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たかが呼吸、されど呼吸

自然豊かな場所に行くと、
「空気が美味しい」と感じたり、
逆に都会に出ると
「息が詰まる」と感じたりすることがある。

いや、正確には
「そのように表現することが多い」
という方が正しいかもしれない。

理論上、多少の違いはあれど、
同じ地球上の空気であることには
変わりないのに、
こんなにも感じ方に違いがあるのはなぜだろう。

実際、自分も東京で暮らしていたときと、
札幌で過ごしていたときとでは、
空気の感じ方が全然違った。

精神的にも札幌での暮らしの方が
余裕があったのを覚えている。

そんなことを、
リビングで熱いお茶を飲みながら、
外の景色を眺めているときにふと思った。
「あれ?自分、今すごく深く呼吸しているな」と。

その瞬間、ふと浮かんだ仮説があった。
「この違いって、
呼吸の深さが関係しているんじゃね?」と。

自然豊かな場所にいると、
リラックスして自然と呼吸が深くなる。

一方、タスクに追われていたり、
何かに焦っているときは、
呼吸が浅くなりがちだ。

呼吸が深いと、
普段気づけないことにも
気づけるようになるけれど、
忙しさに追われると、
呼吸は浅くなり、視野が狭くなってしまう。

ミスが増えて、
そんな自分にイライラして、
負のスパイラルに陥る。

別に「自然を見に行け」と
言っているわけではない。

ただ、呼吸を深くするだけで、
見える世界が変わることがある。



この写真を撮ったとき、
自分は東京に住んでいた。

そのときは全然気付けなかったけど
思い返すと呼吸が深かった。

本当に忙しいときは、
「いつ最後に息継ぎをしたのか」
さえも思い出せないことがあった。

たかが呼吸、されど呼吸。

忙しかったり、イライラしたりしたときは、
一度「自分の呼吸」を見直してみてほしい。

僕は、息を呑むような写真を撮れるように
頑張っていきます!

ほなまた!

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うらやん / yoridokoro
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