都会とは便利なものか
9月に健康診断をうけて、前々から分かっていたものが、やっぱり「再検査」してくださいと出た。
以前に別の病院で、「良性なので痛い時は、市販薬でもなんでもいいので、痛み止め飲めばいいです。多分効かないけど」と言われて、放置していた。
できものの類なので、悪性になると、本当に困ったことだねになる。
仕方がないので、その診断画像を健診会社から買って、再検査の病院に行くことにした。
健診というのは、個人情報の塊。
ということで、最近のコンプライアンス遵守の方針もあるのだろう、健診の会社まで本人が出向き、画像を手渡しで受け取る方法しかない。
う、面倒くさ。
その検診会社の立地は、あんまりよくない。
健診会社の最寄り駅は、急行とか、特急とかみたいな、駅をスキップするタイプの電車が止まらない駅で、15分に1本位のペースでしか電車がない。
私の実家は田舎なので、街に出るのに、30分に1本の電車ということも、当たり前にありえた。
ところが、都会に住む今は電車の時刻なんてろくに調べない。駅に行けば5-10分で次の電車が来る。とんでもなく遅刻しなければ、大抵はどこに行くにも大丈夫。
久しぶりに、電車が来ない、電車の本数がないことに、ちょっとイラついた。健診会社から帰ってからの予定もギチギチだったし。
都会の不便とは、こういうことだと強く思った。
実家にいたころ、30分に1本の電車が当たり前。駅でぼうーっと待つのも当たり前。電車が来ないのも当たり前。待ち時間の読書が捗っていいね!と思っていた。
都会はすぐになんでも叶うところ。
そこに慣れちゃうと、ちょっとした15分がものすごく惜しくなるし、腹立たしいし、読書がどうこうよりも、電車を待つのが嫌、なんで来ないの!という、余裕のなさ、時間のケチケチさが、露骨になる。
都会というのは、本当に便利なのか。
人のケチケチ心(?)がめらめらする点、ちっとも便利でも素敵でもない。
田舎のぽっと出だから、「こんなの都会っぽくない」「こんなはずじゃなかった」みたいに思っての苛立ちなのか、誰もが持ちうる苛立ちなのか分からないけど、時間泥棒は確実に私の中にもいるんだなと思った。
【余談】
「つみたてNISA」について金融庁のホームページを、今更だけど確認していたら、大変なことがわかった。
非課税期間のことで、「つみたてNISA」は20年間。
ということは、12月に始めると11ヶ月分、投資できない。損するということ。
気づいてよかった。。。
来年の1月スタートにしようと思います。
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