強い表現の功罪
先日の記事に、私史上謎な数のスキがついた。
正直、ドン引きしている。
スキをくださった方には、大変大変申し訳ないけど、なんでそんなにスキがついたのか分からず、むしろ気持ちが悪く、居心地が悪かった。
どうしたんだ、この記事は。
知らない方から、次から次へとスキのお知らせが届く。
ありがたいのだが、これってありがたがっていていい状態?
その記事を消してしまおうかとも思ったけど、1日でそれだけの注目を浴びた、気持ちの悪い存在として残しておくことにした(趣味悪)。非表示にする方法もないし。
よく分からないながらに、スキがついた理由を考える。
たぶん、普段使わないような強くて、曖昧さのない表現を多く使ったから、だろうかと思う。
なるほど。
普段あちこちに配慮して、恐る恐る記事を書いているわけじゃなくても、これって特定の誰かへの攻撃にならないかなと思うと、何か違う言い方、表現はないかと無意識に探している。
こういった配慮は当然のことで、例の記事はそのあたりの配慮が、かなり雑だった。
あの記事は、雑な作りの記事だったとも言える(世の中には、「丁寧な雑」もあるのかもしれない)。
あの記事にスキをした多くの方たちは(書いた私を含む)、そういう強さや、言葉の使い方に飢えているのかもと思ったら、恐ろしくなった。
私はあの記事で、言葉をナイフにも毛布にもなると書いていて、あの記事内の言葉の多くは、ナイフに違いなかった。
私が批判した、YouTubeやネットニュースのコメント欄と同じことが起きていたと思う。
私はそれを望まない。
だから、次の日の記事はいつも通りにした。もしかしたら、その前の日の例の記事を読んで、また次の日読みに来てくださった方もいたかもしれない。「なーんだ、つまらね」って思ったかもしれない。
次の日の記事は、スキの数も、読んでくださった方も、いつもの方々に戻って、私は心底ほっとした。
いつも読んでくださっている方には、誤解を招くような書き方になってしまったけど、心の底からありがとうございます。その前の日は、本当に一日中怖かった。自分が何をしてしまったのだろうと怖かった。生きた心地がしなかった。
誰かを攻撃したくて書いた記事ではなかったけど、結果としてそうなった。
だから、よく分からないくらいスキがついた。
多くの方がスキをした理由が、もっと違うものだと思えたらよかったのに。
強い表現が生む怖い現象を身を持って体験して、私は今後どうしたいのかと考えた。
このまま、スキの数だけを追求した記事も書けるのだろうと知った。でも、私はそれがとても嫌だと思った。
誰も傷つけない記事を書くことは、たぶん今後もできない。
でも明らかな目標として、そういう書き方はもうしたくない。
やってしまったと思ったら、その度に立ち止まって、考え直そうと思う。
もっと違うことが言えたのではないか、違うように伝えられたのではないか。
そういうnoteとの付き合い方をしていきたいと思う。
あの記事は、そういう反省の道標にしようと思う。
(もうスキがつきませんように……)
【今日の英作文】
たくさんの人が利用したがる食堂には、目に見えない心遣いがたくさんあるのだと思います。
I think the cafeteria, which many people want to go to, has many invisible courtesies all over the place.
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