杏(女優)のおすすめ本:彼女の人生に影響を与えた83冊【2024年最新版】
女優として活躍しながら、大の読書家としても知られる杏さん。
彼女の多彩な魅力の源泉は、幅広いジャンルの本との出会いにあります。杏さんは「本との出会いは、人との出会いに似ている」と語り、読書を通じて得た知識と感性を演技や人生観に反映させています。
出産後も週1冊以上のペースで読書を続ける彼女の読書習慣は、歴史小説を読む際に相関図を描いたり、隙間時間を活用したりと工夫に満ちています。
今回は、そんな読書好きの杏さんが影響を受けた本を83冊ご紹介します。これらの本から、彼女が培ってきた歴史への造詣や人間性への理解、そして芸術的感性の源を垣間見ることができるでしょう。
【歴史】
杏(女優)のおすすめ本
#1 幕末史
【幕末の激動を俯瞰的に描く】
ペリー来航から西南戦争まで、幕末の激動期を一気に概観する歴史書。坂本龍馬の暗殺、将軍慶喜の退位、戊辰戦争の勃発など、目まぐるしく変化する時代の流れを鮮やかに描き出す。杏さんは「俯瞰して幕末全体をだーっとおさらいできるような本です。私は新撰組をきっかけに幕末史に入りましたが、他にもいろんなルートで幕末史に入る方がいると思います」と述べていました。
#2 アラミスと呼ばれた女
【幕末長崎を舞台にした女性の成長物語】
安政3年の長崎を舞台に、10歳の少女お柳の成長を描く歴史小説。通詞になることを夢見る彼女の人生は、後の榎本武揚との出会いによって大きく変わっていく。攘夷運動から戊辰戦争まで、激動の時代を生きる女性の姿を鮮やかに描く。杏さんは「幕末、たくさんの人が絡んで、たくさんの文化が入り混じる。そんな長崎は洋風と和風が交錯する不思議な世界になると思うので、その辺りもぜひ映像化していただきたいなと思います」と述べていました。
#3 骨が語る日本史
【骨から解き明かす日本の歴史】
発掘された人骨から日本史の謎に迫る学術書。首なし人骨の謎、鎌倉古戦場の女性の骨、伊達政宗の独眼竜の謎など、様々な時代の骨が語る物語を通じて、新たな歴史の一面を浮かび上がらせる。杏さんは「さまざまなところから出てくる骨を読み解いて、歴史の背景を見ていこうという、ちょっと難しくて、ちょっとお高めの学術書です」と述べていました。
#4 塩の道
【日本文化の多様性を探る】
日本文化の基層にあるものは一色でなく、いくつかの系譜を異にするものの複合と重なりであるという独自の史観が随所に読みとれ、宮本民俗学の体系を知る格好の手引書。杏さんのセレクト本として紹介されていました。
#5 武士の娘
【明治時代を生きた武士の娘の自伝】
1873年、越後長岡藩の家老の家に生まれた杉本鉞子の自伝。武士の娘として厳格に育てられた彼女が、結婚を機にアメリカで暮らすようになり、異文化の中で自立した女性として成長していく姿を描く。杏さんは「当時、日本では、喜んだり、悲しんだり、怒ったりという自分の感情を外に出すのは良くないと、感情を押し殺すような教育がされていました。でも未だにその部分が受け継がれている部分もありますよね」と述べていました。
#6 燃えよ剣
【新選組・土方歳三の生涯を描く】
幕末の激動期を生きた新選組・土方歳三の生涯を描いた歴史小説。武州多摩の田舎者だった土方が、近藤勇、沖田総司らとともに京へ向かい、新選組として活躍していく姿を生き生きと描く。杏さんは「時代小説を好きになったきっかけですね」と述べていました。
#7 下駄で歩いた巴里
【林芙美子のパリ滞在記】
昭和初期、作家・林芙美子のパリ滞在を綴ったエッセイ集。シベリア経由で渡欧し、半年余りをパリ、ロンドンで過ごした芙美子の愉楽の日々を20篇の文章で描く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。初めての海外旅行でフランスに行かれる方に勧めていました。
#8 江戸の躾と子育て
【江戸時代の子育て事情】
江戸時代の人々が「子は宝」と考え、地域ぐるみで子どもの誕生を喜び、大切に育てようとした様子を描く。胎教にも熱心だった江戸の人々の子育て観を紹介する。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。母親の方に「今後の子育ての助けになれば」と勧めていました。
#9 侍
【遣欧使節の壮大な旅路】
