【よもやまnote#2】 入社から2年、色々あったよね。そして、これからのウーオ。
あっという間に12月ですね❄️!HRの森田です。
今回のよもやまは、古参メンバー3名が語る、濃い〜〜よもやまです!!
かなり赤裸々に語ってますので、ぜひ最後までお楽しみください☺️
🔵 知念:今回はウーオの古株3名に集まっていただきました。ウーオの過去と未来について、お話できたらなと思ってます!
神崎さんは2020年の4月、前中さんは2020年の6月、三京さんは2020年10月に入社されているということで、最古参の神崎さん、一番辛かったのっていつですか?
🟠 神崎:一番か〜・・いや、めっちゃありますよ。めっちゃ色々あるっすけど(笑)うーん、そうっすね。
やっぱり事業で行くと、最近ようやく兆しが見えてきた感はあります。今年に入るまでは結構労働集約型で、ひたすら早起きして、魚の情報を集めて売っていくことをやってたので、そこは大変でしたね。
🟢 前中:神崎さん、早朝からいろんな産地に順番に魚の買い付けを依頼してて、ほんとに大変そうだなと思ってました。ここがダメだったら、次ここみたいな感じで片っ端から電話をかけていたので、当時は「これはやばいな」って思ってました(笑)
🟠 神崎:その時はひたすらに数字を追いかけるみたいな感じだったんで、その意味付けが難しかったんですよね。会社として、今みたいにアプリがメインで使われている状態でもなかったので。
スタートアップってこんな感じなんだろうなとは思っていたんですが、振り返ると、あの時はきつかったなと。
🔵 知念:そういう時に先が見えないってかなりしんどいだろうなと。
それって、例えると、真っ暗なトンネルを走り続けるなかで、出口がありそうな、ちょっと光が見えているような感じだったのか、それともとにかくもうがむしゃらに走っていた感じ?
🟠 神崎:半分半分っすね。手段はどうであれ、広げていけばなんかありそうみたいな、漠然としたイメージは持ってましたね。
🔵 知念:そんな姿を見て、三京さんはどんな気持ちでアプリ開発を進めていったんですか。「これじゃあかんやろ」みたいな?
🔴 三京:そうですね・・でも神崎さんとは通じ合ってましたね(笑)
神崎さんってやっぱりすごくて、チーム内でのポジションを確立するために、当時からすごく成果を出していました。そこから「神崎さんの言うことならぼちぼちやろうや」っていう雰囲気ができてきて。
🟠 神崎:UUUO Base(鳥取の出荷拠点)にいると、会社の未来とかを描く余裕がないんですよね。そういうメンバーにも認めてもらわないとあかんなと、入ってから半年〜1年くらいは鳥取に何回も行きましたし、売上にもフルコミットしてました。
🟢 前中:私が入社した時、オフィスにセールスチームのメンバーが全然いなかった記憶があって。神崎さんは入社してから何日か後に「あ、はじめまして」って挨拶したと思うんですけど、そういうことだったんですね(笑)
🟠 神崎:そんなこともありましたね!
🔴 三京:僕は前向きな気持ちというかウキウキしていて、「楽しみだな〜スタートアップ!」と思ってウーオに入社したんですが、入ってみたらすごい冷たい風がビュービュー吹いていたんですよ。
(一同:笑)
🔴 三京:お風呂に浸かってみたら、あったかいところと冷たいところがあるみたいな。まだビジネスとしてちゃんと成り立っていなかったから、全員がとても前向きという状況ではなかったですね。
🔵 知念:なるほど・・それはきついですね・・(苦笑)
🔴 三京:でも、スタートアップってそんなもんじゃないですか。神崎さんとはそこの共通認識があったので、僕もそんな状況を乗り越えられたというか。
🟠 神崎:ウーオって当時から「今はできてないけど、実現するためにどこから埋めていこうか」と議論することが多かったので、そういう考え方が合わないところから綻びが生じていったこともありましたね。
この経験から、採用に関しても「この組織にこの方が入るとどんな化学反応が起こりそうか」っていうのはすごく考えるようになりました。
🔵 知念:前中さん、この2年間の神崎さんを見てどうですか。
🟢 前中:いやー、めっちゃ今楽しそうだし、幸せそうだと思ってて!(笑)
(一同:笑)
🟢 前中:私も当時は何が正しいか分からない中にポツンといたんですけど、ようやくみんなが何を考えてるかが分かってきて、神崎さんがやりたいことも周りにすごく伝わってきてるなっていうのが今の印象です。
よくここまで貫いてくれたなって思います。
🟠 神崎:仲は良いんだけど、本音で話したことなくて、何を考えてるか分からないところがありましたよね。チームとか会社単位で自己開示する場面もあまりなかったし。
🔴 三京:今はもう雰囲気から全然違いますよね。
これはもう翔太郎さん(神崎さん)の功績だと思います。
🔵 知念:話がウーオというより神崎さんの2年間になってきてますね(笑)
そしたら、前中さん、今めちゃくちゃマルチに動いてもらってますけど、改めての当時の状況と仕事の変遷について聞きたい!
