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年末調整って何?今さら聞けない基本とお得な情報まとめ

こんにちは広報の郡司です。

年末調整のシーズンがやってきましたね!
みなさん、年末調整についてどれくらい知っていますか?🧐

学校ではあまり教わることがないので、何のためにやるのかわからない方も多いかもしれません。

「わからん!」って方、大丈夫です。私も最初はサッパリでしたから。

実は、私も「年末調整って何のためにするんですか?保険に入っていない人でもやる必要があるんですか?」と質問されて、うまく説明できなかった経験があります😿

同じように疑問を持つ方もいるはず!と思い、
この記事を書くことにしました。




年末調整ってなに?

まず、年末調整はサラリーマン(給与所得者)が対象です。
普段、給料から所得税が引かれていますが、その税金はおおまかな計算で引かれています


なので、ちゃんと正確に計算し直す必要があります。



そのために…!
毎年11月に、その年の1月1日~12月31日までの収入に対しての税金を再計算し、過不足を調整するのが、年末調整です。


そう、まさに「年末の大掃除」みたいなものです!(例えあってる?笑)


年末調整をすると、多めに払った税金は返ってきますし、逆に、足りなかった分は追加で納めることになります。

お金が戻ってくるなんて、ちょっとしたお年玉みたいですよね!



保険の控除って何?

次に、なぜ年末調整の時期に保険のことを聞かれるかというと、
保険は控除になるんです。

保険に入っている場合、その保険料は「控除」として所得から差し引くことができます。要するに「税金をちょっと減らせる魔法」みたいなものです。(例えあってる?笑 2回目)


大雑把に例えてみると、、(郡司調べ)

あなたは独身で年収が500万円だとします。
そして、以下の3つの保険に入っている場合、最大で12万円を所得から差し引くことができます。

・一般生命保険(控除の限度額4万円)
・介護医療保険(控除の限度額4万円)
・個人年金保険(控除の限度額4万円)

なので、実際の課税対象となる所得は500万円から12万円を引いた488万円になります。

控除をせずに、年収500万円に対して10%の税金がかかるとすると、税額は50万円ですが、保険料を控除した年収488万円に対して10%の税金を計算すると、税額は48万8千円になります。

つまり、この場合は、年末調整をすることで1万2千円の税金が戻ってくるわけです。※例なので、本当はもっと複雑な計算です。


1万2千円あったら美味しいディナーにも行けるし、服買えるな~😊
※所得が同じであっても、戻ってくる額は独身、夫婦2人、子供がいるかによって違います。



控除の計算方法は以下のサイトから計算できますので
気になった方はこちらから!



保険に入っていない人も年末調整が必要?

ここで、「保険に入っていない人でも年末調整をする必要があるのか?」という疑問についてお答えします。


答えは「はい、必要があります」です。

なぜなら、年末調整は保険の控除だけでなく、扶養控除や配偶者控除、基礎控除など、さまざまな控除を考慮して正しい税額を計算するための手続きだからです。

この詳しい説明は社内用ChatGPTのAIrisに聞いてみました↓

【扶養控除や配偶者控除、基礎控除について】

扶養控除

扶養控除は、扶養している家族(子供や親など)がいる場合に適用される控除です。扶養家族がいることで生活費が増えるため、その分所得税を軽くするための制度です。扶養している家族の年齢や収入によって控除額が異なります。

配偶者控除
配偶者控除は、配偶者(妻や夫)の所得が一定額以下の場合に適用される控除です。配偶者の収入が少ない場合、その分も考慮して所得税を軽減するための制度です。配偶者の年間所得が48万円以下の場合に適用されます。

基礎控除
基礎控除は、全ての納税者に適用される控除です。誰でも一定額の控除を受けることができ、所得税の負担を軽減するための制度です。基礎控除の額は、一律48万円です。



知っておくと便利!年末調整と確定申告は違う


年末調整のことを調べていると

・医療費控除

ふるさと納税
住宅ローン控除※初回のみ確定申告

という言葉も出てきました。

私は最初ここで、てんやわんやしました。


ここで注意したいのは、これらは年末調整ではなく確定申告で行うべきものだということです。

私達USE社員は、本来確定申告をしなくても良いのですが、医療費控除対象だったり、ふるさと納税をしたり、住宅ローン控除対象であれば確定申告をする必要があります!


確定申告で行うべき控除についてもご紹介!

1.医療費控除もチェック!

年間の医療費が一定額を超えると、医療費控除が受けられます。(1年間の医療費が10万円を超える場合)家族全員の医療費を合算することができるので、領収書はしっかり保管しておきましょう。歯科治療なんかもはいります。

2.ふるさと納税も忘れずに!

ふるさと納税を行った場合、その寄付金も控除対象となります。寄付先から送られてくる「寄付金受領証明書」を忘れずに提出してください。
ワンストップ特例などの確定申告をしなくてもよいサービスもあるので、利用しているサイトを確認すると良いです👍🏻

控除上限額の早見表は以下のリンクから確認できます!

美味しいお肉やお米をもらって、その上税金も控除されるなんて、一石二鳥ですよね!


3.住宅ローン控除も確認しましょう!

住宅ローンを組んで家を購入した場合、一定の条件を満たせば住宅ローン控除が受けられます。ローンの契約書や登記簿謄本など、必要な書類を準備しておくと👍(2回目以降は年末調整で申告することができます。)


このように、年末調整や確定申告は私たちが正しく納税するために非常に重要な手続きなので、少し手間ですが、取り組んでください😁

では、また~👋🏻

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