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【要約】スマホ失明【川本晃司】

今回はビジネススクールでMBAを取得して、現在はかわもと眼科の院長として眼科医をしている川本晃司さんの著書『スマホ失明』の一部分です


👇こんな人にオススメ👇
・スマホ依存症の人
・PCやタブレットを見る時間が長い人
・目の健康について知りたい


スマートフォンやタブレットが生活の一部となった現代、私たちは日常的にデジタルデバイスを長時間使っています


便利さが向上する一方で、その影響が見過ごされがちな「視力低下」という大きな問題もあります


特に若者や子供たちの間で、スマホ利用に伴う近視が急速に進行していることをご存じでしょうか?


この記事では、目にかかる負担や失明のリスク、そしてその対策について紹介していきます





▪︎デジタルデバイスが視力に及ぼす悪影響について


①スマホの利用と目の健康


私たちは現代生活の中で、日常的にスマートフォンやタブレット、パソコンなどのデバイスに長時間触れています


著者よると、デジタルデバイスの利用が増えるに従い、目にかかる負担も大きくなり、視力低下やメンタルへの影響も見られるようになりました


特に問題なのが近視の増加です


若い世代の多くは、長時間スマホを見続けることで近視が進行し、やがて視力が大きく低下する危険性があると指摘されています




②近視の深刻なリスク


近視は一見、メガネやコンタクトレンズ、レーシック手術などで簡単に対処できると思われがちです


しかし、近視が進行することで眼球が変形し、網膜剥離や緑内障、黄斑症といった深刻な病気に繋がる可能性があるのです


これらの病気は最悪の場合、失明に至ることがあります


著者は、特に小学生や中学生の近視が急増している現状に警鐘を鳴らしています




③遺伝と環境の影響


近視の進行には、遺伝と環境の二つの要因があります


遺伝的に目が悪くなりやすい人もいれば、そうでない人もいますが、近年ではスマホの普及によって環境が悪化し、遺伝的には目が強いとされる人でも近視になるリスクが高まっています


特に日本や韓国、シンガポール、香港などの東アジアでは、近視によって失明に至る人が非常に多いのが特徴です




④10代の近視進行


近視の進行が最も顕著なのが10代です


著者は、16歳の男子高校生のエピソードを紹介しています


彼は長時間スマホを見続けた結果、両目でピントを合わせられなくなり、手術を行ったものの元の視力には戻らなかったといいます


このように、10代の若者の間で近視が深刻化しており、その主な原因はスマホの長時間利用です




⑤目を守るための対策


近視を防ぐためには、スマホやタブレットの使用時間を減らすことが効果的です


しかし、現代社会ではスマホを完全にやめるのは難しいため、定期的に外を見る習慣をつけることが重要です


屋外で過ごす時間を増やすことで、近視の進行を抑制する効果があります


また、幼少期からスマホを使わせる「スマホ育児」も近視を助長する要因となるため、幼児にはできるだけスマホを与えないことが推奨されています




▪︎【まとめ】日頃からデジタルデトックスを意識しましょう


この本は、現代のデジタルデバイスの普及によって引き起こされる視力低下や、最悪の場合失明に至る可能性について深く掘り下げた本です


私たちの目を守るためには、スマホやタブレットの使用時間を適切に管理し、外での活動を増やすなどの予防策を講じる必要があります


特に若い世代は、この問題に対して意識を高め、目の健康を維持するための行動を取ることが大切です





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