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プラントメディスン、サイケデリックは自己成長を促すセラピーとしても使われています。

こんにちは。
今月は長期のアヤワスカセレモニー、ディエタのグループ開催が終了した所ですが、今もまだ心地よい疲れを感じながら、神話的な余韻に浸っていました。
個性溢れる、素晴らしいメンバーとの濃厚な旅路で、
色々と不思議なことも起きていた思い出深いメンバーです。
みんなどうしているかな。。


Moloka 

この開催が始まる直前に、私はペルーの首都リマで研修を兼ねて、リトリートに参加をしていたので今日はそのことについて書きたいと思います。

サイケデリック物質(アヤワスカ、ペヨーテ、マジックマッシュルーム、サンペドロ、LSD等)をセラピーとして使用するペルー人の医師と、心理療法、シャーマニズム研究、ホロトロピックブレスワークを行うアルゼンチン人の男性2人が開催する3日間のリトリートでした。

私は医師からプライベートのサイケデリックセラピーを受けていますが、グループリトリートは初でしたので、とても楽しみにしていました。
と言っても、メキシコからの2ヶ月間のシャーマニックフィールドワークから戻ってきたばかりでしたのでスケジュール的には多忙でしたが。
それでも、そんなチャンスは行っておいた方が良いので、リマまでまた飛行機で飛ぶという強行突破の日々でした。

メキシコ

リトリートでは、ホロトロピックブレスワークやサイケデリックメディスンを受けることのできる内容となっていたのですが、まずオリエンテーションから始まりました。

変性意識にダイブするという点でもサイケデリックと親和性のあると言われているブレスワーク。
今まで2つの流派のブレスワークを受けたことがあるのですが、私は正直そこまで良さを実感しませんでした。
カタルシスは起こりましたが、到達するレベルが思ったより、浅かったからです。

そんな中でも、ホロトロピックブレスワークはLSDを使用したサイケデリックセラピーの重鎮、スタニスラフグロフ博士が創始者なので、いつかは受けてみたいと願っていたのです。
ブレスワークと一言で言っても、創始者によってやり方が異なるので、何事も体験しないとわかりません。

そんな経緯もあり、そこまで大きな期待を寄せず受けたホロトロピックブレスワークですが、予想を裏切り非常に素晴らしかった!
そして同時に以前のブレスワークが何故いまいちだったかも良く理解できました。

ホロトロピックブレスワークではまず、横になりアイマスクをします。
開始と共に大音量の音楽が流れます。
そして素早く、深い呼吸を3時間し続けるというシンプルな手法です。
激しい呼吸なので、3時間なんて到底無理だろうと思いましたが、時間が経つのも忘れ3時間が経過しました。

ブレスワークが始まって10分頃でしょうか。
大号泣で泣き出す人が発生、また数分後、違う角度からは叫び声をあげる人がいて、場は騒々しいカオス空間に一気に変化しました。

アイマスクをしているので見えませんが、アヤワスカセレモニーでこのような状況は慣れているのでどんな事態かは見なくてもわかります。
叫び声を聴きながら、メディスン無しでここまで深い作用が人々に起きることに感動を覚えました。

ブレスワークの最中、人々は号泣や、叫び声を上げましたが、それは私を勇気付けました。
皆、必死に自分の内側に向かって進み、辛さ、苦痛と対峙しながら頑張っているんだと思うと、私も前進しようと感じるのです。

人によっては、ブレスワークの最中、音楽に集中したいのに、心をかき乱すような、揺さぶりをかける人の声は、気が散り、心を持っていかれそうにもなるはずです。
アヤワスカセレモニーでもそれは同じこと。
このようなグループワークの最中で起きること、これは人生の日常と同じです。
人生の捉え方の癖が反映されるのです。

自分の外の世界で何かが起きても、自分は自分の『今することに集中する』というプラクティスでもあります。
障害的な事柄は、自分自身にレッスンを与えてくれ、学び、成長のサポートをしてくれていることでもあるのです。
自分の内的旅路の最中は、自分の心の変化だけではなく、そのように外の世界も自分にテストをしてくるものです。

