青いストライプシャツ一枚で、
昨日のこと。
急に気温が上がってあたたかな陽気。
むしろちょっと暑いくらいかも。
ちょっと悩んで、クローゼットから薄手の青いストライプシャツを出して着る。
このシャツ一枚でも十分過ごせそうだ。
なんとなく、青いストライプ柄は春のイメージ。
春の日射しのなかで見ると、淡い色味のあふれるなか、この青が爽やかでいいなと思う。
上着を着なくていいと、からだが身軽になって、ついでに気分も軽くなる。
そして、いつもよりすこしだけ活動的になるのだ。
最近あまりやる気が出なくて後回しにしていたことがいろいろあったのだけれど、この週末にそのもろもろを一気にやれた気がする。
まず手始めに、家のこと。
換気扇の掃除をして、衣替え。冬場につかっていたセーターやマフラーを洗濯して衣装ケースにしまう。もうほとんど着ていない服は処分に出すため選り分ける。ついでに、布団カバーも洗って干した。
起毛の部屋履きも、無印のインド綿サンダルにシフトチェンジ。冷え性のくせに家ではできる限り素足でいたいので、あたたかくなってくるとまだかな、もういいかな、と素足になるタイミングを見計らっている。
そうはいっても、素足でぺたぺた歩くとフローリングが汚れるので、一昨年くらいからインド綿ルームサンダルを履くようにしている。鼻緒付きのやつ。これを履いているといつも足元がさらりと涼しいので気に入っている。
それから、美容院やチケットなんかの予約もまとめてやってしまう。
どれもやりたいと思っているのはたしかなのだけど、すこし先の予定を立てるのは面倒で先延ばしにしがち。そうしてまた今度、また今度…と思っていると別の予約すべきことが出てくるので余計に面倒になる。それらをまとめて済ませたら、かなりすっきりした。
あとは、積ん読していた矢内原伊作の本を読んだり、古本屋をのぞいたり、読書会に参加したり。
そのうちやろう、と先延ばしにしてため込んでいるあれこれも、案外やってみるとあっさりできてしまったりして。なんだこんなものかと思えることって、結構あるものだ。
そのきっかけはたいしたことじゃなくて、たとえば青いストライプシャツを一枚着る、そんなことでもいいのかもしれない。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?