【要約】メガバンクで11年働いたけど 世界一やさしいお金の貯め方教えます【はっとり・ユリカ】
今回紹介する内容ははっとりさんとユリカさんの共著『メガバンクで11年働いたけど 世界一やさしいお金の貯め方教えます』の一部分です
▪︎将来の不安を解消するお金の貯め方について
①お金を貯める理由を理解しよう
私たちの世代は、終身雇用や年金だけに頼るのが難しい時代に生きています
昨今の経済変動やリストラのニュースを見てもわかる通り、将来の安定した収入が約束されているとは限りません
そのため、若い今からコツコツとお金を貯め、自分で将来の備えを整えることが重要です
老後の生活資金や、将来の突発的な支出に備えて資産形成をしていく必要があります
②目標金額を決める
まずは、自分がどれだけの金額を貯めるべきかを把握することが大切です
例えば、年金を受け取る老後に向けて「必要な資金」を考えると安心です
現在の平均的な年金額や生活費をもとに、少なくとも老後に3000万円程度の資金が必要と言われています
この金額は、生活費や医療費、趣味や家族との交際費などを含めたものです
③日本の年金制度の仕組みを知ろう
日本の年金制度には、「国民年金」と「厚生年金」の2つがあり、収入や職業によって受け取れる年金額が異なります
多くの人は60歳から退職し、65歳から年金を受け取ることが基本となりますが、制度の変更や物価の影響により年金が減額されるリスクも考慮しておきましょう
④老後の生活費について理解する
老後に必要な生活費は、単身世帯で月に約14万4千円、夫婦世帯で約25万5千円です
しかし、医療費や交際費など、若い頃には想定していない支出も発生する可能性があります
年金だけでまかなえない場合を考慮し、余裕をもった資金計画が重要です
⑤教育費や家族のための貯蓄
子どもを育てる費用もまた、家計に大きな影響を及ぼします。未就学時の養育費、私立と公立の教育費など、子育てには多額の資金が必要です
家庭を持つ予定がある場合は、教育費も含めた長期的な資金計画を立てましょう
⑥支出の見直しから始めよう
収入を増やすだけでなく、出費を見直して固定費を削減することが、お金を貯める上での基本です
「5大固定費」と呼ばれる、家賃、水道光熱費、通信費、車、保険を見直し、無駄な支出を削ることから始めましょう
例えば、格安SIMに乗り換えたり、カーシェアを利用したりすることで年間数万円の節約が可能です
⑦生活防衛資金を準備する
生活防衛資金とは、失業や急な出費に備えて貯めるお金です
突然の収入減に備え、最低でも生活費の3~6ヶ月分を貯金することを目指しましょう
この資金は投資には使わず、必要になったときにすぐ取り崩せる形で貯めておくと安心です
⑧少額からの資産運用を検討する
貯金だけでなく、少額から投資に挑戦することもお金を増やす手段の一つです
特に20代の若い時期に始めると、長期的にリターンが見込める「複利効果」を得ることができます
まずは、つみたてNISAやiDeCoなどの非課税制度を活用し、リスクの低い投資からスタートしてみましょう
▪︎【まとめ】まずは小さな節約からコツコツ始めましょう
この本は、単に節約するだけでなく、将来を見据えた資産形成がポイントです
日々の小さな節約からコツコツ始め、目標金額に向けて計画的にお金を管理しましょう
▪︎関連要約記事
▪︎本好き・読書家にとっての人気サービスの紹介
1.Amazonオーディオブック:Audible(オーディブル)
ビジネス書も聴き放題で通勤時間や家事の『ながら読書』が可能です。(30日間の無料体験可能)
2.Kindle Unlimited(Amazon公式)
月額980円で読み放題です。およそ2〜3冊読めば元が取れます。(30日間の無料体験可能)