今回は、「情報収集は効率的」というお話です。矛盾しているようですが、実は矛盾していないということをしっかりとお伝えできればと思います。 簡単に言えば、情報収集は非効率的なのではあるが、そんな情報収集にちゃんと丁寧に向き合うと、人生という長いスパンで見た時に、情報収集を避けて通るよりも結局は効率的になることが多いという話です。 RPGをやっていてこんな経験はした方は多いのではないでしょうか? ダンジョン(ドラクエに出てくる迷路

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        • ゲーム思考
          12本

        記事

          【ゲーム思考】 2-2:情報収集は非効率

          前回、「人生や仕事に情報収集が不可欠」という話をしました。 確かに情報収集は必要なのですが、本質的にはとても非効率なものです。 近年インターネットの登場で、以前よりは格段に情報収集がしやすくなったことは事実ですが、それでも情報の真贋やその質をジャッジするのは難しいですし、概念すら知らないようなことを調べるというのはとても困難なことです。 このような情報収集の難しさはRPGでも同じです。 親切に情報が開示されてクリアできるRPGもあれば、わずかなヒントをもとに、断片的なた

          【ゲーム思考】 2-2:情報収集は非効率

          【ゲーム思考】 2-1:情報収集の必要性

          RPGにおいて、「情報収集」はつきものであり、ほとんどのRPGにおいて重要なこと、それは1にも2にも情報収集です。情報収集をしないとストーリーが始まらなかったり、前に進まないというものが非常に多いです。 ではなぜ情報収集が必要なのでしょうか? そこに、小説・漫画・映画・演劇などとゲームとの最大の違いがあります。 小説・漫画・映画・演劇などは、基本的に、完全に定まった一本道のシナリオをユーザーにリニアに伝えるものがほとんどです。 一方でゲームは、自分で操作したり、コマンド

          【ゲーム思考】 2-1:情報収集の必要性

          【ゲーム思考】 1-5:目標の工程を楽しむコツ

          前回の記事で、「目標の工程を楽しんだもの勝ち」という話をしました。 とはいえ世の中、楽しみを見出しづらいものが多いことも事実ですよね。ということで今回は、なかなか楽しみづらい状況でもできる限り楽しみを見出すコツを考えてみましょう。 まず1つ目は「大きく捉える」です。 目の前のことをひとつひとつ小さく見るのではなく、大きな目標とか大きな流れとして捉えるということです。 部活動で例えるとわかりやすいかもしれませんが、大好きなスポーツや音楽などをやっている中でも、辛いトレー

          【ゲーム思考】 1-5:目標の工程を楽しむコツ

          【ゲーム思考】 1-4:目標の工程を楽しむ

          大きな目標と関係のないサブクエストを毎回めんどくさいと思う人がいる一方で、サブクエストからも楽しみを見出せる人もいます。 ゲームを楽しむことが得意な人は、面倒なお遣いのような何気ないサブクエストをやっていたとしても、そのサブクエストに関わるキャラクターの性格や背景を想像して色んな妄想をしたり、この後に何が起こるのだろうと想像した上で実際の結果との違いを分析したりして、その気づきや発見を楽しんでいます。 そういう人は、本当に面倒くさいとしか思えなかった物事に対しても、面倒ご

          【ゲーム思考】 1-4:目標の工程を楽しむ

          【ゲーム思考】 1-3:自分で目標を決める

          RPGでは、大きな目標につながるメインクエストや、それ以外のサブクエストなどがたくさんありますが、それらをいつどのようにこなしていくかは、基本的にプレーヤーに委ねられています。 プレーヤーはゲームを再開するごとに、その日何から始めてどこまでやったらその日のゲームを終わりにするのかを、自分の意思で決めてプレーしているはずです。 例えば今日は、 ・気になっていたダンジョン(ドラクエ内に出現する迷路状の施設)を攻略しよう ・レベルを上げよう ・武器を買えるようにお金を貯めよう

          【ゲーム思考】 1-3:自分で目標を決める

          【ゲーム思考】 1-2:さまざまな目標

          RPGでは、竜王のようなラスボスを倒すという大きな目標以外にも、途中のサブシナリオにおいてさまざまな目標(サブクエスト)が設定されています。 例えば、ドラゴンから姫を救い出す、仲間を探す、困っている人を助ける、などです。 このように、ラスボスとは直接関係のない、ゲームの途中で発生するさまざまなクエストをこなしていくことでストーリーが進行して行ったり、アイテムをゲットしたり、パーティ(一緒に旅をするチーム)が強くなったりします。 RPGの中では、そういった寄り道のようなも

          【ゲーム思考】 1-2:さまざまな目標

          【ゲーム思考】 1-1:大きな目標

          RPGと呼ばれるゲームには、何かしらの「大きな目標」が設定されていることが多いです。 例えば、「ドラゴンクエストI」では、伝説の勇者ロトの血を引く主人公が、姫をさらったドラゴンを探したり、闇の覇者でラスボスの竜王を倒したりします。とにかく『竜(ドラゴン)を探求する(クエスト)』する旅なので、ドラゴンクエストだったのです。 ここで人生についてもゲームになぞらえて考えてみます。 人生に何か大きな目標を設定すると、自分はそれを達成する壮大な物語の主人公のような気分になるため、

          【ゲーム思考】 1-1:大きな目標

          【ゲーム思考】 0.人生をRPGゲームになぞらえて有利に進めよう

          もっと人生、うまく生きていけたらいいのになぁ、と思うことってありませんか?なんかラッキーな人とか、なんか仕事でうまく立ち回ってる人、なんか楽しそうな人、とかって周りにいたりするんじゃないでしょうか。 でもそれ、ちょっと周りの見方、捉え方を変えるだけで、すごく人生や仕事が楽しめるようになるんじゃないのかな?というのがこれからnoteにて連載していく「ゲーム思考」のお話です。 「ゲーム思考」とは何か。 その名の通り、物事をゲームになぞらえて捉える考え方、です。私たちはその中

          【ゲーム思考】 0.人生をRPGゲームになぞらえて有利に進めよう