夢を語る
小説家になりたいとずっと思ってきた。
でも、ある時、自分にはいろんな機微(特に恋愛方面)が欠けているから小説は書けない、書く資格がないと思って、小説を書くのをやめてしまった。
小さな子供の頃からの夢を諦めるのは、辛いことだったけど、どうしてだか、ちょっとほっとした。
重すぎる夢だったのか。
新しい夢を見るのもいいかもしれないと、思ったりもした。
人に勇気を与えたり、希望を与えられるような小説が書きたい。
「赤毛のアン」のアンのような。「十二国記」の陽子のような。「童話物語」のペチカのような、弱くて強くて生きて行く。自分の弱さを認めて、それでも前を向いて、時に卑怯でも、泥臭く、逞しく生きていく強さが欲しい。
それは、小説がどうこうというより、私本人が欲しい、生きる力の形だったのかもしれないけど、そういうものを表現したいと思ってきた。
自分が何者かなんて分からないままだし、小説家という夢が、重くて大きすぎるのも変わらない。
でも、やってみたいことがある。
やりたいことがある。
そしたら、一歩踏み出すのは大事なことだ。
どんな形であれ、夢を見続けたのなら、それを叶えたらいい。
そう思って、少し前から小説にならないかもしれない、構想もはっきりしていない断片を書き始めた。
自分に迷わぬ人にりたい、
自分を偽らない人になりたい。
別に、小説家が自称だっていいと思う。そう思えた。
商業ベースにのることが、夢の完成じゃないし、夢が叶ったことにはならない。
小説を書く人になりたいのだから。
noteに小説をぼちぼち載せていこうと思う。
『山月記』じゃないけど、いくら頭の中で膨らませても、自分の中では完結していても、外に出さなきゃ、それはそこで止まり。きっと行き詰まってしまう。
失敗しても、恥をかいても、晒していくというか、発表(?)していこうと思う。
頑張ります!
【今日の英作文】
「最近変なお客さんに出会ってばかりいます。」
"Lately I kept bumping into strange customers.''
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