「憧れ」で居させてくれてありがとう。
思えば誰かに憧れたことはないのかもしれない。
あんなふうになりたいと思い描く時、
それはいつだって必ず自分の姿だったから。
ステージでキラキラパフォーマンスをするアイドルたち。
彼ら彼女らを輝かせているのは、
たぶんだけど、ファンの皆の存在なのだろうと最近思う。
そりゃあ、努力がなけりゃそうはなれないし、
彼らの行動に心動かされてファンになるのだから、
彼ら自身の力だと言ってしまうこともできるだろうけれど。
自分一人では、輝いているかどうかすら、
判断できないような気がしてる。
自分が自分のやりたいようにやり、
自分が満足できる自分でいること。
それは確かに大事なことなのだけど、
それによって自分以外の誰かを喜ばせた時、
初めて、輝きになるような気がしてる。
考えも言葉も、
今日のうちにはまとまりそうにもないのだけど、
じゃあなんでこんな中途半端な状態でも
こうして書き並べているかというと、
昨日が大切な後輩の結婚式だったからです。
いつも私を「憧れの私」にしてくれた、
大切な後輩ちゃん。
うれしくて、貴女のおかげで私、
自分のことがちゃんと好きになれたの。
憧れでいさせてくれる貴女が好き。
それは「今はもう全然好きじゃない」って言われたら好きじゃなくなるのかなんてそういうことじゃなくて、あの日々があったから今の私がいるわけで、
貴女は間違いなく私を構成する大切な存在の一人。
自分を律さなければならない時、
いつも貴女の顔が浮かぶ。
好きだと言ってくれた貴女に恥じない私で居たいと思う。
そうして自分を律することができた時、
私はちゃんと自分で自分のことを好きになれるの。
貴女が思うより、貴女の存在は、
私にとって大きくて掛けがえのない存在なんだよ。
今までたくさんありがとう。
本当におめでとう。末永く幸せでいてね。
そしてこれからもよろしくね。
そんなことを思った。