魚柄仁之助の巣ごもりレシピ 第11回
手間はかけずに時間をかけて
〜第十一回 うちまめ 超速攻❢豆料理〜
暑い季節にお鍋でコトコト煮炊きをするのが
だーいすき💛なヒトも そうはいないでしょう。
そんな時でも簡単に食べられる豆が
うちまめ
なのです・・・ご存知でしょうか?
フツーのスーパーマーケットで買ったうちまめ、150gで300円位でした。
うちまめを魔法瓶(サーモス)に入れます(水で戻す必要なし)
熱湯を注ぎ込みます(たっぷりと)
2時間後、十分に茹で上がってます(これで食べられる)
そのままでも、塩やドレッシングでも
(豆乳の香りがする)
黄粉やメープルシロップでおやつにも
(潰してスキムミルクもおいしい)
うちまめとは?
・このようにして作ります
乾物の大豆を水に浸して戻します。
戻した大豆を木槌で打ってつぶし、天日でカラカラに干したのが
うちまめです。
自分でも作れますが、木槌で打つのが意外と難しい。
だからパスタ製造器のローラー(生地を薄く延ばすための器具)で
押し潰す方法がよく使われます。
・保存の注意
市販のうちまめは十分に乾燥させていますが、湿度が高くなると
カビが生えやすくなりますから、保存は「乾燥と密閉」が大事です。
・使い方の特徴
うちまめは大豆などと違って、戻さなくても使えますから
味噌汁とかスープを作る時、いきなりポイっと放り込んでも
すぐに軟らかくなります。
巣ごもり、食事自炊生活に入ると、デンプン質や糖質が多くなりがちではないでしょうか。蛋白質を多く含む豆類は調理が難しいと思われがちですが、うちまめは最も手軽な乾燥豆類なのです。
・たとえば
鍋にうちまめと水、トマトケチャップを入れて火にかけると10分弱で煮豆。
これにひき肉を加えるとポークビーンズ。
ご飯を炊く時、押し麦同様パラリと入れるだけで豆ごはんができます。一晩浸けておかなくても大丈夫です。
ラタトゥユのような野菜の炒め物を作る時に加えると肉なしでもたんぱく質の摂れる野菜炒めになります(ビーガン御用達)。
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今回も営業部Kさんからレポートが届いています!
うちまめを二種類の料理に活用してくれました。
〜「飛鳥新社営業体験談」第11回〜
「うちまめ」ってみなさんご存じでしたか?
ちなみに私は初耳で、見かけたこともないな~と思っていたのですが、よく行くスーパーにひっそり鎮座していました(!)
そんな慎ましやかなうちまめですが、いろいろ汎用性がありそうですね。
見ためも花びらのようで可愛らしいです。
今回は、アレンジレシピを2種つくってみました。
1.カレー
つくり方は、いつものカレーに入れるだけです!
今回はインドカレーに入れて、なんちゃってダルカレーにします。
この4種のスパイスだけで完成するので、インドカレーは偉大ですね。
うちまめは、具材を煮込むタイミングで投入します。
完成!
魚柄先生の言う通り、お肉なしでもかなりの食べごたえになります。
反省ポイントは、他の豆と違ってあまり膨張しないので、もっとどっさり入れてもよかった…というところです。
2.炊き込みご飯
つくり方は、いつもの炊き込みご飯に入れるだけです!(カレーと同じですね)
しめじと塩昆布の炊き込みご飯にプラスしてみました。
うちまめは水に浸るように軽くまぜてあります。
水加減は通常でちょうどいいですよ。
完成!
朝ごはんにすると、主役級の存在感がありました。
どちらも、いつものごはんにおいしさと栄養をプラスできるのでおすすめです。
しかも、和洋中(インドも)どんな料理にも合いそうなので、いろいろチャレンジしてみたいと思いました。
わー!インドカレー、美味しそうですね。
個人的に毎週食べたいくらいカレー大好きなので、
次回のカレー作りにはぜったいに豆を入れたいと思います!
魚柄先生のnote連載、豆料理が続きましたが、回を追うごとに
ますますお手軽になっているような…!?
皆様もぜひ豆料理に挑戦してみてください〜(編集部A)
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魚柄仁之助先生の台所リストラ術をもっと知りたい方は飛鳥新社のページを御覧ください。
お家時間、台所時間を楽しんで、体に良いステイホーム期間をおすごしください!
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