藩主の命でローマ法王への親書を携え、海を渡った侍の物語。メキシコ、スペインを経てローマに至る7年に及ぶ苦難の旅と、キリシタン禁制となった故国への帰還を描く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で渾身の一冊として紹介していました。
#10 江戸の長者番付
【江戸時代の経済事情を探る】
江戸幕府の八代将軍の年収が1294億円、それに匹敵する1000億円超の年収を稼いでいた人物など、驚くべき年収ランキングから江戸のリアルな生活事情を紹介する。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#10 文藝春秋 作家原稿流出始末記
【昭和43年の作家原稿流出事件の顛末】
1968年、池袋西武百貨店の古書市に200点を超える著名作家の自筆原稿が出品された事件の真相に迫る。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#11 英龍伝
【幕末の名代官・江川太郎左衛門英龍の生涯】
黒船来航をいち早く予見し、未曽有の国難に立ち向かった伊豆韮山代官・江川太郎左衛門英龍の生涯を描く。近代日本の礎を築いた希有の名代官の一代記。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#12 アウシュビッツの歯科医
【ホロコーストを生き抜いた歯科医の実話】
1941年、ナチスの強制収容所に送られた21歳の青年が、歯科医としての技術で自身と家族の命を救った実話。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」でセレクト本として紹介していました。
#13 ワシントンハイツ:GHQが東京に刻んだ戦後
【占領期日本の「日本の中のアメリカ」】
終戦直後、東京に出現した米軍家族住宅エリア「ワシントンハイツ」を通じて、占領期の日本を描く。日米双方の新資料と証言から、現代日本の「原点」を探る。杏さんは「何かおすすめの本ある?というときに、『本当に一回読んでみた方がいいよ!』とすすめるレギュラー入りの本です。もっともっと多くの人に読んでほしいですね」と述べていました。
#14 竈河岸:髪結い伊三次捕物余話
【江戸時代の髪結いの活躍を描く時代小説】
髪結いの伊三次と深川芸者お文との恋から始まった人気シリーズ。杏さんは「これからもずっと、宇江佐さんの世界に浸っていきたい」と述べていました。
#15 蔦屋
【江戸時代の出版界を席巻した蔦屋重三郎の生涯】
江戸・吉原に生まれ、黄表紙や浮世絵の版元として次々とヒットを飛ばした蔦屋重三郎の生涯を描く。喜多川歌麿や東洲斎写楽らを世に送り出した、異色のプロデューサーの生き様を追う。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」でセレクト本として紹介していました。
#16 コルトM1847羽衣
【幕末を舞台にした女剣客の活躍】
羽衣の異名を持つお炎が、島流しになった想い人を追って佐渡へ渡る。アメリカ製の最新式六連発銃を手に、幕末の世を駆け抜ける女剣客の物語。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#17 平成うろ覚え草子
【江戸時代の絵師が見た平成の世】
現代にタイムスリップした江戸時代の絵師が、平成の世を浮世絵に描いたという設定の書籍。ゆるキャラやAKB48、スカイツリーなど、現代の風物詩を江戸時代風に描く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#18 沖縄戦を生き抜いた人びと
【沖縄戦体験者の証言記録】
17年間にわたり500名を超える沖縄戦体験者の証言に耳を傾け、記録した貴重な資料。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#19 玄鳥さりて
【藩政時代を舞台にした人間ドラマ】
富商の娘を娶り出世を遂げる三浦圭吾と、彼を守るために遠島を引き受けた剣客・樋口六郎兵衛の物語。藩主の企てにより二人は敵同士に仕立てられていく。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#20 信長の棺
【織田信長の最期の謎に迫る歴史ミステリー】
