恐怖から、逃げられない
死にたい。消えたい。
そんな言葉しか出てこない日は、何をしたらいいんでしょう。
恐怖感と焦燥感に駆られて、勉強ができなくなってからこれで3日目。恐怖感から逃げるために体はうまくできていて、毎日のようにぐわんと頭が重くなり、眠気に襲われる。
たすけて、たすけて。こわいよ。
恐怖感が襲う。焦燥感が襲う。これらに対抗できるはずの唯一の武器、安定剤が今回は全くもって意味をなさない。
診察の時間、「何が怖いんだろう」と主治医は聞いた。「わからないです」と答えるしかない私。困った顔をする主治医をみて申し訳なく思いながら、頭を捻る。
何が怖いのかわからない。ただ、ただ怖い。
記憶は曖昧だが、LINEの記録にはしっかりと残っている。相談員さんとせなちゃん(4歳の別人格)の会話。
「こわいこわいだよ」「こわいからねちゃうの」
「暁ちゃんせなちゃんにいじわるする」「けられる」
「暁ちゃんせなちゃんのこときらい」
どうやら私(※暁・主人格)は自分が過去にされたことを、別人格のたった4歳の女の子に繰り返しているらしい。最低だな、おい。
私も怖い。せなちゃんも怖い。これは、私が感じている恐怖?それともせなちゃんが感じている恐怖?どちらなのだろう。わからない。
PTSDの症状が出始めたのは、去年の2月ごろ。なんというか、1年経ってもその時の「空気感」というものを体は覚えているらしく、酷く気分を害される。
ある一種のフラッシュバックなのかなと思う。
しかし、こんなに人としての形が保てない時期が続いてしまったら困ってしまうな。いや真剣にさ。
ねえ神様。
私、一体、何の罰を受けているのでしょうか?