ぼーっとするために必要なもの

最近トーマスの来訪はないけど、「ぼーっとしたいなぁ」と気付けばつぶやいている。

でも、ぼーっとする時間はないまま、毎日が過ぎてゆく。

ずっと何かしらすることがあって、せかせかと落ち着かない。

なぜ1日は24時間しかないのかとか、私はなぜ毎日8時間も寝ないと生きていけないのかとか、分かりきったことをうんうん考える。

例えて言うなら、大きさの決まったケーキを、どう切り分けるかに頭を悩ませるような。それだけだと、ぼーっとする時間は生まれない。

何かをやめないといけない。

ぐるぐる。

そんな時に、自分の部屋が汚部屋だなと思った。

何がどこにあるか分かる。でも余分なものが多い。

ぼーっとするために、掃除と片づけをした。

捨ててしまって、もうないだろうなと思っていたものが出てきたり、こんなもの取っておいたんだと呆れたり。

後生大事にしまっておくようなものじゃないものが、大事にしまってあったり。

まーかーん！

と、ぽいぽい捨てた。

一画だけきれいになった。

ぼーっとする時間は、その日も生まれなかった。

一つできることは、汚部屋の掃除をして気持ちをスッキリさせること。

一つできることは、やらないことを増やすこと（どちらかと言うと、こっちが大事）。

多少埃が溜まっていようと死なないので、掃除機は割愛する（掃除機はかけられたらベストではある。というか、汚部屋の掃除とか言いながら、掃除機をかけないなんて、矛盾している）。

料理を全部いちから作るのが、今は大変。作り置きの一品として、ただ焼くだけのお魚やお肉を買ってくる（一パック400円。うーん……）。

私の場合、決まったことを決めたようにやることの方が、融通をきかせてやめたり、やったりすることより、楽。

判断を放棄したい時は、ルーティンに従いがち。。。良くても悪くても。

ぼーっとするという、ケーキの1ピース（特大
）を確保するためには、気持ちと思考力の余裕が必要なんだよね。

ああ、必要なものとは、余裕なんですな。

ぼーっとするって、余裕がないとできないらしい。

【今日の英作文】
問題は人間観察の欠如ではなくて、共感力の欠如です。
The problem is not a lack of human observation but rather a lack of empathy.

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