本能寺の変後、信長はどこへ消えたのか。光秀謀反の背後に秀吉の陰謀があったのか。日本史最大の謎に挑んだ本格歴史ミステリー。杏さんは「織田信長にまつわる謎をめぐるミステリーです。信長も好きですが、信長の娘・冬姫の旦那さま、蒲生氏郷にも魅力を感じています」と述べていました。
#21 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って
【前世を探る不思議な旅のルポルタージュ】
前世が見えるという女性との出会いをきっかけに、著者がイタリアへ旅立ち、前世の「自分」を検証するスリリングな旅の記録。杏さんは「ドキュメンタリーのようなテンポの良さで、ものすごく面白くて、最後まで止まらない」と述べていました。
#22 冬姫
【織田信長の娘・冬の生涯を描く】
織田信長の二女・冬の生涯を描いた物語。戦国時代を生きる女性たちの苛烈な戦いを描く。杏さんは「(蒲生)氏郷は実直で頭も良くて自分の家族を大切にする。とても誠実なイメージがあって、そんなところがすてきだと思います」と述べていました。
#23 熊:人類との「共存」の歴史
【人類と熊の複雑な関係を探る】
古くから狩猟の対象であり、同時に信仰の対象でもあった熊と人類の関係を探る。テディベアの由来となったセオドア・ルーズヴェルトのエピソードなども紹介。杏さんは「熊好きにはたまりません。プーさん、テディベア、森のくまさんなんかも出てきます」と述べていました。
#24 関ケ原
【天下分け目の関ヶ原の戦いを描く大作】
関ヶ原の戦いの起因から終結までを克明に描き、戦国諸雄の人間像を浮き彫りにする壮大な歴史絵巻。家康の謀略と石田三成の戦いを詳細に描く。杏さんは子どもたちに読み聞かせをしていたと述べています。
#25 菜の花の沖
【江戸後期の海運商人の生涯を描く】
江戸時代後期、淡路島の貧家に生まれた高田屋嘉兵衛が、海の男として身を起こし、蝦夷・千島の海で活躍する商人に成長していく姿を描く大河小説。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
【小説】
杏(女優)のおすすめ本
#26 カラフル
【生まれ変わりの少年が人生の意味を探す】
輪廻のサイクルから外された魂が、自殺未遂の少年の体に宿り、自分の罪を思い出す旅に出る。家族や友人との関係を通じて、人生の意味や生きることの大切さを探る感動の物語。杏さんは「児童文学というんでしょうか。中高生向けの小説という感じですね。易しくないけど、難しくなく、でもすごく心に響くっていう」と述べていました。
#27 仮面山荘殺人事件
【閉ざされた山荘で起こる密室殺人ミステリー】
8人の男女が集まる山荘に強盗が侵入したことから始まる密室殺人ミステリー。外部との連絡が断たれた状況で次々と起こる殺人事件。疑心暗鬼に陥る登場人物たちの心理戦を緻密に描く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#28 ある奴隷少女に起こった出来事
【奴隷制の真実を描いた実話小説】
好色な医師フリントの奴隷となった美少女リンダの物語。自由を掴むために他の白人男性の子を身ごもる決意をする彼女の苦悩を描く。126年後に実話と証明され、米国でベストセラーとなった。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#29 片桐大三郎とXYZの悲劇
【大スター俳優の晩年を描く物語】
歌舞伎俳優の家に生まれ、映画俳優として世界的な人気を博した片桐大三郎。しかし、古希を過ぎたころ突然聴力を失ってしまう。その後の人生を描く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#30 息子と狩猟に
【父子の狩猟と犯罪者との遭遇を描くスリラー】
死体を抱えた振り込め詐欺集団のボスと、息子を連れて鹿狩りに来たハンターが山中で遭遇する物語。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」でセレクト本として紹介していました。
#31 BUTTER
【殺人容疑で逮捕された女性の真相に迫るミステリー】
三件の殺人容疑で逮捕された梶井真奈子。週刊誌記者の里佳が彼女への取材を重ねるうち、その言動に振り回されていく様子を描く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#32 光炎の人
