見出し画像

♡今日のひと言(短歌)♡寺山修司


うみをしらぬ しょうじょのまえに むぎわらぼうのわれは りょうてをひろげていたり
『われに五月を』(1957)

遠くへ行きたい。
どこでもいいから遠くへ行きたい。
遠くへいけるのは、天才だけだ。

『若き日の啄木』(1954)

寺山修司(1935‐1983~青森・歌人、詩人、劇作家、演出家、映画監督)
俳句を中心として文学活動を始め、短歌に転じて1950年代後半には前衛短歌の代表的歌人となった。1960年頃より演劇に進み、1967年には横尾忠則らと劇団「天井桟敷」を結成し、市街劇など多彩な実験演劇を展開した。代表作は、放送劇「山姥」(1964)、戯曲「毛皮のマリー」(1967)、叙事詩「地獄篇」(1974)、映画「田園に死す」(1974)など。


2024.7.17
Planet Earth

いいなと思ったら応援しよう!

福田尚弘
日頃からのサポートにつき、深く御礼申し上げます。

この記事が参加している募集