🟢 前中:私は当時のバックオフィス担当の方が辞めるとは知らずに入社して、どんな仕事があるのかも分からないままに1週間で引き継がれちゃって。
気づいたらこれ来てないですけどとか、これ出されてないですけどって電話があちこちからあって、対応していくうちに、どんな業務を担当しないといけないのかを具体的に学んでいった感じでしたね(笑)
🔵 知念:そんなカオスのなか、よく辞めなかったね・・!
🟢 前中:よく辞めなかったなって、自分でも思います(笑)
今も、自分がいつも何やってるか分からなくなるくらい色々対応してるんですけど、あの時は全体像がある程度見えてきたタイミングがあって、そこで「これ、回せそうだな」って思えてきたんですよね。
あとウーオは時短勤務とか関係なくいろんな業務をやらせてくれるし、仕事そのものも面白いので、半年過ぎたくらいから前向きになれました。
それと同時に、これは私がいなきゃいけないって思い始めてきて(笑)
🔵 知念:責任感とバイタリティがすごいよね。
🔴 三京:素晴らしいですよ。
🟠 神崎:いや、ほんとにすごいっす。
🔵 知念:なるほどなー。2年でいろんなことが変わってるんですね。
🟠 神崎:そうっすね、変わりましたね。
🟢 前中:アプリも、最初三京さんがウーオ市場(注:toB向けの水産物売買マーケットプレイス。現在の「UUUO」のメインサービス)を作ったときに「本当にこれで行けるの?」みたいな感覚があったんですよね。
最初に話してたように、当時はアプリを介さずに魚を売ってたんで、 よくその発想になったなっていうのもあるし、実際にやってみようと判断したのもすごいなと思いました。
でもウーオ市場がなかったら今の状況にはなってないわけだから、ほんとに三京さんさまさまです・・!
🔴 三京:前中さん秘伝のスプレッドシート(送料や取引先関係をまとめた表)があるじゃないですか。そのデータがすごくて、全くアプリに置き換えられていない状況で。
だから前中さんも全然信じてないんですよ(笑)「この表示価格で本当に大丈夫なんですか?」って。全然信頼されてなかった感じでした(笑)
(一同:笑)
🔵 知念:そうなの!?いや面白いわこの話!マジで飲みながらやろ(笑)
ウーオ誕生秘話、もっと聞きたい!!
🔴 三京:僕が入った時点で、土谷師匠(CPO・土谷さん)が1,2年かけて現場に行って開発してきたものがプロダクトとしてはあって。
あの当時であれだけ形になっているのはすごいなと思いましたけど、そのプロダクトはUUUO Baseの売上を伸ばそうみたいな観点で作られてたんですよね。
なので鳥取の情報が中心で、機能も鳥取の動きに合わせていて、他の魚種だと難しいとか。セリ前の発注を受け付けるアプリ、という感じでした。
🔵 知念:サービスとしてスタートしたのは何月ぐらいだったんですか。
🔴 三京:ウーオ市場がスタートしたのは2021年3月ですね。セリ前発注から、すでに手元にある鮮魚を出品する在庫出品という形をとりました。
UUUO Baseのメンバーが「買い付けた後、 写真撮って出せばええ感じになるんちゃうかな」ってアドバイスをくれたのがきっかけですね。
めっちゃ覚えてるのは「前注文が来たものを買うんじゃなくて、お客さんが何を欲しいかを考えてから、先に買って売るのが商売だと思います。リスクをとっていかないとだめっすよ」って言われて。
🟠 神崎:ああ、確かに言ってたな。
🔵 知念:そんな背景で今の形になったのか・・!いや、面白いな。
いつ頃から手応えを感じ始めたんですか。
🔴 三京:手応えか〜そうっすね〜・・・
🟢 前中:どっかのタイミングで、累計購入数が10000件を超えた時に、おお〜ってなってませんでしたっけ。
🟠 神崎:あー!ありましたね。
🔴 三京:そこからデータが集まる仕組みができ始めましたよね。アプリを介さずに立てた売上もアプリ上でデータとして登録できるようにしました。
この辺りからセールスも巻き込めて、組織全体としてもアプリを中心に考えていけるようになってきた感じがありましたね。
🔵 知念:なるほど。でも今年2月の時点では、まだ神崎さんはアプリを売り込んでなかった記憶があるよ。
🟠 神崎:「Maehama Cloud」を売り込もうとしていた時期っすよね。
🟢 前中:そこも「Maehama Cloud」で一気に営業かけて、CSチームもできて・・っていう流れから、ウーオ市場の機能がメインの「UUUO」と「Maehama Cloud」を1つのプロダクトにする方向に変わりましたよね。
🔴 三京:あー!そうでしたね。1プロダクト化もあのときやっといて良かった。
🟢 前中:考えてみたら、直近1年の方がめっちゃ激動かもしれない。
🟠 神崎:そうっすね、この1年・・いや半年、色々ありましたね。
