住環境の快適さを決めるのはなんだかんだで…後からつけるアレ。
先週くらいから、おとなりさんが大音量で演歌をリピート再生するようになったわけですが。
で、お互いに窓を閉めるくらいの気候であれば特に問題なかったとしても、"窓を開けてるくらいが快適"くらいの天候だと
さすがに。
ってなるわけですよ。ちなみに引っ越して来た頃から、お隣さんの着信音が聞こえるとか、映画を見ている音がなんとなく聞こえるとかあったわけなもののそこまで気にはしてなかったんだけれども、同じ曲をずっとリピートされ続けるのはさすがにキツイ。
それでも歌声も一緒に聞こえてくれば「しょうがないなぁ」とは思うもののそういうわけでもなく。
しかもね、私自身、夜に小窓を開けっ放しで夜にVC(インターネット電話)を繋ぎながらゲームをしていたりするので、その報復でない可能性を否定できないとちょっと感じていたので、引っ越して来た当初はカーテンをつけること自体を迷っていた窓だけれど、「たっけーな」と思いつつポチったカーテンをつけた。
カーテンをつけないのは問題外として
引っ越して来た1週間、朝起きると頭を布団に突っ込んでいた。なぜならば、カーテンがない部屋は明るすぎたから。今は遮光カーテンをつけて割と快適なんだけれども。
はじめに買ったものは、色が思った以上にアレでさらにいうと丈もちょっと短すぎたのとやっぱ裏地あった方がいいかも…ということで、これは別のあまり使わない部屋に回すことにして、買い直しているものの少なくとも1週間はコレをつけていたんだけれども多少色がアレでもあるのとないのとじゃ雲泥の差で。
めちゃくちゃあること自体が大事!って思ったわけですよ。
今回引っ越した段階で一番ストレスを感じたのは、カーテンレールがなくてすぐにはカーテンをつけれなかったことなので。
カーテンが遮るものは?
カーテンが遮るものとして目がいきがちなのは光なんだけれども。で、ちゃんと遮光カーテンをつかっているならば他のものもある程度遮る可能性があるんだけれども。
・光 ・熱 ・音
この3つ。
厚地のカーテンも差があるけれども、レースのカーテンはものすごく差がでてくるような気がしていて。
実家が築3年の中古住宅を買ったときに売主さんがカーテンもそのままつけておきますよってついていたカーテンは、好みかどうかはともかくとして、うちの親なら買わないくらいのそこそこ高いものだろうなという感じだったのだけれども(刺繍の模様入りだったので、機能の方にこだわったうちのカーテンの少なくとも倍はすると思う)
ただ、厚地はおそらく遮光2級くらいでそこまで悪くなかったけれども、レースの方はしゃれた織物だったけれども機能性は特になかったものだと思っていて。
前の家に引っ越したタイミングで自分で買ったカーテンとつけたときに、そろそろ肌寒くなる時分だったわけだけれども、先にレースのカーテンだけつけた瞬間に
「あ、体感温度上がった」
って思ったわけなのよ。
ちなみにこのレースカーテン、裏地付きで遮光がないだけでそこらへんの安い厚地より厚い。昼間も外は見えないレベルなので、夜も外から家の中は見えない。ただ、網戸にしてても風もほとんど通さないけどね。
厚地をデザインの好み重視にするんだったらなおさらにオススメなのかもしれない。私は厚地も機能重視だったりしてガッチガチに固めているけれど。
で、今回の新居、引っ越して来た段階では築29年の中古物件なのにカーテンレールがない(笑)ってなったわけで、カーテンレールを買ってから、さらに自分でつけようと思いつつ、道具が足りなかったりして結構つけるのに苦戦して。
リビングの厚地はコレ▲
でも、カーテンをつけて思ったのは、
私道を共有するおばあちゃんたちが、朝昼晩と井戸端会議しているけれども、越して来たときは窓を閉めていても話している内容の少なくとも半分くらいは把握できるくらいにしっかり聞こえていたのだけれども、カーテンをつけたら、今日も井戸端会議してるなぁっていうのがなんとなくわかっても会話の内容まではわからないくらいにボリュームが小さくなったということ。
光はもちろんだし、熱の部分もあるけれども、今度の家で気になるそれ以上に音だった。井戸端会議の声、そして隣の家でリピートされている演歌。
高機能のカーテンとそうでない
カーテンだと快適度が1〜2割違う
窓は換気や採光のために必要ではあるのだけれども一方で望まないタイミングでの、光や空気や音が入ってくるのを緩和するものがカーテンだと思っていて。
カーテン自体は住む人があとから買ってつけるからこそ見落としがちだけれども、例えば建物自体が鉄筋コンクリートなのか木造なのかで、快適さが違うように、カーテンを外と内をつなぐ窓と家の中をつなぐ「建材の一つ」だと捉えると、その素材や質によって快適さって結構変わってくるんじゃないかなって思っていて。
とはいえ、私自身体感の話になってしまうけれども、カーテン自体はあるのとないのとでは大違いなんだけれども、カーテンの機能性で変わるのは、光、音、熱それぞれせいぜい10%程度くらいづつだと思っていて。
レースも厚地も両方とも高機能なもので20%くらい。
でも家にいる間中のずっとの20%って結構大きいんだよね。もちろんそれくらいの不快さならば「我慢できちゃう」なんて人もいるのも承知の上で。
でもカーテンなんて家電と違って寸法さえ合えばずっと使えるから、1枚につき数千円の違い、全体でも数万円の違いならば、ちょっといいの買った方が長い目でみたときの光熱費減るし快適だよねって思っていて。
そんなこんなもあって、
キッチン側のルーパー窓にも二重のシェードカーテンをつけてみたわけだけれども。
効果のほどはいかに。
隣の人が、次演歌を流すのをちょっと楽しみに待っている。
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