かづき

ポテトサラダとミステリーが好きな酒飲みです。(L)GBTQ+🌈

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最近の記事

読書記録㉚「「指示通り」ができない人たち」

榎本博明著「「指示通り」ができない人たち」 電車広告で話題のビジネス書。 自分の職場にもまさにタイトル通りの困った職員がいるため、気になって購入。 読解力、メタ認知能力の欠如が原因ということがわかった。 それぞれの能力について詳しくは本著で語られているが、そもそもの理解力が乏しいだけでなく、自分自身を振り返る力がないことが問題だということが指摘されていた。 思い当たる節ありまくり、である。 「なぜ」の部分はこの本によりかなり解決した。自分の中での「当たり前」が崩された気

    • 読書記録㉙「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」

      川上和人著 「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」 鳥類学者による随筆。文章がめちゃめちゃ面白かった。 語ってる内容は学術的なのに、ギャグ満載。 私はもともと鳥が好きなので「なるほど」と思う知識も満載。 研究者という仕事に興味がある人にもおすすめ。 一般的な仕事とあまりにも違う生活。本著にあるようなフィールドワークはごく稀な仕事で、その他99%はデスクワークだそうだが、稀にでもこんなに大冒険をしているのか、ほぼ冒険家だ…という感想。 全く知らない分野の話だったので、

      • ポテトサラダ巡り「大衆ビストロ コタロー」@五反田

        少し甘め。じゃがいもの潰し方はゴロッと〜クリーミーの中間。具材は玉ねぎとベーコンで、フライドオニオンと大粒の黒胡椒をアクセントにしているが…いまいちインパクトに欠ける。 見た目の割には特筆するべき点のない普通のポテトサラダ。

        • ポテトサラダ巡り「やきとりkuku」@新橋

          焼き鳥屋さんのポテトサラダ。 味付けはほぼからすみ。ポテトは柔らかくつぶしてある。 海苔の風味もあるけど味は薄め。醤油味のおつまみが多い中、箸休め的な役割もあるのかも? マヨの甘い味付けとは違った、癖になる大人の味。

          ポテトサラダ巡り「大衆酒場ピン」@五反田

          キャベツサラダ+ポテトサラダのスタイル。たっぷりかかっているフライドオニオンの食感が楽しい。 手作りマヨネーズの酸味と黒胡椒のスパイシーな風味でお酒が進む。具材のハムの味もしっかり。

          ポテトサラダ巡り「大衆酒場ピン」@五反田

          ポテトサラダ巡り「大衆イタリアン酒場ばくりこ」@五反田

          「ポテサラ」¥390 マッシュポテトの上に載っているのは少し温かいコンビーフ。 コンビーフの塩気とマヨネーズの甘みがベストマッチ。 お酒が進む味だけどしょっぱすぎなくて美味しい。

          ポテトサラダ巡り「大衆イタリアン酒場ばくりこ」@五反田

          ポテトサラダ巡り「黒鶏ファニー五反田店」@五反田

          ポテトサラダ巡り「黒鶏ファニー五反田店」@五反田

          読書記録㉘「おいしいごはんが食べられますように」

          高瀬隼子著 おいしいごはんが食べられますように 芥川賞受賞作。 キャッチコピーは”心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説”。 最近ハマってるShareLoungeでお酒を飲みながら何となく読んでみたら、なかなか刺さる本だった。 芦川が特に印象的で、私も押尾と同じような嫌な感情を、身近にいる芦川のような人間に感じることがあるので、まさに「ざわざわ」した気持ちで読んだ。 芦川は悪い人じゃない、それどころか良い人だ。だからこそ、そんな「良い人」に汚い感情を抱く自分に自己嫌悪

          読書記録㉘「おいしいごはんが食べられますように」

          読書記録㉗「新世界より(上)(中)(下)」

          貴志祐介著 新世界より(上)(中)(下) 2022年締めくくりの読書として選んだのは超有名なこの本。 これは本当にめちゃめちゃおもしろかった。長編だったが、続きが気になって一気読みした。 私は「ガダラの豚」も好きなのだが、こういうちょっとホラーやミステリー要素のあるリアル寄りのファンタジーが好みなのかもしれない。 舞台は未来の日本。超能力とか超自然現象的なことが次々と出てくる。 統制された世界に疑問を持った子どもたちに訪れる運命…。ディストピア系かも。 ラストの展開はあり