【日露戦争時代を背景に、電気の可能性に魅せられた少年の物語】
徳島の貧しい農家に生まれた少年が、電気で人々の暮らしを楽にしたいという思いを胸に、大きな一歩を踏み出す姿を描く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#33 アミ 小さな宇宙人
【少年と宇宙人の交流を通じて人生の意味を探る物語】
少年が宇宙人と出会い、愛や宇宙について学ぶ物語。愛、宇宙観、理想社会などについて考察を促す内容。杏さんは「子供向けの読みやすい文章なんだけど、ちょっと気付かされる」と述べていました。
#34 翔ぶが如く
【西郷隆盛と大久保利通の生涯を描く大河小説】
幕末から明治維新、西南戦争までの激動の時代を、西郷隆盛と大久保利通という二人の傑人を中心に描く司馬遼太郎の大作。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#35 司馬遼太郎全仕事
【司馬遼太郎の全作品を網羅したガイドブック】
司馬遼太郎の生誕90年、「竜馬がゆく」開始50年を記念して作られた全作品ガイドブック。魅力的な解説と作品世界へのガイドが含まれている。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#36 ハイジ
【スイスアルプスを舞台にした少女の成長物語】
おじいさんと2人で山小屋に住んでいたハイジが、フランクフルトでの生活を経験し、再び山に戻ってくる不朽の名作。杏さんが小学校の頃に図書室で読んでいた本です。
【エッセイ】
杏(女優)のおすすめ本
#37 そういうふうにできている
【妊娠・出産の驚きと戸惑いを描くユーモアエッセイ】
妊娠発覚から出産までの10ヶ月間を、ユーモアたっぷりに綴ったエッセイ。悪阻との壮絶な戦いや、お腹の中の赤ちゃんとの対話など、妊婦の日常を笑いと共感を交えて描く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#38 世界の言語入門
【90言語の魅力を楽しく紹介】
英語やフランス語などのメジャー言語から、ベルベル語やゾンカ語といったマイナー言語まで、90もの言語の特徴や魅力を楽しく紹介するエッセイ集。杏さんは「言語学の本は、どう学術的に捉えるか、どう読者に伝えるかということで、専門的な言葉が多く並びがちなのですが、この本の面白いところは、難しい部分をポンッと捨て置いているところです。それは、黒田さんが言語に親しんでもらいたいと考えていらっしゃるから」と述べていました。
#39 日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?
【虐待サバイバーたちの手記】
親からの虐待を生き延びたサバイバーたちが書いた訣別と希望と勇気の100通の手紙を収録。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#40 +1cm
【人生の見方を変える小さなヒント集】
ものの見方を少し変えるだけで、世界の見え方が大きく変わることを教えてくれる本。仕事、人間関係、恋愛、夢など、様々な場面でのヒントが詰まっている。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#41 物語を忘れた外国語
【外国語習得の新しいアプローチを提案】
試験や資格のための勉強ではなく、小説や映画、テレビドラマなどの物語を通じて外国語を学ぶことの重要性を説く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#42 クリスチャニア:自由の国に生きるデンマークの奇跡
【デンマークの自由な共同体を紹介】
デンマークの首都コペンハーゲンにある自由都市クリスチャニアの暮らしを紹介。自然で豊かな生活や、新しい生き方を探る人々の姿を描く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#43 犬がいるから
【愛犬との暮らしを綴るエッセイ集】
愛犬との日々を、多数のカラー写真とともに綴ったエッセイ集。犬と暮らす喜びや愉快な出来事が描かれている。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」でセレクト本として紹介していました。
#44 字が汚い!
