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2021年の正月からディズニーランドへ行ってみたら、コロナ対応による進化が感じられた話

このご時世にディズニーランド行くの?みたいなところは実は私自身にもあります。そう思われるのはわかっているのであろう施設側でも、色々と工夫がされていてサービスがさらに進化しているとと思ったので、その話を書いていきたいと思っています。

言い訳のようになってしまいますが、何もなくても寒い時期は引きこもりたいタイプだったりします。でも「チケット買っておいたから」と送られて来たので…行って来ました。どうせ行ってしまったのだからレポートします。

スマートフォンありきの入場者管理に

おそらくなのだけれども、スマートフォンがないと遊べないようになっておりました。プリントアウトしたQRコードでも入場することはおそらくできるし、ファストパスがないような小型アトラクションは乗れても大型アトラクションは基本的に乗れなくなりました。大型アトラクションは後述するスタンバイパスというシステムになり、これを取得するにはスマートフォンが必要でした。

考えてみれば、私が子供の頃ってまだディズニーランドにもパスポートと呼ばれるフリーパスチケットの他に、昔は他の遊園地にもあったような11枚綴りだかの乗り物券みたいなものもありました。当時はフリーパスで乗るにはパスポートチケットをキャストの方に見せなければいけなかったため、パスポートケースなるものが商品化されていて、今のようにみんながディズニーの帽子や耳カチューシャのような被り物をしていたような時代ではなかったものの(本当に小さい子用のミッキーの耳のついた帽子はあったものの小学生がかぶるのもちょっと…ってかんじでした)、そんな中でみんながつけているものといえばキャラクターのついたパスポートケースでした。

ディズニーランドの魔力とは、園内でグッズを身につけさせる力もあると思うんだけれども、それだけじゃなくて喫煙に対して世間の風当たりが強くなって来た頃だけれども、今よりはゆるやかだった時代に、どうみてもそっちの筋の人でしょみたいなおっさんにグーフィーの帽子をかぶせ、灰皿のあるところでタバコを吸わせるような謎の強制力にあるような気がするのです。本当に魔法だよね。

その後フリーパスに一本化されたり、ファストパスを取得するのにチケットが必要になったりしたわけですが、ファストパスの取得に必要なテクノロジーも磁気だったりQRコードだったりで、どんどん進化して来ているわけです。

1年ほど前にいったときは紙でもいい、スマートフォンのチケットでも良いの併用型だったわけですが、コロナ時代になりスマートフォン必須というのも時代に対する適応なのかな?と思ったりしています。

 ▶︎完全前売りチケットのみの入場制限

これについては、株主優待で無料チケットもらっているものの行けていないサンリオピューロランドなども昨年からそうなったので、そうだろうなと思うところではあるのだけれども、当日チケットの販売はなく、入場時間も決まっているチケットのみが使えます。

入場制限という割には園内を歩いている人が多かったような気がするけれども。これについては後の項目にて。

 ▶︎ファストパスが中止されスタンバイパスへ。
  実質はファストパスへの一本化

ディズニーランドへ行ったことない方向けに説明をしておくと、通常の場合ディズニーランドの大型アトラクションに乗りたい場合には2つの待機方法があります。

○ファストパス
先着順の券をもらうことで優先的に乗れる列に並べる(ただし取得には以前はパークチケットが必要でした)
○スタンバイ
ファストパスが無い場合は、1〜3時間並ぶことで乗れる

これらが中止され、

スタンバイパス

とうものになっておりました。
これは、スマートフォンによって乗りたいと思っている乗り物を予約するという実質的なファストパスなのだけれども、入場してから2時間に1つづつ、このスタンバイパスが取得できます。そして、ビックサンダーマウンテンなどのマウンテン系や、バズ・ライトイヤーなどの人気アトラクションでは、このスタンバイパスがないと並ぶことすらできないようになりました。
(ただし、日が暮れてからはいままでどおりのパス無しのスタンバイが解放されているアトラクションもあったようです)

つまり実質のファストパスへの一本化だと思っていただいていいと思います。

ちなみに時間帯によって、ばらつきはあると思いますが、昨日の私の場合のスタンバイパスを取得できたものの待ち時間は、

ビックサンダーマウンテン 25分程度
スペースマウンテン 40分程度

でした。スプラッシュマウンテンはスタンバイパスを取得できず。

大型アトラクションこそいままで3つ乗れていたものが2つしか乗れないとかはあるにしろ、個人的にはこの運用悪くないんじゃないか?と思っていて、今回はおそらく来ていた人のほとんどがなんだそれ?状態だったわけだから、入場者数こそそれほど多くなかった割に外を歩いている人がやたらと目についたのですが、間で小型アトラクションがたくさん乗れて実は結構いいんじゃないか?と。

