EUは果たして本当にオワコンなのか? 幸せとは一体何だろうか?
アメリカ、中国、EU 情報戦争 次の時代の覇者は?
・本命 中国 (ただし不確実性高し)
・鉄板 アメリカ (西側諸国の希望の星)
・大穴 EU (勝てる見込み無し)
と言う事ができます。
中国は、
プライバシーを無視できる特権
共産党が経済権をコントロール
世界第2位の国力
優秀な人材が多数いる
しているがゆえに、情報収集能力、情報集約能力に非常に長けています。また人口が世界一と多く、マーケットも活発で、共産党が金を市場に流せる(財政政策がちゃんと出来ている)
深センに優秀なエンジニアをたくさん抱えている。優秀な企業BAT(Baidu、Alibaba、Tencent)を抱えている。
国民の情報を横断的に集約する事が出来る
と正直次の情報戦において圧倒的に有利です。
何故なら次世代の情報戦とはいかにもAIを酷使するか?が大きなポイント。
AI使わせれば、合理的な商品販売、合理的なサービス、面倒臭い事のアウトソーシング
要するにこれから先事業の描くとなるほぼ全ての情報や商品において圧倒的な優位性を確保できます。
例えば
トラブルシューティング
でもAlibabaのAIのEvaは大変優れていて、オペレーター(人が解決しなければならない)に行くクレームの数を飛躍的に減らしますし
例えば、購買行動や探している商品の内容から子供が出来たとAIが判断し、先回りしてオムツをお勧めリストに入れたり
事前に犯罪に走りそうな人物のピックアップから
スマホを使って商品を購入したり会員登録したりする手間を減らす事、オペレーター(人)に頼らなくても問題解決をする事でお互いのコストを減らす行為
自動運転による流通革命
5GとIOTによる利便性と監視の強化
大陸間弾道ミサイルの事前予測からオンラインでの軍事防衛や攻撃への転用
とこれから先のビジネスの格になりそうなありとあらゆるサービスはAIによって行われます。
よってどれだけ情報、それも個人のプライバシーに踏み込んで行けるか?
がその国家がどだけの将来の可能性を秘めているか?
に繋がります。
そう言う意味では、中国はハレーションによる第二次黄巾の乱が偶発的に発生するリスク(カントリーリスク)
以外のデメリットがありません。
ほとんど最強です。
これが中国が大本命たる所以ですね。
次に、アメリカです。アメリカは資本主義体制を維持している国家で圧倒的な地位を確保しております。
中国は、何をするのにも国家の監視や制約を受けるので当たり前ですが、自由がありません。むしろカントリーリスクしかありません。
なので中国では自前で優秀なエンジニアやプログラマーを育てる以外に優秀な人材を確保する術が殆どありません。
所が、建前ベースですがアメリカには最大限の自由と、シリコンバレーエコシステムがある為、大きなビジネスする上では大変魅力的に映ります。
なので、自由を愛する資本主義経済権の優秀な人的リソースはシリコンバレー(アメリカ)に集まります。
そうやって作られて圧倒的な利便性を武器に、建前ではプライバシーを守るとか自由とかほざきますが
もう、アメリカの商品やサービスなしでは便利で快適な生活が維持困難な所まで飼いならされた我々消費者は
GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)の前では、プライバシーを進んで手放すしかありません。
なので、個人情報を手に入れる上で、アメリカ以上に情報収集能力と情報収集サービスを有している国は存在しません。
資本主義経済権において圧倒的な強者であり覇者です。
所が、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)はお互いにライバル関係なので仲が良くありません。
なので、中国共産党見たく国家が牛耳り全ての情報を吸い上げる様な力技が平時では出来ません。
中国とアメリカが戦争でもしない限り、アメリカに溜まった情報を一つに集約する事が難しいのです。
ここが、中国の方が有利だと考察できる所以ですね。
そして最後がEUです。
EUは戒律厳しいイスラム教の様な国家を形成しております。それはEU圏内で集めた情報をEU以外から持ち出す事を厳しくコントロールしておりますし、
ユーザーの同意なくして個人情報を収集する事が出来ません。
(アメリカもユーザーの同意なくして個人情報を収集できませんが、サービスも利用できません)
と、EUは個人の情報に対してヒステリックなくらい憂慮しており、これから先の時代はどれだけ一箇所に大量の個人情報を集約させるかが勝負の時代に
EUは真逆を進んでおります。
なのでこの様な状況なので、EUから次の時代の煌めくベンチャーは大変生まれにくいです。
これがEUがオワコンたる所以ですね。
さて、経済という軸から考察するとEUは圧倒的弱者です。合理性のかけらもありませんし。
ある意味自ら負けに行っています。
しかし、幸福、という観点から見るとEUは流石に歴史が長いだけあって、何が人々にとって幸福なのか?を一番理解しております。
経済は大事です。所が果たして経済さえ上向けは我々は幸福になれるのでしょうか?
EUは本当に愚かなのでしょうか?を解説します。
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