【美文字への憧れと挫折を描くエッセイ】
美文字になりたくてもなれない人々の悩みや奮闘を描いたユーモアあふれるルポルタージュ。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#45 死してなお踊れ: 一遍上人伝
【一遍上人の生涯を描く評伝】
家も土地も財産も、奥さんも子どもも、全てを捨てて踊り狂った一遍上人の生涯を描いた評伝。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#46 「世界遺産」20年の旅
【世界遺産を巡る20年の記録】
TBS「世界遺産」の現役プロデューサーが、20年間で訪れた世界60ヶ国の世界遺産を紹介。46億年の地球史と人類の足跡を辿る。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#47 奇跡のリンゴ
【不可能を可能にした農家の物語】
絶対に不可能と言われていたリンゴの無農薬栽培を成し遂げた男の感動ノンフィクション。長年の極貧生活と孤立を乗り越えた農家の奮闘記。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#48 命を愛しむ、人生のキッチン
【92歳現役料理家の人生哲学】
九州で活躍する92歳の現役料理家・桧山タミ先生の初の著書。日本の料理研究家の草分けとして知られる江上トミ先生の愛弟子としての経験や人生哲学を綴る。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#49 日本人の質問
【日本文化を新鮮な視点で捉えたエッセイ集】
日本や日本文化について、新鮮な感覚で捉えたエッセイ集。日本人が気づかない日本の特徴や魅力を描く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#50 決断力
【勝負師の決断力を探る】
危険でも単純で簡単な方法を選ぶ決断の重要性を説く。勝負の分かれ目にある集中力と決断力、勝負師の直感力の磨き方を紹介。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」でセレクト本として紹介していました。
#51 GOOD WORKS:一生以上の仕事
【跡継ぎたちの仕事観を探る】
30代前半〜40代前半の跡継ぎたちの仕事に対する考えや想いを紹介。大企業やベンチャー企業で働く人たちとは異なる視点を提供。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」でセレクト本として紹介していました。
#52 文・堺雅人
【俳優・堺雅人のエッセイ集】
堺雅人が撮影の合間や休日に書いた54作の本格エッセイを収録。役者の思考や日常が垣間見える一冊。杏さんは「人の心は食で動く。歴史のなかのかくされた」と述べていました。
#53 えほんのせかい こどものせかい
【子供の読書を支援する大人向けガイド】
児童文学の翻訳や研究に長年携わってきた著者が、子供が読書の楽しさを発見するために大人ができることを解説したロングセラー。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#54 友だち幻想
【人間関係の本質を探る社会学的考察】
友達との関係で悩む人々に向けて、人と人との距離感覚を磨き、上手に "つながり" を築く方法を提案する本。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#55 日出る国の工場
【様々な工場を巡るユニークな取材記】
牧場や結婚式場、人体標本工場など、7つの特徴的な工場を訪ね歩いた春樹&水丸コンビによる取材記。杏さんは「おふたりが30~40代だった頃に、工場見学をしていたと思うと、ほっこりします」と述べていました。
【科学】
杏(女優)のおすすめ本
#56 わけあって絶滅しました。
【絶滅した生き物たちのユーモラスな物語】
70種類の絶滅した生き物たちが、自らの絶滅理由を語る楽しい科学エッセイ。ステラーカイギュウの優しさやティラノサウルスの運の悪さなど、ユーモアを交えながら地球の歴史と生物の進化を学べる。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#57 サピエンス全史
【人類の歴史を科学的視点から解説】
人類の誕生から現代までの歴史を、生物学、人類学、経済学など様々な分野の知見を用いて解説した世界的ベストセラー。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#58 国立科学博物館のひみつ:地球館探検編
【国立科学博物館の裏側を紹介】
展示物の見方から展示のこだわり、裏話、秘密の仕掛けなど、研究者たちが明かす"とっておき"の情報を交えながら、地球館全フロアを案内する。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#59 ネコライオン
【ネコとライオンの共通点と相違点を探る写真集】