いままでの場合は、ビックサンダーマウンテンなどは2時間待ちが普通だったのが、大幅に短くなっているので。

 ▶︎小型アトラクションの待ち時間に見る入場者数

園内のアトラクションの外に出ると、ものすごく人が歩いていたのですよ。久々にこんなにたくさんの人を見たというのもあると思いますが。

ディズニーランドについては熱狂的なガチ勢でもないので、子供の頃から年にもよりますが年に2、3回程度季節問わずに行っている関東在住の一般ファン程度の体感による話にはなってしまいますが、

でも、昨日の場合小型アトラクションは軒並み5分〜30分程度の待ち時間。劇場型アトラクションについても軒並み1、2回分程度の人しか並んでいませんでした。
かなりすいてるよねって思うのです。

レストランについては、今回そもそもが甥っ子の誕生日祝いに行ったため、その子の乗りたいものがあるエリア中心の滞在だったため、トゥモローランド・トゥーンタウン・ファンタジーランドなどのパーク地図で言うところの右側にほとんどいたため、レストランの中では人気のないトゥモローランドだったからもあるかもしれませんが、入りきれないということは無い程度でした。

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【公式】マップ | 東京ディズニーランドより

カリブの海賊周辺などのマップ左側については昨日は全然行けませんでしたので、そちらの方はちょっとわかりません。

各所の人の入りを考えると、かなり人がたくさん歩いているように見えたのはスタンバイパスによって以前であれば大型アトラクションに詰め込まれている人たちが外に解放されていたことが大きいのではないかなと思ったりするのです。

以前、4月に入って桜が満開の花見日和の日曜日に行ったら奇跡的なほどにガラガラという日があったのですが、入場制限によりかなり来場者数を絞っていて、実はそれくらいしか人がいなかったのではないかという気もするのです

つまり、今までの基準で言えば「かなりすいていた」だと思います。

その他の取り組みについて

 ▶︎ポップコーン容器の詰替えは自分で

ディズニーランドではプラスティックでできた容器からポップコーンを頬張る人をたくさんみかけることがあると思うのですが、これはポップコーンバケットというもので、昨日は甥っ子と回っていてポップコーンを4回ほど買いました。(うち1回は自分用)

以前だと、ポップコーン屋さんがプラスティック容器を渡すと直接ポップコーンを入れてくれたわけですが、昨日はリフィルとして通常紙容器に入ったもの2つを渡してくれる形式になりました。

【公式】ポップコーン バケットのデザインから探す | 東京ディズニーランド

 ▶︎発声させることは最低限に

以前この記事にて、サッカーの試合を見に行ったら、発声するような応援はNGだったので拍手だけだったなんてことを書いていたのですが、

スティッチが出てくるような劇場型アトラクション(魅惑のチキルームスティッチ・エンカウンター)などは、通常であれば「アロハ〜」とみんなで言いましょう!みたいなところがあるのだけれども、今回は「言わなくてもいいですよ!」となっていました。

 ▶︎その他、他の施設でもやっていそうなことは一通り

ディズニーなので、他の施設がやっていることは全て+以上のところはやっているので、そこまで言及することもないかもですが、

・入場時検温
・キャスト、入場者のマスク着用の徹底
・ソーシャルディスタンス確保の徹底
 →並ぶ列などもすべて線がはってありました
 →レストランなどに設置できれば透明アクリルボードの設置なければ
  一つあけのテーブル配置

ディズニーランドだから他でやってることは当たり前にやってるって、私も自然に書いてしまったけれども、そう思わせるブランド力は計り知れないなと思ったりします。

このご時世にこれだけの人を集めてしまうのはすごいなと思うとともに久々にこんなに人がいるところに来たみたいになってしまっていて特にお子様を連れて行っていいものか?と聞かれると言葉に詰まる部分があります。

甥っ子に
「スタンバイパスとか良く無いし、早くコロナとか終わればいいのに」

なんて言われたわけですが、本当そうだなと思います。

でも、スタンバイパスについては甥っ子に不評だったのですが、たぶんコロナが収束してもそのまま行くんじゃ無いかななんて思ったりしています。なぜならばコロナにおける運用の見直し・改善の好例のように感じるからです。

おそらく今回の禍に対する対応で、ディズニーランドにはさらにサービスに変化があるのではと思っているのですが、それすら顧客満足向上につなげて来そうだなと期待させてくれるところがディズニーランドブランドの強さなのではないのかと思っているのでした。


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