マガジンのカバー画像

おれらの更衣室

301
とりあえずみんながんばろう
運営しているクリエイター

2024年8月の記事一覧

雨乃日珈琲店へ

雨乃日珈琲店へ

ソウルのホンデという場所に、日本の方が営むお店がある。
神奈川で定期的に通っていた本屋の店長からおすすめしてもらった「雨の日珈琲店(아메노히커피점)」という場所に足を運んでみた。

一人でこういうお店に行くとカウンター席に案内されることが多く、ちょっとしたコミュニケーションが期待できるというのが良い点だ。
本やCDが並んでいる棚を眺めながら珈琲とケーキを待つ。

平日ということもあり店内が落ち着い

もっとみる
夜のパン屋へ

夜のパン屋へ

シェアハウスでの三人部屋生活が始まった。
ルームメイトは韓国人とスペイン人と日本人(私)という国際色豊かなメンバー。

スペインの子とはまだ軽い挨拶しかできていないけれど、どうやら推し活をしている様子。
かなり夜型の生活を送っているみたいなので、あまり顔を合わせる機会がないかもしれない(笑)

韓国人の子(以下Kちゃん)は、もともと大家さんからすごくいい子だと聞いていたため会えることを楽しみにして

もっとみる
ソウルでの新生活 ~家探し編~

ソウルでの新生活 ~家探し編~

電話番号が手に入った次は、家探しだ。
三箇所ほど目をつけていたものの、ツテも何もない状態。来てしまった以上、自分でなんとかするしかない。

この日はちょうどソウルに台風が接近していたため、最初はネットでの家探しに集中した。
前回よりも長期間になるのと勉強に集中するために初めはワンルーム一択で考えていたが、日本での引っ越しで疲れていた私は、なるべく気軽に住みたいという思いが強まっていた。
それにどう

もっとみる
30歳で再び韓国へ。~出発編~

30歳で再び韓国へ。~出発編~

韓国留学・ワーホリ生活から約5年。
運良くチャンスを手にし、再び韓国に来ることができた。

翻訳コンクールへの応募、会社での後任採用と引き継ぎ、税金関係やその他諸々の手続き、退居…といった怒涛の日々を過ごしていたからか、心は「無」に近かった。こういう状態を정신이 없다(直訳すると"精神がない")というのかもしれない。

慌てて詰め込んだキャリーケースとボストンバッグを引きずり羽田空港へ。
空港は何

もっとみる