褒められると警戒してしまう人でも嫌な気分にさせずに褒めて認めるコツ
あなたは、褒められると嬉しく思いますか?
それとも、ちょっと嫌な気分になってしまいますか?
あなたの周りに、褒められると喜ぶどころか警戒してしまうタイプの人はいますでしょうか?
褒めてもらうと、嬉しいというよりむしろ、余計なことをさせられそうな気がする、、、
褒めるという評価によってコントロールされる気がする、、、
そんな方はいらっしゃいませんでしょうか?
褒められるのが苦手な人のことも褒めることができます
私は今、コーチングを習っています。
コーチングというのは、対話によって相談者の目標達成や問題解決を引き出すコミュニケーションの技術ですが、
その中の一つに、「承認」というのがあります。
承認とは、相手のことを認めるということであり、相談者にとって「認めてもらえた」というのは前に進むのに大きな力となります。
しかし、人によってどんな言葉で「認めてもらえた」と思うかは異なります。
「すごいですね」「さすがですね」「素敵ですね」
そんなほめ言葉ならなんでも歓迎な人と、
ちょっとでも自分の行動を見られているような発言をされると嫌だという人がいます。
褒められるのが好きな人を承認するのは比較的ハードルが低いのですが、苦手な人にはどのように承認したらよいのでしょうか?
もう、いっそ承認しないのが良いのでしょうか?
それを解決するべく、コーチングの講義で紹介していただいた本がこちらです。
この本によると、褒められるの苦手でむしろコントロールされているのではないかと疑ってしまうタイプの人たちがいるのです。
その名も、「コントローラー」に属する人たちで、
むしろ自分が色々なことをコントロールしたいタイプになります。
経営者にも多いタイプのようで、見た目にも信頼できそうなまじめなタイプだそうです。
しかし、実は人を信用するのが苦手なのです。
例えば、夫婦関係でこんなことを言うひとがいます。
「夫に家事をやってほしかったら、褒めちぎれ」
どういうことかというと、
「あら、あなた料理上手ね~💛このシチューなんて絶品ね💛また食べたいわ💛」
というと、「よし!また喜んでもらえるように作るぞ!!シチューの次はパスタにも挑戦だ!」となりますよ~ということなのですが、
このコントローラータイプにやってしまうと、
「妻は俺を過剰に褒めることで、料理をしてもらおうと企んでいるに違いない。その手には乗らないぞ。もう作るのはやめよう」
となってしまうわけです😨😨😨
何ってめんどくさい!それならもう褒めてなんかやらないわ!って思いませんか?
私だったらそう思います。
そして褒める、承認するということをしなくなっているうちに、気がついたら隙間風が吹いてしまいます。
「だれのせいよ?人が褒めてるのに受け取らない人のせいじゃない!」
って思いますか?
はい、私はそう思っていました💣笑
でも、実はそんなコントローラータイプが悪いのではなく、コントローラータイプさんを上手に褒める方法があるというのです。
それが、
コントローラーさんがコントロールしているものを褒める
ということだそうです。
例えば、部下や家族、仕事組織などです。
(家族をコントロールしているというと、家族を支配しているようになってモラハラなどとの関連でそれはそれで問題なのですが、この話はちょっと置いておきましょう)
「○○さんの部署はいつも活気がありますね」
「○○さんのご家族は明るいですね」
こうした、間接的な承認であれば受け取ることができるそうです。
日常生活で人との関係性を良好にするために、自分だったら嬉しい褒め方以外にも、相手が嬉しいと思える褒め方のバリエーションを持つことが大切ですね。
なお、先ほどご紹介した本、「ほめる技術」によると、
コントローラータイプ以外に「プロモータータイプ」「サポータータイプ」「アナライザータイプ」と、全部で4種類のタイプがあるそうです。
この4つのタイプは互いに優劣はなく、どのタイプだから悪い、良い、ということはありません。
意外とこの点が落とし穴で、自分のタイプが当たりまえで他のタイプの人は気難しい、理解できない、変だ、と考えてしまいがちですが、
タイプが分かれていることを知るだけでも、褒められた時の感じ方ひとつとっても人それぞれだということの認識・理解につながると思います。
まとめ
褒められると勘ぐってしまうタイプの方には、その人に属する周りを褒めてみましょう。家族、部下、ペット、などがそれに当たります。
人によって、どのように褒められると嬉しいかは異なります。自分だったら嬉しいかどうか以外の指標ももつと、人間関係がより円滑になります。
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