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帽子フェア2024夏~田中帽子店に麦わら帽子を買いに行こう! 2024.7.28

帽子フェア2024夏~田中帽子店に麦わら帽子を買いに行こう!


春日部・田中帽子店の「帽子フェア」に久しぶりに行ってまいりましたよー!


田中帽子店って?


埼玉県春日部市の麦わら帽子専門店、田中帽子店。
この頃はテレビにもよく取り上げられるのでご存じの方も多いのではないでしょうか。

春日部の地場産業だった麦わら帽子製造業も残っているのは今や田中帽子店のみ。さらに工場を持つのは、日本でも田中帽子店さんと岡山の一社のみ…といういわば危機的な状況をひっくり返すために、様々な戦略を展開している、六代目社長・田中優さん。


140年を越える老舗としての自負と、自負だけじゃ続けられない、現代ならではのアイデアと戦略。
この社長のファンという方も多いのではないかしらん。私もです。

春日部で作られた麦わらを用いてすべて職人の手作りで作られる田中帽子店さんの麦わら帽子は、明らかに大量生産品とは違う、みっしりとした手触りとそれでいてかぶると一切蒸れない風通しの良さとフィット感、そして軽さに驚きます。
私も気づけばもう田中帽子店さんの帽子、6つも持ってます。毎年1つのペースで増えています。

創業は明治13年。日本で数少ない、麦わら帽子を中心とした天然素材の帽子工場です。現在は6代目の田中優に引き継がれています。
工場は、埼玉県の東部に位置する春日部市にあります。古利根川という大きな川が流れる春日部市は、昔から米や麦の生産地で栄えた地域です。創業当時は、麦わら帽子の材料である、「麦わら真田」を作って海外に輸出していました。 麦わら真田は、7本の麦の茎を手で編み、真田ひも状にしたものです。明治30年頃、ドイツから日本に帽子用のミシンが輸入され、ミシンを使った本格的な生産を開始しました。当時 春日部市には多くの麦わら帽子に関わる会社が存在し、後に春日部市の「伝統工芸品」に認められました。
麦わら帽子は、シート状の材料をプレスして成型する方法と違い、材料をミシンに取り付け、帽子の形に縫製したのち、プレスして成型する手間の掛かる仕事です。職人は、1本の麦わら真田を円状に重ねながら帽子の形に縫製していきます。その造形美は独特で美しく、また重なった部分に伸縮性が生まれることでかぶり心地が抜群です。また、麦わら帽子は天然素材の通気性により、涼しく感じます。麦わら帽子は長い問、多くの農家や幼稚園や保育園の子供たちに愛用されてきました。今もなお、昔と変わらぬ製法で、伝統的な麦わら帽子を作り続けています。 最近では、実用品としてだけでなく、ファッションアイテムとしても注目されています。

田中帽子店公式サイトより


帽子フェアって?


2020年に、六代目が工場のそばに直営店をオープンさせ、そこで夏・冬に2回、セール&イベントとして行っているのが「帽子フェア」です。
そもそも直営店なのでお安いうえに、このセールに合わせて在庫もどどーんと補充され(田中帽子店さんの強いところはお店のすぐそばが工場!というところ。どんどん補充しちゃうよ~~)、さらに帽子詰め放題やライブ、近隣の様々な飲食店・クラフトショップなどの屋台も出る、という楽しいフェアです。
だいたい、1カ月間の開催で、屋台やライブは週末開催。
その一環で、毎回、春日部のご当地キャラである北春日部Q之介くんと仲間達、そしてQちゃんと仲良しのシンガーソングライター・石田洋介さん&春日部生まれ春日部育ちのピアニスト・「ひとちゃん」こと東海林仁美さんによるグリーティング&ライブが行われています。

過去のレポより。


北春日部Q之介くんって?

じゃ、その北春日部Q之介くんってだれ?かと言いますと、北春日部にかつて生息していた「ホンドイタチ」をモチーフにした、春日部のご当地キャラさんです。

初めまして♪
ボクは、北春日部の小渕(こぶち)砂丘に生息してるホンドイタチ!
永遠の5才だよ☆
春日部の魅力を伝えるため(勝手に)、県内外でPR活動をしています。

ご当地キャラプロデューサーとして、
キャラクターデザインやコンサルタント、
ライターなどをされている犬山秋彦さんにデザインして頂きました。

春日部市の特産品の一つである麦わら帽子をかぶり、
プラスワンのあるまち、かすかべ!をテーマに
「#かすかべプラスワン」をつけてSNSで発信しています。

北春日部Q之介くん公式サイトより

春日部を盛り上げるんだ!という強い熱意を常に感じる、真面目で一所懸命なQちゃん。

そんなQちゃんと最初に逢ったのは2016年秋。
デビューしてすぐのころ、春日部のイベントに遊びに行って、なんてかわいいんだ!!!とすっかりファンに。キャラファンみんなをメロメロにするその愛らしさ。たまりません。

帽子フェアで、石田さんのサポートで鍵盤を弾いている、ひとちゃんこと東海林仁美さんは春日部育ち(現在も近隣在住)なので、そのときのイベントにも来ていて、やっぱりQちゃん、かわいい!!となってました。Qちゃんもひとちゃんをずっとずっと大好きでいてくれて。

どうにかいつか、大好きなQちゃんとひとちゃんで一緒にライブしたり、イベントしたりしてほしい…と当時からしょっちゅうQちゃんにもひとちゃんにも言っていたのですが、ひとちゃんが帽子フェアに出演したのをきっかけに、いまやふたりでの配信番組「ひとこきゅう」やキャライベントを開催するようになって、私、万感でございます。

うれしいですきゅ~☆

石田洋介・東海林仁美ミニライブ


ということで、昨年は体調崩したり予定合わなかったりで夏も冬も行けなかった帽子フェア、今年は行ってこられました~~!