          読書記録㉗「新世界より(上)(中)(下)」

          読書記録㉖「鴨川ホルモー」

          万城目学著 鴨川ホルモー 職場で勧められて購入。 以前読んだ、森見登美彦の夜は短し歩けよ乙女にテンポが似ていると感じた。 設定がおもしろくて、いかにも映像化に向いている、ファンタジー寄りな展開。 主人公がそのへんにいそうな大学生なので仕方ないけど、全然好きになれないタイプで、ダメすぎるところが逆に魅力的なのか? 登場人物のキャラ付けがわかりやすいのもよかった。サクサク読める。 「ホルモー」という名前で興味を引っ張って、読んでいくうちにその世界に引きずり込まれ、本当に「ホ

          読書記録㉖「鴨川ホルモー」

          読書記録㉕「人間失格」「桜桃」

          太宰治著 人間失格/桜桃 入院中のお供にこれをチョイスするのもどうかと思うが好きな作品なので仕方ない。 太宰の人生をなぞるかのような2作品。 人間失格はたびたび読み返したくなる不思議な魅力がある。 自分にも同じような自意識の覚えがあるからだろうか。 人間というものの恐ろしさに共感し、人間失格となった主人公を肯定してしまう。 桜桃もまた、なんとも言えない人生の苦味を感じる作品だ。 他者の人生を覗くのはおもしろい。小説の魅力はこういうところにあると感じる。 これをきっかけ

          読書記録㉕「人間失格」「桜桃」

          ポテトサラダ巡り「北海道八雲町 浜松町店」@浜松町

          「温ポテトサラダ」 トウヤというジャガイモを使用しているとのこと。八雲町のコンビーフと味噌ラスク入り。 客席で混ぜて完成させてくれるスタイル。 ほかほかねっとりのジャガイモ。芋の味が濃くて美味しい!

          ポテトサラダ巡り「北海道八雲町 浜松町店」@浜松町

          ポテトサラダ巡り「たれ焼肉のんき」@大門

          「ポテトサラダ」 見た目がドーンと豪快。ゆで卵がゴロッと入っている。 マヨネーズ味は薄めで、素材の味を感じる。 焼肉のお供にお酒のアテにするにはちょうどいいかな?という感じ。

          ポテトサラダ巡り「たれ焼肉のんき」@大門

          ポテトサラダ巡り「イタリアンバル&バー ラフィナート」@五反田

          「いぶりがっことモルタデッラのポテトサラダ」 いぶりがっことモルタデッラ(ハム)ときゅうりと玉ねぎの食感が嬉しいボリューミーなポテサラ。 いぶりがっこの塩気がじゃがいもの甘みにベストマッチ。ワインが進む!

          ポテトサラダ巡り「イタリアンバル&バー ラフィナート」@五反田

          読書記録㉔「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(1〜3巻)

          廣嶋 玲子著 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 アニメ化もされている、子どもに人気の児童小説。 私は子どものときに「笑ゥせぇるすまん」が大好きだったのですが、それを彷彿とさせる作品。 幸運な客しか買えない不思議な駄菓子たち。正しい使い方、注意事項を守らないと、バッドエンド…。 主人公の行方にハラハラさせられる。 子ども向け作品と侮るなかれ。大人もしっかり楽しめる。 次はどんな駄菓子が登場するのか、主人公は無事でいられるのか、自分だったら…と想像力を掻き立てられる。 4巻からも引き

          読書記録㉔「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(1〜3巻)

          読書記録㉓「きみとの約束」

          津田トミヤ 作/ひげ猫 絵 きみとの約束 イマドキの青い鳥文庫を読んでみよう企画。 対象年齢は小学校高学年〜中学生だと思われるが、正直言ってBLにおいしすぎる設定がもりもり! ストーリーは、霊能力のある少年が悪霊を成仏させてくプチホラー?な現代ファンタジー。平凡な少年と美少年のバディ(?)もの。 とにかく「美少年」である必要ある…?というくらいの美少年設定がおもしろかった。 女子も出てくるけど、美少年に対して顔赤らめるだけで、恋愛要素はゼロ。結局「俺の相棒は顔が良いから

          読書記録㉓「きみとの約束」