無い記憶を呼び起こさせる私のホソク、BTSのJ-hope
以前仕事で瀬戸内海のある島に行った時、ちょうど学生さんたちの下校時間に外を歩いていたら、よく日焼けした、ほっぺたがぴかぴかな高校生カップルが自転車で二人乗りしているところに遭遇した。
絵に描いたみたいな、マンガから出てきたみたいな、本当にお手本のような青春のひとコマで、一緒にいた会社の先輩と「うわぁ~~いいなあ!学生時代を思い出しますねぇ!」と言い合ったんですが。
その直後に、「え…?あれ?あんな良い青春送りました?」「いや、ごめん、まったくなかったわ」と私達は我に返って、めっぽう冴えなかった、深夜ラジオを録音することに命を懸けていた、リアルな己の高校時代を思い出し、
「あの子達、羨ましかったですね…我々、あんなキラキラした青春送ってなかったですね」って無駄にしみじみしたんでした。
さて、年末から年始にかけての一大事といえば、BTSの皆さんの個人インスタがスタートし、我々ARMYは「インスタの通知が!オンにしてるのに!リアルタイムでこない!」と大騒ぎし、日々投稿されるメンバーの写真をリアルタイムでキャッチすることに情熱を燃やすという、心が休まらないけれども最高に楽しい日々を送っています。
そんななかでも、私達の希望ことホビことJ-HOPEさんのインスタが大変です。ホビ推しの皆さん、「ホソクの女」と呼ばれる皆さんの心を乱しまくる「彼氏写真」を連投し、BTSの皆さんは休暇中のはずなのですが、私達ARMYには休む暇を与えてくれません。
ハワイ旅行の写真をシェアしてくれて、毎日のコーディネートを教えてくれて、部屋のおしゃれなオブジェをみせてくれるのですが
その写真は3年前の夏休みに私と二人で行ったハワイ旅行の思い出写真だし、毎日のコーデ…その服、あの時も着てたよねって思い出すし、夜の道での1枚、その写真を撮ったのは私だよね…あの写真撮ったときは寒かったよね…ああ、この写真もあの時の…と、妄想が手応えある現実になり、あるはずのない記憶が思い起こされます。
それはもはや、私達のBTS、私達の希望J-HOPEというよりも、私のホソク。
私はBTSのみなさんのライブに行ったことはないのですが、ライブに行くとみんな「ホソクの女」になって帰ってくる。というARMY界隈では有名な話がありますが、こういうことか。と、改めてJ-HOPEさんのカッコよさを再認識しますし、インスタグラムでのホビの強火の圧倒的彼氏感に震えます。
同じくリーダーRM、ナムさんのインスタの破壊力もすごいのですが。まだ、ナムさんの素敵な写真の数々は私は安心してみていられます。美術館巡りが好きなナムさんの、ナム散歩インスタ…ナムさんの背中越しのモダンアート、ベンチに座るナムさん…
何気ない一枚、風な写真ですがシチュエーションにも構図にもかなり気を配ったおしゃれで素敵な写真の数々は、おそらく相当な手練れによる撮影であり、私とナムさんだけでなく、冷静な(だがしかし愛にあふれた)第三者がいることを感じさせる、リアコ感情を揺さぶってこないという意味では、穏やかな心でRMさんの美術散歩を一緒に体験することができます。
とはいえ、私たちのクサズ(94s…1994年生まれのRMさんとJ-HOPEさんを皆そう呼びます)がSNSにアップする写真の「彼氏感」は以前から世界中のARMYの心をつかみまくっていましたが、この最近のインスタグラムではさらそれが圧倒的になり、あらゆる方面で期待の上の上を来るBTSのみなさんですが、インスタグラムでも想像と期待の遥か上の上の供給を届けてくれていて、今年も私はBTSに愛と関心を注ぎ続けるという決意を固め、旧正月を迎えた今その心を新たにしています。
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