皆それぞれに、ダイナミックな解放が始まりました。
激しい変容は、人々が無意識的に閉じ込められている(自分を閉じ込めている)牢獄から自由な世界へ向かって、叫びながら羽ばたいていく、私にとっては、そんな光景が浮かぶのです。

ホロトロピックブレスワークはアヤワスカセレモニーなどと親和性があると言われる理由が体験を通し、はっきりと理解できました。

ホロトロピックブレスワークも人によって反応や起きることは違い
その時、その人に必要なことが起きるということもメディスンと共通していました。

そして以前受けた、ブレスワークがいまいちしっくりこなかったのは、言葉のファシリテートが終始続いていたので、マインドが完璧には休まらなく、変性意識に入れるレベルが浅かったのだとわかりました。

ホロトロピックブレスワークは音楽のみです。
言葉のファシリテートが入りませんので、その分集中して、深い変性意識に没入できます。
オブザーバーが横にいて、私を見守るのですが、最低限しか介入しません。
声をかけると言うことは、その人のプロセスを一時中断することにもなるからです。

私でいうと、アヤワスカセレモニーの参加者にはセレモニー最中は最低限しかこちらからは声をかけないようにしています。
セレモニーの第一回目だけは、みなさんの状態を知る、把握する為にもこまめに状態を伺いにいきます。
一回行うと特徴や、傾向が分かりますので、それ以降は回を重ねる毎に、できる限りの介入(声がけ)は減らすようにしているのです。
それは、より深く、集中し、その人が自分のプロセスに没入する為であります。

話しを戻すと、初回の私自身のホロトロピックブレスワークは、一言で言うと活力漲る、ジェネレート体験でした。
呼吸をする事に生命力、希望と可能性が会陰の、第一チャクラから泉のように湧き上がってきたのでした。

イメージとして出てきたカラーも肯定的であり、自分が自分をフルチャージする興味深い体験となりました。

ホロトロピックブレスワーク日本在住のファシリテーターはいませんが、どこかでチャンスが訪れたら、是非受けてみることをおすすめします。

リトリートでのワークは夜まで続きました。
皆で、この体験を元にエンカウンターグループワークといい、アートを書いたり、カードを引いたり、キャンドルを使ったりし、今感じていることに焦点を当て、ディスカッションしていきます。

日常、何を考えているかではなく、何を感じているか。
考えていることや、分析が入ると、ファシリテーターにより訂正が入ります。

そうして、私たちは深く深く自分の内に潜り、語りあい、心が、魂が訴えていることに耳を傾けるのです。

サイケデリックのメディスンはファシリテーターの判断により、今回は必要無しということでメディスンは無くなりました。
人々のプロセスを追う物なので、その時に判断することがあるのです。

メディスンというと、サイケデリックなビジョンや、浄化が思い浮かぶと思いますが、海外の方ではそれを超えて、このようにセラピーとして、自己成長のツールとして使用されているのです。

海外ではサイケデリックセラピーは日本より研究が進んでいますので、認知、人々の認識があります。

セラピーからの視点は、現代で生きる人々に適していると感じますので、
こちらで開催しているアヤワスカセレモニーは神秘体験や浄化だけでは無く、自己成長を促す為にさまざまなワークを取り入れながら開催しています。

参加者として学ぶことでもまた一つ理解、洞察が深まった日々でした。
シェアが遅れましたが、また綴っていきたいと思います。

あと、最後にお知らせですが、来年、2025年1月はタイのバンコクでリトリート3日間開催します。
ペルーまではなかなか行けないなあと思っている方もこの機会にぜひ。
内的宇宙の旅路で再誕生し新年をはじめませんか。

詳細はまたご案内したいと思いますが、ご興味ある方はメッセージをお願いします。

では良い週末を!

11月15日オンラインセミナーのご案内。
次回のアヤワスカセレモニーディエタは2025年4月21日〜4月29日開催です。




















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