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気象情報のリアルを語る:『お天気キャスターと考える異常気象と防災』講演実績レポート

北海道のテレビ局で気象キャスターをしている宇野日和です。
2024年夏に北海道南幌町にて実施した講演会のレポートをまとめました。尚、講演の内容およびスライドは、全て自身で準備・作成いたしました。

所属する会社ホームページでも、この講演会に関する記事をアップしていただいています。

「お天気キャスターと考える異常気象と防災」
日時:2024年6月26日(水)
場所:南幌町生涯学習センターぽろろ
対象:さわやかカレッジ公開講座 26名程度
時間:90分
講師:宇野日和(気象予報士・気象キャスター)

講演テーマ

昨今、見聞きする機会が増えた「異常気象」。猛暑、台風、大雪などその異常さを実感している方も多いのではないでしょうか?

この講演では、異常気象について正しく理解し、いざという時に行動できるように、テレビメディアで働く気象予報士としての視点からお話させていただきました。

講演内容

1. 異常気象って普段の天気と何が違うの?

初めに、異常気象がなぜ起きるのか、『地球温暖化だから』ではちょっと浅はかな回答。何でもかんでも異常気象とラベリングしないように、正しく言葉を理解しておきましょう。


2. 異常気象って私たちにどんな影響があるの?

次に、異常気象が及ぼす「災害」。もっと広義的に、日々の天気が身近な社会・生活に及ぼす影響というのを、お住まいの地域の気象データからピックアップ。


3. 異常気象ってどんな対策をしたらいいの?

では、どんな対策が必要か。基本は、気象予報をうまく活用することだと思っています。メディアで働く私だからこそ共有したいアイデア・上手な情報の取り方を提案します。


今回は6月と初夏・出水期ということで「猛暑」「台風」「大雨」をピックアップ
・前年の夏は特に、北海道で異例の猛暑に
・北海道は暑さの他、台風や大雨にあまり強くない地域性

▼スライドの一部を抜粋

南幌町は気象観測地点がないので、隣の岩見沢市のデータを使用
気象予報士も同じツールを使っています

講演を終えて

今回レポートなどは特にいただいていませんが、講演後「これから天気予報の見方が変わると思います」と声をかけてくださった方がいらっしゃり、大変心に響きましたので紹介させていただきます。

また、私の一方的な話ではなく、参加者の方にリアクションをもらいコミュニケーションを取りながら進めることができ、大変有意義な時間になりました。

暑さ指数についても講演内で取り扱いました。

今後の活動について

地域や季節、最新のニュースや話題に応じて、内容は随時変更いたします。

講演依頼を希望される方は、会社の問い合わせフォーム、もしくは、私宛に直接ご連絡いただいても大丈夫です!私の方から所属会社に取り次ぎさせていただきます。質問などもお気軽にどうぞ!

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