介護の終わりから始まるグリーフケア
ありのままを受け入れて欲しいと、介護をする子供は思います。
それは、こどもの頃から言葉に表す事はできなかったけれど、
ずーと、そう思い親に褒められる様に頑張りました。
介護の状態になっても同じです。
親が認知症の症状になったとしても同じです。
昔のままの親に褒められたくて、親が願う事を、親が失敗しない様に先回りをし、整え困らない様に努力します。
でも、親は感謝の気持ちを伝える事はありません。
昔も今もそこは変わらない事で、子供は辛く悲しくなります。
それが、介護における感情問題、親と子の問題です。
その要因としての症状があります。
発達障害・自閉症スペクトラムです。これにより、二次障害うつ症状
統合失調症などの精神を患うことになることも多くあります。
発達障害は遺伝的な要素もあると言われ、親子連鎖もあると言われています。認知症の症状と子供が疑い受診をすると、統合失調症の薬で状態が緩和したりと言うこともあります。
診断をされ治療することにより、親子の関係が良好になる場合もあります。
全てがこの様なケースとは言えませんが、この所多く同様ケースの相談があります。
褒められたくて頑張ってた子供の頃、親に何度も伝えても伝わらない、
そんな時はこの症状濃淡はありますが、あった可能性もあります。
介護をする子供は悩みます。親が疾患があった場合は、変わる事が出来なかった可能性があるのです。親が許せない子どもは多くいます。介護したくない子供も沢山います。この様な要因がひとつ親子の関係を狂わせていた過去があるのかもしれません。
この様な症状の親は、社会的には正しく生きてこられてた人も多く、
社会を軸に子育てをした傾向であり、子供の自我を否定し、無意識で子供を傷つけていたこともあります。
親は気づいていないのですね。そのまま親は認知症になり、
子どもは“ありのままを受けれられなかった“状況で介護に突入しています。
だから親の介護の時間“子供は辛い“のです・・・。
この様な場合は状況を理解し、過去を振り返り病気も疑う事で少し楽になる人もいます。ですが、この様な場合は稀なのかもしれません。
答えはないですし、正解もないと思います。
でも、この様な状況で辛く悲しく思う子供が多い事を今回はお伝えします。
“あなただけではない“と言う事を知る機会になればと。
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