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2024年11月15日 私は飛車(先延ばしにせず、すぐやろう)

「面倒くさがって他人に全フリするとか先延ばしにすると、予想の3倍面倒くさくなる」、
そういう星の元に生まれているような気がします。
この1週間も、1日に1回はそういうことがありました。
今週は、先週と違って、腹を決め、
「これは自分がするべきことだ」と思いつつ、行動したので、
先週のような大きなトラブルにはなりませんでした。
そして、本日、
「これはもう、認めるしかない。面倒くさがって他人に全フリするとか先延ばしにすると、予想の3倍面倒くさくなるのだ」と思い至りました。

世の中には、人にお願いすることが得意で、
微笑んでいるだけで物事を進められる人もいるわけですが、
断じて私はそうではありません。
「この係やってくれる人いませんか…」とか
「立候補する人いませんか」と言われて、
自分以外の皆が、静かに息を潜める中、
痺れを切らして、「やります」といってしまったあの頃から、
ちっとも変わっていません。
周囲や先生たちは、「目立つのが好きなやつだ」とか「役職が好きなやつだ」と思っていたかもしれませんが、
そういう理由ではなかったのです。
あの頃から、すでに、
「面倒くさがって他人に全フリするとか先延ばしにすると、予想の3倍面倒くさくなる」は、
発動していたのだと思います。
そう言えば学生の頃、教授から引き受けたバイトでいつもなら丁寧にするところを、
一緒にバイトした友達に流されて、手を抜き、
自分だけ教授に叱られたことを思い出します。
友達2人は怒られませんでした。
その当時はものすごく理不尽だと思って、1人で少し泣きました。
しかし今ならわかります。
世の中には、責任逃れとかサボりがなんとなく許される人と、そうでない人がいるのです。
それは善人だとか悪人だとか、
ずるいとか、器用だとかそういうことではない、と思います。
何というか、持って生まれた宿命みたいなものなのです。
後から変えられるようなものではない気がします。

将棋の駒が動き方が決まっているのと似ていると言えば良いでしょうか。
駒が持っている動き方以外をすると、ルール違反になるのと似ているような気がします。
将棋では、王は全方位に動けますが、1マスずつしか進めません。
飛車は他の駒にぶつかるまで動けますが、縦と横にしか動けません。
その他の駒もそれぞれの動き方のルールがあり、それにしたがってしか動かないのです。
「成る」ことによって動きの幅が広がることはありますが、それはゲームが進んでから、です。
序盤から、縦横無尽に動けるわけではありません。

私のような人間は、飛車に似ています。
縦と横に、大きく動ける分、斜めに動くことは許されない、ということです。
つまり、私の基本の動きは「まっすぐ」なのです。
真面目にやらなければやらなければ悪目立ちします。
サボると見事に失敗します。
先延ばしにすると、大きなトラブルが起こります。
チートと呼ばれるようなこと、
手を抜くこと、
人に責任を投げてしまうようなことをすると、
必ず、うまく行きません。
盤上がひっくり返って、先程までいた位置に戻されてしまうような印象です。
薄々、自分にはそういう宿命というか縛りがあるような気がすると感じていましたが、
どうもやっぱり、そのようです。
この盤面、つまりこの人生では、私という駒は、飛車であり、「斜めには移動できない=人任せにする、先延ばしをすることはできない」のです。
斜めにいけるようになるには、龍・竜に「成る」必要があります。
私は、未だ、この人生で、「成って」はいないので、斜めの動きは禁止されているのです。
それにもし、いつの日にか「成る」ことができたとしても、斜めに際限なく移動できるわけではありません。
龍・竜が、斜めに動けるのは、1マスだけですから、完全に人任せにしたり、先延ばしにしてうやむやで突破したり、ということは無理でしょう。
せいぜい、一部を手伝ってもらうとか、締め切りを伸ばしてもらうことくらいができるようになるのだろう、と思っています。
つまり、「成る」ことができても、大きな変化は無いのだと思います。
「面倒くさがって他人に全フリするとか先延ばしにすると、予想の3倍面倒くさくなる」という原則、基本ルールは変わらないでしょう。 

薄々気づいていたけれど、
それでも長年認めたくなかったけれど、
やっぱり、そうなのです。

ですから、今週は以下のように考え方を変えました。
「面倒くさいなぁ」と思ったらそれがシグナル、警報です。
面倒臭い時ほど、回れ右して逃げるのではなく、
その時点からどうやっていくかを考えて、実際に動かなくてはならないのです。
これ、実は仕事ではもっと前からやっていることです。
仕事上ではもっとずっとはやく、この原則に気づいてやってきたのですが、
こと私生活については、まだどこかで甘えた気持ちがありました。
「誰かになんとかしてもらいたい」というような、そういう気持ちが…。
何故って、その方が、楽そうだし、そうできる人が羨ましかったからです。
本音を言えば「ずるい」とさえ、思っていました。
でも、今日を限りに人を羨む考え方はやめようと思います。
自分という駒のルールをしっかりやって行くしかないからです。

さて、ここで占星術の話になります。

占星術でファイナルディスポジターという考え方があって、
(以下のサイトさんで出せます)

それぞれの惑星のファイナルディスポジターが何かで、その人の本質がわかるというのです。
ぐるぐる回ったり、複数ある人もあるようなのですが、
私はこれが、水星をのぞいて、太陽なのです。
太陽…、
王道を行きたい、自分でやりたい、常に主体的でありたいいうのが、
私の本当の望みなのでしょう。
人任せにするのは、先延ばしにするのは、
責任を誰かに預けてしまうのは、
私の本当の望みから、ズレるということなのかも知れません。

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