見出し画像

【ゲーム思考】 2-6:行動で情報を稼ぐ

ゲームの世界では、キャラクターたちから情報をたくさん集めても、それぞれ言っていることがバラバラだったり、要領を得ないことが多く、その彼らが言っているイベントにチャレンジし、体験して初めて彼らの言っていることが理解できる、ということがよくあります。

つまり、ゲームにおいて情報収集は重要なのですが、それでも実際にやってみないことにはわからないということも多いということなのです。

これは人生や仕事においても全く同じです。
情報収集をたくさんしてもなかなかピンと来なかったことが、1回体験してみるだけで腹落ちするレベルまで深く理解できた、なんてことはたくさんあります。

本来は、「賢者は歴史に学び、愚者は体験に学ぶ」という言葉が言うとおりに、なるべく情報収集だけで事を為せればそれに越したことはないのですが、残念ながら生まれながらの賢者ということでもない限り、歴史から学ぶことには限度があります。

実際のところ体験から学べることというのも非常に多いので、体験しながら学ぶというのはいつでも有力な選択肢の1つになります。

知っていることと理解していること、理解していることと実践できること、さらに、実践できることと習熟していること、それぞれが似ているようで大きく異なるように、そもそも実践が伴わないとなかなか理解が深まらない性質のものもあります。

もし、人生でチャレンジしようとしていることが、そのような性質のものだと判断したら、アウトプットファーストの精神で実際に行動しながら、それを達成するために必要な情報を調べていく、というやり方でうまくいくことが多いというのが、人生や仕事を有利に進め、評価されている人の共通理解のようです。



▼イラストのみをじっくり見たい方はこちら