こうやって、考える。 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容はお茶の水女子大学の教授で文学博士である外山滋比古さんの『こうやって、考える。』の一部分です
▪︎外山滋比古さんの考え方
・良いアイデアを出したければ外に出る
机に向かっているときは何も思い浮かばないのにリラックスして湯船に使っている時や友達と遊んでいる時に良いアイデアが浮かんできたことはありませんか?
というのも、仕事をしている時とリラックスしている時とでは脳の働いている領域が違います
アイデアは忘れてしまうことが多いので、忘れないようにメモをとりましょう
・朝に仕事をして夜は仕事をしない
頭を使う仕事をしている人にとって朝の時間はとても重要です。朝は最大限に頭が働きますが、昼間や夜と時間が経つにつれて頭が働かなくなります
勉強も同様に朝に行うことで効率が上がり、成果が出やすくなりますよ
・本は買って読む
私たちは身銭を切るからこそ本気になれます。無料だと本気で学び取ろうとする意欲が湧きません
身銭を切ることで退屈な物事が退屈でなくなります。日常に退屈さを感じているのであれば無料のものにしか手を出していないからかもしれませんね
・常に問いかけ疑う
考える上で重要なのは常に問い、疑うことです。新しいことに遭遇したら『なんでだろう?』や『どうして?』と自問してみることが大切です
常識になっていることに対して、『本当にそうだろうか』と問いかけてみたり、仮説を立てたりして常に考える癖をつけることで思考が深まっていきます
・図書館で仕事や勉強をする
著者である外山滋比古さんは本を300冊以上も執筆しており、作業場としていたのが図書館です。自分の家の書斎よりも仕事が捗ると語っています
図書館で仕事や勉強をすることで最高に頭を働かせることができます
・歳をとったからこそ若い時より忙しくする
仕事をやめた途端に人間は老け込んでボケてしまいます。高齢者は暇ができたら非常に危険なので年齢を重ねたからといってゆっくり過ごすのはあまりよろしくありません
高齢者にとってお金よりも健康の方が大切です。ボケないために常に忙しくする必要がありますね
・本を読んだら感想を書く
読書したら放っておくのではなく、必ず感想を書く習慣を身につけましょう。書くことで脳内が整理されメンタルが安定します
もし、本を読まないのであれば毎日日記をつけましょう。イライラしたことや自分が苦手なこと、やってみたら意外に良かったものなど些細なことを日記に書くのも良いことです
・場所や付き合う人を変えて視点を増やす
物事を深く考える時は一方向から物事を凝視するよりも多面的に物事を見た方がいいです。自分の専門ではないことに触れることもオリジナルな考えを生み出すのには必要不可欠な要素になります
人間は同じ環境に居続けることで思考が凝り固まってしまいます。物事を深く考えたいのであれば、常に旅人のようにいろんな場所を移動していろんな視点を持ちましょう
▪︎【結論】知的好奇心を忘れない
この本の著者である外山滋比古さんは96歳で亡くなりましたが、知的好奇心を失わずに多くの仕事をこなしてきました
なんと、300冊以上の本を出版し、90歳を過ぎても10冊以上も執筆したそうです
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▪︎関連要約記事
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