マガジンのカバー画像

にっぽんのことば

99
日本の作者たちによる作品解説や名言、俳句、短歌、詩などです。
運営しているクリエイター

2024年2月の記事一覧

世界を、何となく覆う「悲しみ」~新美南吉『川』(他)

今回は、『ごんぎつね』であまりにも有名な新美南吉の作品群の中で、彼が晩年に残した「少年も…

福田尚弘
1年前
400

♡今日のひと言♡種田山頭火

種田山頭火(1882-1940 山口県・俳人) 1913年に荻原井泉水に師事し、自由律の俳句誌『層雲』…

福田尚弘
1年前
288

♡今日のひと言♡井上靖

井上靖(1907-1991 北海道・小説家) 小説は同時代を舞台とするもの(『猟銃』(1949)、『…

福田尚弘
1年前
292

♡今日のひと言♡村上春樹

村上春樹(1949-~日本・作家、翻訳家) 「風の歌を聴け」(1979)でデビュー。代表作に「ノルウ…

福田尚弘
1年前
338

♡今日のひと言♡八木重吉

八木重吉(1898-1927~東京・詩人) 大正から昭和時代前期の詩人。 23才でキリスト教に入信。…

福田尚弘
1年前
249

♡今日のひと言♡長岡半太郎

長岡半太郎(1865-1950~長崎・物理学者) 1890年からドイツへ留学、19世紀ドイツを代表する…

福田尚弘
1年前
247

♡今日のひと言♡瀬戸内寂聴

瀬戸内寂聴(1922-2021 徳島県・小説家) 本名晴美。小学生のころから文学に親しみ、大学在学中に結婚、中国の北京へ渡る。その後、妻子ある作家との8年に及ぶ愛情関係を題材に、人間にひそむ暗い世界の模索を試みた私小説系列の作品を書く。『夏の終り』(1962)で女流文学賞を受賞。他に『蘭を焼く』(1969)、『おだやかな部屋』(1970)などがある。また、『田村俊子』(1959)により新しい伝記小説の境地を開拓した。『ここ過ぎて』(1956~1958)、『かの子撩乱』(196

♡今日のひと言(俳句)♡小林一茶

小林一茶(1763―1828~信濃・俳人) 江戸時代後期の俳人。農家に生まれ、3歳で母を失い、15歳の…

福田尚弘
1年前
240

♡今日のひと言♡宇野千代

宇野千代(1897-1996 山口県・小説家) 二十代半ばでの新聞の懸賞小説に入選。それを機に作…

福田尚弘
1年前
270