『Practical magic』を分析してみた。
https://www.imdb.com/title/tt0120791/
こちらの映画は知人に勧められて観ることにしました。
事前情報は何もないまま視聴し、いい意味で裏切られました。
主人公が魔女なわけですから、世界観はかなりファンタジックかと思いきや、メインキャラクターのサリーはシングルで子育てをしているだとか、妹のジリアンは(※魔女=強い女のイメージなのに)悪い男に惚れてしまうとか、意外とリアルな設定がちりばめられているんですよね。
ちなみに主役を演じたサンドラ・ブロックとニコール・キッドマンは作品公開当時は30代だったようですが、それにしては大人の女性というより、女子という呼称がふさわしいキャピキャピした印象を受けました。
筆者は今も昔も女子のキャピキャピとは縁のない三十路女なので、羨ましいを超えて少し妬ましく思いましたね。はい。
前置きはさておき、分析いってみます。
分析
ログライン:先祖代々かけられた呪いのために夫を亡くし恋に消極的な魔女のサリーは、魔女であることで疎外感や偏見を感じながらも、同じく魔女で破天荒な妹のジリアンと支えあいながら暮らすうちに、新しい出会いが訪れる。
主人公:サリー
ドライブ:理想の相手と恋をする
インサイトインシデント:最初の夫を失う(魔法を憎むキッカケ)
プロットポイント1:ジリアンとの会話で活力を取り戻す
ミッドポイント:特製マルガリータでカクテルパーティー
フォール:殺して土に埋めたはずのジミーの痕跡がキッチンにあったと知る
プロットポイント2:娘たちのジリアンの自分を呼ぶ声が聞こえ家に戻る
クライマックス:町の人々に囲われるオーウェン家の女たち
好きなシーン
冒頭でも少し触れたように、この映画にはステレオタイプな女子のあるあるシーンがふんだんにちりばめられています。
・ジリアンが1人でノリノリで歌を歌いながら運転するシーン
→これはやったことある(嘘、助手席でだけど)
・姉妹で夜通しおしゃべり
→しかもパジャマってとこがまたイイ♪!やったことないけど。
・カクテルを飲みながら踊ったり毒舌カマしたりする
→姪たちと一緒に踊れる叔母さんたちが超クール!あんな風に歳取りたい
元一軍女子の皆さんは若かりし頃を回顧するきっかけになるかもしれないし、元カースト底辺の女子の皆さんは、一軍女子のキャピキャピ感を疑似体験することができますよ!無論、私は後者death!
最後まで読んでいただきありがとうございました☆