🔵 知念:セールスにとって6,7月はすごく大変というか、激動でしたよね。
これまでアプリを介さない取引が売上のほとんどを占めていたのに、これからはアプリ経由で売上を獲得しましょうと一気に舵を切って。
当時は色々な気持ちになったりもしましたが、三京さん・前中さんはどういう風に思ってたのか気になってて。
🔴 三京:アプリ中心で進めていくのはいいんじゃないかなとは思う反面、今までのやり方を辞めてしまう必要はないんじゃないかなとも思いました。
🟢 前中:これからさらに売上を上げていくには、人力だけでやっていくのは結構もう限界だろうなと思ってたんで、 私もアプリ移行は賛成でしたが、一気に振り切ったな、という感じがすごくあって(笑)
今まで何回もこういう場面があったとは思うんですけど、今回は売上がヘコむかもしれないリスクもあるし、ここまで賭けに近い意思決定は初めてだったんじゃないかなと思いましたね。
🔴 三京:アプリ移行については逆に神崎さんに聞きたいっすよね。
そこから転化して、売上を現在進行形で最大化していけてますし。
🟠 神崎:意思決定の場には自分もいたんですけど、売上を上げていくという観点、 顧客にいろんな意味での価値を提供するという観点、社内メンバーの納得度とか、トレードオフしまくる要素がめっちゃあって。そこを断行して調整していくのがきつかったっすね。忘れられない、夏の思い出です。
(一同:笑)
🟠 神崎:でもいい機会だったと思います。前中さんが言ってたように、労働集約しすぎるとスケールできないってのもあったし、ちょうどプロダクトが乗ってきたタイミングでもあったんで。
ただ、結果的には良かったけど、捉え方次第では今までやってきたことを一瞬否定されたような側面もあったんですよね。なので、自分やチームメンバーの気持ちをいい塩梅に持っていくことがいかに大切かという学びもありました。
🔴 三京:今もアプリを介さずに取引をすることはあると思うんですけど、なんだかんだアプリではアプローチできない部分、進行できない部分もあるという気付きがありましたよね。
🟠 神崎:直接コミュニケーションをとることは、価値を提案するタイミングとかフィードバックをもらう時に一番大切なプロセスなんだと思いましたね。産地のユーザーさんにオンボーディングするのもそうだし、アプリ経由ではできない領域も確かに存在するなと思ってやってますね。
🔴 三京:そうっすね。売り手・買い手の気持ちを直接感じられますもんね。
🟠 神崎:これまでやっていたことをデジタルに置き換えていきつつはありますけど、今CSがやっているように、電話をかけて直接やり取りしながら、 僕らのプロダクトに寄せていく動き方はこれからも必要だと思いましたね。
🟢 前中:確かに。
🟠 神崎:ウーオの事業って螺旋状に成長していってる感覚があって。 今は水揚げ情報から自分で見つけて、自分で魚を仕入れて売買していくことは手離れしていて、徐々にそのオペレーション自体を見直すことにパワーをかけることができてるというか。
今後はそこを要件定義して、さらにプロダクトに落とし込んでいくところに時間を使い始めるようになるんだろうなと思います。
🔵 知念:いやー・・こうやって話を聞くと、本当にいろんなことがあって、今のウーオがあるんだなと。
3人でこうやって昔のウーオについて話したりすることってあるんですか。
🔴 三京:振り返ったりすることはないですね(笑)
🟢 前中:仕事以外でこの3人が顔合わせる時は、基本飲んでる時しかないんで(笑)
(一同:笑)
🟠 神崎:しょうもない話しかしてないっすね。
🟢 前中:そうそう。で、記憶ないみたいな(笑)
🔵 知念:それは前中さんだけや!(笑)
(一同:爆笑)
🔵 知念:ということでね、今回は盛り上がりすぎてかなり時間が押しちゃいましたけど。今のウーオがあるのは、3人のおかげだと私は思っております。
続きはアフター6にしましょうかね、ぜひお酒飲みながらやろう!では!
いかがでしたか?
知られざるウーオヒストリーに私も興味津々でした!👀
最後に告知をさせていただきたく🙌
今回のよもやまnote参加メンバーのなかでも最古参の神崎さんですが、今月のUDM(UUUO Developers Meetup)に登壇します!
「現場ドリブンなサービス開発・設計を語る会」と題し、セールスリーダーの神崎さん・UI/UXデザイナーの久保坂さんが語ります。
ウーオで働く面白さについて、具体的に知っていただける機会になるかと思いますので、ぜひお気軽にご参加ください!
また、今回の記事やサービスなどを見て、ウーオでぜひ働いてみたいと思われた方は、下記ページ内の募集要項からエントリーをお願いします!
エントリーを迷っている方向けに、カジュアル面談も受け付けています🙆♀️
それでは、次回のよもやまnoteもどうぞお楽しみに☺️