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なんで元野球部は、営業が上手いの?
僕は、2年間管理職に就かせてもらって
これを言うのはなんだが、
営業のロープレがめちゃくちゃ苦手だった。
新卒の一番最初のロープレで
めちゃくちゃ叱られるくらい苦手だった。
だけど、自分で言うのもなんだが
外に出ると人並みに営業はできてしまった。
そして、長い間営業をしてきたが
お客様にあまり怒られたことがなかった。
だから、管理職になってから、
部下の対応でお客様が怒らせたと言うのを
対応したが、怒らせる意味がわからなかった。
そんなとき、出世をしている人を見たら
ほとんどが元野球部で、
ある程度厳しいところでしてきた人が
大半を占めていた。
そのとき、ふと
「なんで元野球部は、営業が上手いの?」
と言う疑問が湧いてきた。
まあごく稀に例外はいる。
しかし、大半の厳しいところで
野球をしてきた人たちは、
ある程度理不尽なことに耐えてきたからとか、
礼儀がちゃんとしているからなど
色んなことを考えたが、
一つの仮説で納得することができた。
それは、
「お客様の変化に敏感」
と言うことだった。
このお客様の変化というのは、
顔色や、声色、お客様が出す空気感、
提案を受けたときの表情や、
目線の動きなど色々あるが、
全ての変化に敏感だった。
だから、ある程度のレベルになると
時々目だけで会話が成り立ってしまうが、
互いの認識の相違がないように
言葉にすることを欠かさない。
お客様が、「それ!」ってなっている瞬間を
逃さないのがめちゃくちゃ重要だ。
なぜその能力が備わっているかというと
先輩や、監督、コーチに対して
常に意識していたからである。
瞬時に、対象者の機嫌を把握し
これから起こることに
備える必要があったから
なんじゃないかなと思っている。
だから、相手が求めている言葉を
察する能力にも優れている。
その訓練を野球部は特にしているので
部下に野球部が来ると
少し嬉しかった。
結論、元野球部は営業が上手いのは
「お客様の変化に敏感」だからであり、
それを上手く言うと
礼儀礼節がなっているからと言う風になる。
元野球部の部下を持った人は、
是非この言語化を参考にしてもらえれば
幸いです。
ほなまた!
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