学生時代からの僕の勉強法 〜勉強終了後編〜
本記事を読む前に
本記事は、「学生時代からの僕の勉強法」における本編の勉強終了後編の記事になります。本記事だけでも理解できるようになっていますが、本記事を読んで勉強法の全体に興味を持った方は導入編をご覧いただけますと幸いです。
また、勉強を開始する前にやる気や集中力をアップさせて効率よく勉強を進めることを目的とした、本編の勉強開始前編を4記事、勉強中に効率よく勉強する方法について様々な切り口で解説した本編の勉強中編を5記事公開していますので、合わせてご覧ください。
勉強終了後編の概要
あなたは1日の勉強を終えたらまず何をしますか?
・スマホをチェックする
・家族と会話する
・パソコンでネットサーフィンする
・テレビをみる
・ゲームをする
・漫画を読む
上記のいずれかに当てはまる人は、せっかく勉強を頑張ったのに損をしているかもしれません。
勉強した後に上記のような行動をしてはいけません!
逆に、あることをすると勉強した内容が、頭に定着しやすくなるので、勉強してもなかなか覚えられないという人は、ぜひ本記事を読んで実践してみてください。
本記事では、勉強を終えた後になぜ上記のような行動をしてはいけないのか、何をすればよいかについて解説します。
勉強後のNG行動、なぜいけないのか?
先ほどNG行動として例に挙げたものの共通点は何をでしょうか?
それはずばり、頭にたくさんの情報をインプットする行動である、ということです。
勉強して覚えた内容は、覚えたと言っても勉強直後ではまだ頭に定着していません。記憶としては不安定な状態です。つまり、忘れやすい状態ということです。
このような忘れやすい状態の時に、全く別のたくさんの情報をインプットすると、どうなるでしょうか?せっかく覚えた内容の一部が忘れ去られてしまうのです。
勉強終了後に何をすれば良いのか?
答えは何もしないことです。
具体的には、睡眠、または、瞑想をオススメします。
何もしない時間を設けることで、脳は自動的に頭の中を整理して、記憶を定着させていくことができるのです。
睡眠
近年、睡眠の重要性とその効能は注目度を増してきており、本屋さんに行けばビジネス書コーナーにはたくさんの睡眠に関する本が並んでいます。それらの本の中から、あなたに合った睡眠方法を選択してもらえば良いです。
ここでは僕がいくつかの本を読んだ中で使いやすそうな方法について箇条書きで簡単に紹介します。
・朝起きたら日光を浴びておく(日光を浴びて16時間後くらいに眠くなる)
・寝る前の2時間はスマホやテレビ画面等のブルーライトを見ないようにする
・寝る前の90分以上前にお風呂に入る(入浴後90分で深部体温が下がり眠りやすくなる)
瞑想
勉強を細切れに分けて行う場合、毎回勉強後に睡眠を取ることは困難です。そのような場合にオススメなのは瞑想です。
瞑想の方法は様々なものがありますが、勉強後に覚えたことを定着させることを目的とした瞑想は、ごく簡単なものですので、説明します。
この方法は、勉強中編のその③理論とノウハウの章でも紹介しました。大切なのは目からの情報や耳からの情報をシャットアウトすることです。静かな場所で目を瞑ってください。そして、特に何も考えず5分〜15分程度じっとしていてください。何も考えないことが難しい時はゆっくり呼吸をしている息の流れを意識したり、座っている時に足やお尻が、床や椅子に接地している感覚に意識を向けてみてください。
瞑想は最初は3分くらいでもやたら長く感じてしまうものですが、慣れてくれば10分くらいは簡単にできるようになってくるので、休憩するつもりで、まずはやってみてください。
また、瞑想をうまく続けるコツとしては、何か考えが浮かんでしまった時には、その考えがすーっと離れていくことをイメージすると良いみたいです。
家族やルームメイトと生活している人は、「ごはんできたよ」という言葉で勉強をいきなり中断して食卓を囲んで会話をスタートする場合も多いでしょう。可能であれば、ごはんを準備してくれている方に、「あと15分でごはんできるよ」と事前に知らせてもらえるようにお願いしましょう。こうすることで、勉強を一旦終えて、10分程度瞑想をして頭の中を整理してから食卓に行くことができるでしょう。
本記事のまとめ
・勉強後すぐにたくさんの情報をインプットするような行動をとってはいけない
・勉強後は睡眠か瞑想で、勉強した内容を頭に定着させることが重要
以上で、勉強終了後編は終わりになります。
勉強法について他にもオススメの記事があります。
導入編
勉強開始前編
勉強中編