家庭で飼われるネコと野生のライオンを対比させながら、両者の類似点と相違点を探る。40年以上にわたって両者を撮影し続けてきた岩合光昭による写真集。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」でセレクト本として紹介していました。
【育児】
杏(女優)のおすすめ本
#60 ヨチヨチ父
【初めての父親の戸惑いを描く育児マンガ】
人気イラストレーター・ヨシタケシンスケが、自身の育児体験をもとに描いた育児マンガ。初めて父親になった戸惑いや喜び、日々の奮闘を、独特のユーモアと温かい視点で描き出す。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#61 ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。
【余命宣告を受けた父親からの手紙】
ガン(多発性骨髄腫)で余命宣告を受けた35歳の父親が、2歳の息子に伝えたい大切なことを綴った本。限られた未来を息子のかぎりないいのちにつなぐ父親の思いが描かれている。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#62 パパは脳研究者:子どもを育てる脳科学
【脳科学の視点から子育てを考える】
脳研究者・池谷裕二さんが、娘さんの4歳までの成長を、脳の発達と機能の原理から分析し、子育てのコツとして紹介する。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#63 君は赤ちゃん
【出産と育児の真実を描くエッセイ】
つわり、マタニティーブルー、分娩の苦しみ、産後クライシス、仕事と育児の両立など、出産と育児に関わる様々な課題を、芥川賞作家の観察眼で克明に描いたエッセイ。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」でセレクト本として紹介していました。
#64 しつけ帖
【幸田露伴から娘への教え】
作家・幸田露伴から娘・幸田文への教えをまとめた本。生活の細部にわたる心得や、人生の指針となる言葉が28篇収められている。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」でセレクト本として紹介していました。
#65 くろは おうさま
【視覚障害者の色彩世界を表現した絵本】
目の見えないトマスが感じる "色" の世界を、特殊な印刷技法で表現した絵本。視覚障害者の色彩認識を独特の方法で表現している。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#66 ダヤンのミステリークッキング
【猫のキャラクターによる料理絵本】
ダヤンという猫のキャラクターが主人公の、ユーモアと教訓を含んだ料理絵本。魅力的なイラストと不思議な料理のレシピが楽しめる。杏さんは「この本、とってもおしゃれなんです。実際にご飯やお菓子が作れますし、図まで載っていたりするので、親子で見るのも楽しいかなって。持っているだけでかわいい本なので、お出かけのときに持っていって読んでほしいくらいです(笑)」と述べていました。
【漫画】
杏(女優)のおすすめ本
#67 乙嫁語り
【19世紀中央アジアを舞台にした異文化交流の物語】
20歳の美しい娘アミルと12歳の少年カルルクの結婚を通じて、19世紀の中央アジアの文化や習慣を描く歴史漫画。遊牧民と定住民の違い、8歳の年の差を超えた夫婦の絆を繊細な筆致で描く。杏さんは「舞台は19世紀の中央アジアの集落で、何回読み返しても美しい絵に魅了されます」と述べていました。
#68 からくりサーカス
【奇想天外な運命に翻弄される三人の物語】
遺産相続で命を狙われる少年・勝、笑わないと死ぬ病にかかった男・鳴海、からくり人形を操る女・しろがねの三人が織りなす、壮大な物語。からくり仕掛けのサーカスを舞台に、運命に立ち向かう彼らの姿を描く。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#69 少女マンガ歴史・時代ロマン 決定版全100作ガイド
【歴史・時代ものの少女マンガを紹介するガイドブック】
新旧100人の作家による100作品を紹介。古今東西の様々な時代を舞台にした少女マンガを網羅的に解説している。杏さんが大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介していました。
#70 お〜い!竜馬
【坂本龍馬の生涯を描いた歴史漫画】
幕末の志士・坂本龍馬の生涯を描いた人気漫画。武田鉄矢、小山ゆうによる作品で、1986年から1996年まで連載された。杏さんが10代後半に全巻を揃え、夢中になって読んでいた作品です。
#71 黄昏流星群
【中年の恋愛を描く大人向け漫画】
人生の黄昏時を迎えた男女が、燃えるような恋を体験する様々な物語を描くオムニバス形式の漫画。弘兼憲史が描く、大人のための珠玉の恋愛ストーリー。杏さんが幼い頃に夢中になって読んでいた本です。
#72 ベルサイユのばら
【フランス革命前後を舞台にした少女漫画】
フランス革命前から革命前期のベルサイユを舞台に、男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの激動の人生を鮮やかに描く、史実を基にした大人気少女漫画。杏さんが幼い頃に夢中になって読んでいた本です。
