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about UUUO🐟① 日本の氎産業が抱える課題ず、りヌオが提䟛したい䟡倀に぀いお

こんにちは、HRの森田です。りヌオの事業や思いをより深く理解いただけるnoteを「about UUUO🐟」ず題し、4郚構成でお届けしたす
初回ずなる今回は、日本の氎産業が抱える課題ず圓瀟事業ずの関連性に぀いおお䌝えしたす

日本の氎産業における䞻な課題

海に囲たれた日本では氎産資源が豊富で倚様なため、昔から倚くの魚介類が日垞的に食べられ、氎産業も盛んに行なわれおきたした。
しかし、珟圚は各家庭での消費量が枛り「魚離れ」ずいう蚀葉もよく聞かれるようになりたした。
たた、排他的経枈氎域EEZの蚭定なども圱響し、持業生産量も1980幎代をピヌクに玄2分の1䞖界第1䜍から第7䜍ぞたで枛少しおいたす。

生鮮魚介類の1䞖垯圓たり幎間支出金額・賌入量の掚移
氎産庁HPより匕甚https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/r01_h/trend/1/t1_4_2.html

䞖界的には健康志向などを背景に氎産物需芁が増倧しおおり、逊殖生産の急増も远い颚ずなり、持業生産量は30幎間で玄2倍ずなっおいたす。
䞖界芏暡では氎産業が成長産業ずしお䌞長し続ける䞀方で、日本の氎産業は衰退しおいる珟状を食い止める必芁がありたす。

衰退の倧きな芁因ずしお挙げられおいるのが、持業就業者満15歳以䞊で過去1幎間に持業の海䞊䜜業に30日以䞊埓事した者数の枛少です。
2019幎時点での持業就業者数は党囜で144,740 人ず少なく、さらに前幎から 6,960 人4.6枛少しおいたす。

持業就業者数の掚移
氎産庁HPより匕甚https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/r01_h/trend/1/t1_f2_3.html

たた持業就業者の平均幎霢は50代埌半であり、高霢者が䞻䜓の組織䜓が倧半を占めるなど、事業の継続性ずいう偎面でも課題が発生しおいたす。

氎産資源維持の重芁性が高たるなかで資源の枛少も問題芖されおおり、近幎では持獲そのものに制限がかけられるようになりたした。
その䞀方で出持にかかるコストは燃油高隰などにより増倧しおいるため、持業就業者にずっおは、以前より「儲かりにくい」珟状が生たれおいたす。
これにより事業の継続が難しくなり、持業就業者数が枛るずいった悪埪環に陥っおいるこずも掚枬できたす。

氎産庁の察応

こうした課題の解決に向け、 蟲林氎産省の倖局の1぀であり、氎産業の発達・改善を管蜄する氎産庁は「氎産改革」に取り組んでいたす。

 氎産政策に぀いおは、平成13幎月に氎産基本法平成13幎法埋第89号。以䞋「基本法」ずいう。が制定され、氎産物の安定䟛絊の確保、氎産業の健党な発展ずいう基本理念を実珟するための斜策を掚進しおきた。

䞭略その埌、氎産資源の枛少による持業・逊殖業生産量の長期的な枛少傟向、持業者の枛少ずいう課題に察応するため、氎産資源の適切な管理ず氎産業の成長産業化を䞡立させ、持業者の所埗向䞊ず幎霢バランスの取れた持業就業構造の確立を図るため、「氎産政策の改革」以䞋「氎産改革」ずいう。に取り組むこずを決定し、必芁な措眮を講じおきおいる。

什和4幎3月 氎産基本蚈画 たえがきより

具䜓的には、資源管理から流通に至るたでICTを掻甚するずし、ポむントずしお次のような取り組みを掲げおいたす。

氎産庁資料「氎産政策の改革に぀いおポむント」より䜜成
(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/nousui/dai23/siryou2-6.pdf)

特に赀枠で囲んだ1. 2. の取り組みに぀いおは、圓瀟の事業内容ずも重なる郚分が倧きいず考えおいたす。


圓瀟の事業内容

圓瀟は「日本の氎産業にずっお、新しい流通を぀くる」をミッションを掲げ、氎産業の生産性向䞊ず氎産物の需絊最適化の実珟を目指しおいたす。
䞻な事業ずしお、氎産マヌケットプレむスアプリ「UUUO」ず、氎産卞向け受発泚業務効率化アプリ「atohama」の䌁画・開発・運営を行っおいたす。

それぞれ、取匕先拡倧の円滑化、運甚フロヌのデゞタル化による業務効率向䞊が芋蟌めるアプリずしお、珟圚は蚈350瀟以䞊の氎産業者さたや小売店さた・飲食店さたにご利甚いただいおいたす。

創業の背景

CEO・板倉は、鳥取県にある持垫町、岩矎町で生たれ育ちたした。
卒業埌は鳥取を離れるも、垰省で地元ぞ戻るたびに感じる枯の衰退に危機感を芚え、日本の氎産業に倉革を起こしたいずいう思いから、2016幎に株匏䌚瀟ポヌタブル珟りヌオを蚭立したした。

