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詩ことばの森 森 雪拾(もり ゆきひろ)

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複雑で変化の激しい時代ゆえに 優しさと癒やしの詩の世界を伝えていければと思います
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#言葉

詩ことばの森(235)「いつか見た空」

いつか見た空 いつか見た空を ぼくが ふたたび目にするとき 目覚めたばかりの草木はふるえ …

UNWIND&KOMOREBI
1か月前
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詩ことばの森(218)「木のうえの鬼」

木のうえの鬼 木のうえには 鬼が棲んでいて わたしたちの話をきいていたらしい 葉擦れの音…

UNWIND&KOMOREBI
2か月前
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詩ことばの森(187)「川の光」

川の光 そのとき きみとぼくのあいだに 小さな流れがあった 川のような 光のような 銀色に…

UNWIND&KOMOREBI
4か月前
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詩ことばの森(177)「空色の花」

空色の花 街をさまよい 小さな花屋をみつけた 店先には小さな花が並んでいた 悲しみの花をひ…

UNWIND&KOMOREBI
5か月前
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詩ことばの森(170)「空いちめんに」

空いちめんに 空いちめんに鐘の音 語りつづける鳥たち 君が信じた永遠は夢のなかに 眠りのう…

UNWIND&KOMOREBI
5か月前
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詩ことばの森(165)「砂の記憶」

砂の記憶 古びた机のうえに 置かれたままの 夏が残っていた だれかの語りつづける 言葉が漂…

UNWIND&KOMOREBI
5か月前
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詩ことばの森(87)「昔の侍」

その村は、川の近くにあって 昔から   そこに住む人がいた 中洲には   小さな祠があって そこは   古い時代の戦場だった 倒れた侍を  村人がお祀りして 何百年ものあいだ    大切にしてきた 場所なのだそうだ 侍の名前は忘れてしまったが 祠に書いてあるらしい いなくなってもなお 名を残した彼は ある意味 永遠に生き続ける存在なのだろう 不生不滅の言葉が 川の流れる音とともに ぼくの脳裏に 響いては流れていく (森雪拾)

詩ことばの森⑳「心のゆらぎ」

わたしは、仕事でも生活でも、考えることが多いようです。それでいて、なかなか考えがまとまら…

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詩ことばの森⑩「航海日記」

わたしは、日記を書く習慣はないのですが、あこがれはあります。「断腸亭日乗」や「高見順日記…

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詩ことばの森⑨「去りゆく雲」

わたしの好きな言葉の一つに、「行雲流水」があります。 「行雲流水」という言葉には、物事に…

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