新規サービスでデザイナー1人だった私が、大規模サービスのグロースに関わって学んだこと
Rettyでデザイナーしているモンゴル出身のウーレンです!ど〜も〜!
Retty社内の「Retty Part2 Advent Calendar 2021」の15日目の記事になります。Rettyの様々な職種の記事もあるので、興味がある方はぜひ!
今回は、Rettyに転職してからちょうど3年が経つので、3年間の振り返りをしながら学んだことを書きたいと思います。
Rettyに入社した理由
3年前に数ある会社の中からRettyを選んだ理由が、以下になります。
・ユーザーのことを大事にする文化が根付いているから
・働いているデザイナーさんがプロ意識が高く一緒に働きたいと思ったから
・共感しやすいサービスに関わりたかったから
・グロースフェーズのサービスに関わって、経験を積みたかったから
この中で、特に「ユーザーのことを大事にする文化が根付いている」とういうことが、一番の決め手でした。Rettyでは、職種関係なく日々の業務の中で、みんながUSER HAPPYという言葉を自然と使っていて、デザイナーとして働き甲斐がある環境だな〜と思い、入社を決めました。
Rettyでやってきたこと
以下は自分がデザインを担当したものです!
このようにデザインの幅も広がり、入社前に比べるとデザインスキルがグングンと上がってきました。そして、デザインスキルが伸びたポイントについて、以下に述べたいと思います。
フィードバックをもらえる環境のため、アウトプット力が高くなった
■BEFORE
Rettyに入る前は、新規サービスでデザイナー1人だったので、色々調べながら手探りでデザインしていました。作成したデザインが何か違うけど、どうしたらよくなるかが分からず、色々こねくり回すが、時間だけが過ぎ去っていく日々でした。要件からデザインまでに落とし込むためのコツもなければ明確な手順もなかったです。
当時の課題として、アウトプットの量はあったものの、質は大して上がっていなかったな〜と思います。
■AFTER
Rettyでは、シニアデザイナーが多く、他のデザイナーからフィードバックをもらえる環境のため、デザインする上での必要な知識やコツ、注意点など色んなことを教えてもらいながら、アウトプット力を鍛えられました。
以下のことをできるようになったお陰で、質の高いアウトプットをスピードを持って出すようになりました!
・情報設計の視点を持ってデザインできるようになった
・デザインする前に、デザインする対象についての知識や要件を把握してからデザインするようになった
・他のデザイナーさんからフィードバックをもらい、細部までしっかり目が行き届くようになった
・UIデザイン以外のデザインの経験を積み、アウトプットの幅が広がった
数字感覚やビジネス&エンジニアリング視点を持ちながらのデザインを意識するようになった
■BEFORE
新卒ですぐに新規サービスのデザイナーとして働いたので、ユーザー視点が強く、ユーザーに受け入れればそれでよし!という考えで、他のことには目も向けようとしていませんでした。
新規サービスをリリースして2,3ヶ月で閉じるという経験を繰り返していたので、デザイン以外の視点を鍛えるという考えがなかったな〜と思います。
■AFTER
Rettyは、月間約4,000万人のユーザーさんが利用しており、ビジネスモデルも確立している大規模サービスのため、まずビジネス視点やエンジニアリング視点を鍛えないと何もできないお手上げの状態でした。ここでも他のデザイナーさんに教えてもらいつつ、少しずつ学んでいきました。
しかし、Rettyはリリースして10年になるサービスなので、それなりに見る視点や情報量が多く、覚えるのに思ったより時間がかかりました(泣)。
あとは、月間約4,000万人のユーザーさんが利用しているので、自分がデザインした施策がどのぐらい数字にインパクトがあったかがすぐに見えるものの、数字の規模が大きく、なかなか理解できずにいました。
しかし、毎日チーム全員で数字を確認しながら、ああだこうだと言っているうちに少しずつ数字のことを分かるようになり、施策の数字も気になるようになり、デザインするのが更に楽しくなりました!
・ビジネス&エンジニアリング&ユーザー視点をバランスよく踏まえた上で、デザインができるようになった
・数字に対する意識が変わった
デザイナー評価制度ができ、自分の足りないデザインスキルを伸ばせるようになった
■BEFORE
デザイナー評価制度がなく、デザインスキルについて相談できる人もいなかったので、自分のデザインスキルのことを気にもしなかったです。まず、目の前のことを一生懸命やれば、デザインスキルが必然的に身につくだろうと思っていました。
確かに、目の前の仕事をやって、身についたデザインスキルもありましたが、客観的に自分を見れないので、天狗になっていたな〜と思います。
■AFTER
Rettyでデザイナー評価制度ができたおかげで、まず自分のデザインスキルを把握できるようになり、足りないスキルをしっかり伸ばせるようになりました。また、デザイナーとしてどういうふうに成長していくかが分かるので、デザインキャリアも思い描きやすくなりました!
足りないスキルをどうやって伸ばすかを他のデザイナーさんも一緒に考えてくれるので、本当にありがたく思っています。
Rettyのデザイナー評価制度に関する記事もあるので、興味がある方はぜひ!
Rettyでデザイナーとして成長する上で、モチベーションに繋がったモノ
Rettyならでの環境だからこそ、デザイナーとして成長する上で、モチベーションやデザインスキルの向上に繋がったと感じることがあります。
まず、冒頭でもお伝えしたように、社内でUSER HAPPYの考えが浸透していて、デザイナーとしてコミュニケーションしやすく、働きやすいなと思っています。
あと、社員の食に対する思いが熱く、プロダクトに対するモチベーションも高いので、みんなでプロダクトをより良くしようという気持ちがビシビシ伝わってきます。私も必然的にモチベーションが上がって、食を楽しみながら仕事しています。
そして、ユーザーさんをご招待して開催しているRetty Nightというイベントやオフ会など実際にユーザーさんと会ってお話をする機会が多く、ユーザーさんからプロダクトに対する思いやご意見、どのようにして食を楽しんでいるかなどをたくさん聞けて、プロダクトをもっと良くしていきたいと思える貴重な体験をさせてもらっています。
最後に
改めてRettyで学んだことを以下にまとめました。
・シニアデザイナーからのフィードバックで、アウトプット力がアップできた
・数字感覚やビジネス&エンジニアリング視点を持ちながらのデザインを意識するようになった
・デザインスキル定義がある中で、足りないスキルを伸ばす意識を持ちながらデザインできた
Rettyで過ごした3年間を振り返りしながら学んできたことを書きましたが、デザイナーとして学びの多い環境に恵まれて、着実に成長し続けられて、Rettyに入社してよかったな〜と思います。やっぱり環境が変われば人も変わるし考え方も変わる。これからもRettyの成長に貢献できるよう、引き続き頑張っていきたいと思っています!!!
そして、そして、Rettyを一緒に成長させていくデザイナーを募集中です!興味がある方はぜひ!