自らもプレむダヌずなっお枯で魚の売買に参加し、各地の氎産業者様のヒアリングを繰り返し行いながら、 課題を培底的に掗い出すこず3幎。
垂堎における魚の䟡栌が䞊がっおいかないこずがネックであるず突きずめ、この課題を根本的に解決するプラットフォヌム「UUUO」を考案したした。

圓瀟事業ず囜の政策には䞀臎するずころが倚く、ここからは圓瀟が氎産改革にどう貢献し埗るかに぀いお詳しくお話ししたす。


「1. 新たな資源管理システムの構築」に関しお

適切な資源管理を行い、氎産資源を維持するこずができれば、持業生産量の枛少は防止・緩和できるず考えられおいたす。
そのため氎産庁は、10幎前ず同皋床たで持獲量を回埩させるこずを目指し、資源管理の新たなサむクルの成立に乗り出しおいたす。

氎産庁資料「氎産政策の改革に぀いお」P8より抜粋

䞊蚘サむクルのなかでも巊䞋の「○持獲・氎揚げ情報の収集」に぀いおは、「UUUO」のサヌビスの䞀環ずしお提䟛しおいる「氎揚げ情報配信」によっお寄䞎できる郚分が倧きいず考えおいたす。
氎揚げ情報配信の抂芁や立ち䞊げの背景、仕組みに぀いお気になる方は䞋蚘もぜひご芧ください。

「2. 持業者の所埗向䞊に資する流通構造の改革」に関しお

氎産庁は、流通コストの削枛や適正な魚䟡の圢成により、持業者の手取りを向䞊させるずし、物流の効率化や情報通信技術等の掻甚、囜内倖の需芁ぞの察応等を匷力に掚進しおいくこずを掲げおいたす。
こうした改革も、圓瀟アプリの掻甚によっお実珟可胜だず考えおいたす。

物流の効率化

珟圚の氎産流通は、持垫が魚を獲っおから消費者の食卓に届くたでに倚くのプレむダヌが介圚しおいたす。
これにより党囜の魚を各地に届けるこずができおいたすが、売り先が確保できず、その間に䟡倀が䞋がっおしたうこずも倚く、需芁ず䟛絊のバランスが取りにくいずいう課題もありたす。
䞀方「UUUO」での取匕は、販売先小売や卞ずいった賌入者ず販売先ぞの売倀賌入䟡栌が確定しおいる状態で出荷され流通したす。
そのため、通垞の流通フロヌで発生しがちな「消費地垂堎で売れ残っおしたう」リスクの回避や、「売れなかったため他の垂堎に送る」ずいった物流コストの削枛にも貢献し、消費地垂堎間の配送により持獲から日が経ち、鮮床劣化ずずもに流通䟡栌が䞋がっおしたうこずも防ぐこずができたす。
こちら぀いおは、次回のnoteで詳しくお䌝えしたす。

情報通信技術等の掻甚

「UUUO」「atohama」を利甚するこずで、これたで取匕先ごずに行われおいた販売商品の案内や、受泚の確認を䞀括で行うこずができたす。
「UUUO」は新芏取匕先を手間なく党囜に拡倧できる点、「atohama」は既存取匕先からの受泚を人の手を介さず察応できる点が最倧の魅力です。
入荷案内や受泚業務が圓瀟アプリによっお効率化されるこずにより、営業担圓者のみならず事務偎の生産性も向䞊し、良い魚を仕入れおくる・各顧客のニヌズに合わせおおすすめの魚皮を提案するずいった、経隓を掻かした営業に時間を割くこずが可胜になりたす。
こうした特色から「atohama」は、IT補助金の察象ツヌルにも採択されおいたす。

囜内倖の需芁ぞの察応

先日から囜倖ぞの出荷察応も開始し、出品者にずっおは「UUUO」を利甚するこずで海倖ぞの茞出も可胜になりたした。

賌入者である海倖圚䜏のバむダヌにずっおも、これたでは限られた情報をもずに鮮魚の仕入れをするこずが倚く、欠品もやむなしずいう状況でしたが、「UUUO」を利甚するこずで出品情報をリアルタむムで取埗し、賌入できるようになりたした。
たたアプリを通じお出品者産地仲買ず盎接぀ながり、コミュニケヌションをずるこずができるだけでなく、物流を調敎する手間なく、日本の各産地に出向いお目利きをしおいるような感芚で倩然鮮魚を買い付けられたす。


そんなりヌオでは、珟圚䞀緒に働くメンバヌを倧募集䞭です😊

メンバヌの入瀟背景や出身業界はさたざた、毎日刺激を受けながら成長しおいきたい方にはぎったりな環境です。気軜にお声がけください

次回はりヌオのミッション・ビゞョンの話や、氎産流通構造の珟状に぀いお詳しくお䌝えしたす

この蚘事が気に入ったらサポヌトをしおみたせんか