#73 陽だまりの樹
【幕末から明治時代を舞台にした青春物語】
江戸時代から明治時代にかけての日本の一大転換期を舞台に、若者たちの生き様を描いた物語。杏さんが幼い頃に夢中になって読んでいた本です。
#74 ブッダ
【釈迦の生涯を描いた歴史漫画】
紀元前6世紀、ネパールの小族シャカ族の王子として生まれたシッタルダが、人が苦しみつつ生きる意味を問い続け、悟りを開いてブッダとなり人々を導きつづけた生涯を、大胆な創作を織り込みつつ描く渾身の歴史宗教伝記漫画。杏さんが幼い頃に夢中になって読んでいた本です。
#75 海のトリトン
【海底世界を舞台にしたファンタジー漫画】
ある夜、赤ん坊をひろったことから、和也一家は不思議な事件に巻き込まれていく。成長するにつれて、超人的な能力を発揮するトリトンの正体と、ポセイドン一族の謎を描くファンタジー巨編。杏さんが幼い頃に夢中になって読んでいた本です。
#76 フライングベン
【超能力犬を描いたSF漫画】
山小屋にひとり住む少年タダシと、不思議な能力を持つ犬ベンとウルの物語。タダシを愛する二匹の犬が、なぜ戦わなければならないのかを描く傑作SF漫画。杏さんが幼い頃に夢中になって読んでいた本です。
#77 エルマーとりゅう
【少年と竜の冒険物語】
『エルマーのぼうけん』の続編。動物島を脱出したエルマーと竜が、「知りたがり病」という病気をめぐって大活躍する冒険ストーリー。杏さんが小学校の頃に図書室で読んでいた本です。
#78 かいけつゾロリ
【いたずら好きなキツネの冒険物語】
いたずらの王者を目指すキツネのゾロリと、その子分で双子のイノシシ兄弟イシシとノシシが、修行の旅をしながら、行く先々で活躍する冒険ストーリー。杏さんが小学校の頃に図書室で読んでいた本です。
#79 おひめさまがっこうへいく
【湖の小島の学校に通うお姫様の物語】
湖に浮かぶ小さな島の小学校に通うお姫様の物語。友達ができないことを心配して逃げ出そうとするお姫様の冒険を描く。杏さんは「お話がすごくかわいくてワクワクして。親御さんもきっと子ども時代のワクワクを感じていただけるはず。大好きな一冊です」と述べていました。
【自著】
杏(女優)のおすすめ本
#80 杏のふむふむ
【杏さんの人との出会いを振り返るエッセイ集】
高校中退後、単身パリでモデルとして活躍し、現在は国民的女優として多くの作品で引っ張りだこに。彼女は「本の虫」としても知られ、J-WAVEやNHKの番組でパーソナリティを務めるなど、「本の読み手」としても注目されています。出会いや経験を等身大の言葉で綴った、さわやかで風変わりな一冊です。
#81 杏の気分ほろほろ
【人生に大きく変化のあった激動の3年半】
朝ドラ「ごちそうさん」や「花咲舞が黙ってない」、「デート」など数々の話題作に出演し、女優として駆け抜けた杏さんの3年半を振り返るエッセー集。役者としての成長や挑戦、そして結婚・出産という私生活での大きな変化を、のびやかな筆致でさわやかに描いています。ひたむきに仕事に向き合う姿勢と、その裏にある心情が垣間見える一冊です。
#82 十歳までに読んだ本
【有名芸能人が子供の頃に読んだ本まとめ】
作家や女優、映画監督ら70名が、自分の「根っこ」となった一冊について綴るエッセイ集。小川糸、森見登美彦、宮下奈都、辻村深月、吉岡里帆など、名だたる執筆者が子ども時代に心を揺さぶられた物語や言葉、憧れの主人公について語ります。読者の心にもあの頃のドキドキやワクワクがよみがえり、大人になった今だからこそ響く一冊。懐かしさと新たな発見に満ちた、心温まるエッセイ集です。
#83 BOOK BAR: お好みの本、あります。
【本との新たな出会いが見つかる一冊】
女優・杏と旅人・大倉眞一郎が10年続く大人気ラジオ番組「BOOK BAR」で紹介してきた1000冊以上の中から、厳選した50冊を紹介。小説、ノンフィクション、絵本、マンガまで、ベストセラーに限らず、ユニークな魅力を持つ本が満載です。思わず手に取りたくなる、個性的なセレクトにワクワクすること間違いなし。読書好きはもちろん、新たな一冊を探している方におすすめの一冊です。
【番外編】
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【まとめ】
杏(女優)のおすすめ本
杏さんは、多岐にわたるジャンルの読書を通じて、演技力と人間性を磨き上げてきました。彼女が愛読する書籍は、歴史や文学、科学、育児など幅広い分野にわたり、それぞれが彼女の人生や芸術観に深い影響を与えています。
今回ご紹介した本は、杏さんの言葉を借りれば、「偶然と必然が織りなす出会い」の結晶です。これらの本は、読者の皆さんにも新たな視点や気づきを提供し、人生をより豊かにするヒントになることでしょう。
杏さんのように、日々の生活の中で読書の時間を大切にし、本との出会いを楽しみながら、自身の感性と知性を磨いていくことをおすすめします。それぞれの本との縁を大切に、新たな世界への扉を開いてみてはいかがでしょうか。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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