とはいえ、この酷暑。
私も夜に予定があったのもあり、超・短時間の参加でした。キャラさんたちにはちょっと夏の屋外は今後、きついかもしれないですね…。この日もほんとに暑かった!!

今回の帽子フェアでは、ゲストキャラに岐阜県中津川市のにゃかつがわ君が来てくれました。毎回、Qちゃんと仲良しの子が来てくれるんですよ。

中津川のほうが暑いかもしれないけど、でもでも、猛暑日にたくさん遊んでくれてありがとねー!

新千円札に大はしゃぎのにゃかちゃんです

にゃかちゃんの春日部の感想に関東平野が本当に平野なのを知る埼玉県民。


にゃかちゃんも真面目なのである。
今年はいつもにゃかちゃんに会える、ネコ市ネコ座が夏はなかったので、思いがけず春日部で逢えたの嬉しかったなー。


朝からグリーティングにも出てくれてたようですが、私は午後のライブから参加。
最初は石田さんが作ってくれた「北春日部Q之介のうた」を、Qちゃんとひとちゃんの連弾で披露。

がんばれ。Qちゃん!

最後ちょこっと間違えちゃって、がく~っとしてましたが、一所懸命は伝わってるよ~!

Qちゃんもひとちゃんも田中帽子店さんの麦わらです

せっかくだからもう1回、と今度は石田さんが連弾をバックに歌ってくれました。

その後、ひとちゃんの鍵盤で「おいしいものを食べよう」。
そして、遊びに来ていたシンガー・ゆきゆっきと息子さんのあおちゃんが参加しての「PUZZLE」の3曲で午後のライブは終了でした(あまりに暑すぎて人間ですらもはや限界でございました)。

客席にひとちゃんのお子さんも来てたので会いにやってきたQちゃんです。

ちょっと来るのが遅れちゃったので、にゃかちゃんの三線を聴きそびれた模様…。
このごろ、やるキャラさんも増えたけど、キャラさんが楽器をやるのってほんと大変なことなのですよね。すごい努力!

楽しそうなひとちゃん
楽しそうなゆきゆっき
PUZZLE、もりあがりましたー

最後はみんなで記念撮影。
さーさーさー、暑いからみんなすぐさま休憩だ!
まだもうひとコンテンツ、あるからねー!

配信ライブ「ひとこきゅう」

ということで、休憩後、15時からはひとちゃんとQちゃんの配信番組「ひとこきゅう」の公開生配信。

…の予定だったんですが。

配信スマホが熱暴走…。
いやーそりゃそうだよー無理よー。
見てたファンの方もちょっと具合悪くしてましたし、暑いときに無理は禁物!

ということで、配信が止まってしまったあとは、記録用に設置してあったカメラの映像で後ほどのアーカイブ公開ということになりました。

前半・配信アーカイブ。

後半・録画。

にゃかちゃんの紹介と、みんなから事前に募集した質問への回答をメインに進行でした。ふたりが一所懸命、ボードや画用紙に答えを書いてる姿、かわいかった。
喋れるのがひとちゃんだけだから、質問も答えも読み上げなきゃいけなくて、ひとちゃんは大変そうでしたね〜。

私は、春日部・中津川それぞれ、お互いに紹介したい場所や食べ物を質問してみました。

◎Qちゃん

・地下神殿…じゃなくて(笑)首都圏外郭放水路(翔んでさいたま!)
・大凧焼き(昭和地区)

めっちゃ美味しそう…!

◎ひとちゃん
・内牧公園 アスレチックがすごいらしい
・甘太郎焼
・おつづみ園の抹茶ソフトクリーム

・ロビンフッドのピザパンとタマゴサンドとあんドーナツ


◎にゃかちゃん
・馬籠宿
・栗きんとんや五平餅
中津川といえば、栗きんとんだもんね!


それにしても、ちょっと暑すぎたねー!
来年は無理なく、涼しいところでやってほしいな、と思います。
暑い中をほんとに長い時間、ありがとうねー!

ひとちゃんがあげていた、春日部の市役所近くにある「ロビンフッド」さんのパン、すっごい気になりました。今度行ってみます…!!

春日部を楽しむ。

ということで、今回は3時間もいなかったんですが、ちゃんと春日部も楽しんだよっ!

麦わら帽子、新調したよー

昨年来られなかったのもあって今年は絶対に買う!!と決めていた、麦わら帽子!
六代目にもごぶさたですね!って言われちゃったんですが、なのに、私がこれまでに買った帽子をちゃんと覚えててくれてさすが!!でございました。

これまでは中折れ帽ばっかり買ってたんですが、今年から髪を伸ばしてまして。
少しフェミニンなものがいいなーでもフェミニンすぎると切ったあとで似合わないかもなーとあれこれ試着していたら、やってきた六代目に、何も言ってないのに「そろそろフェミニンなのもいいんじゃないの?」と言われて、この大正帽を勧められまして…。
全部お見通しだー!(笑)
緑も勧められたんですが、なんとなく青がいいな、と決めてみたところ、遊びに来ていた寺岡佐和子さんとお揃いになってしまいました。
かわいい佐和子さんとは全然雰囲気が違いましたが(笑)お気に入りです。今年はこれをたくさんかぶる夏にします。

もうひとつのレインボーハットは、麦わらではなく紙製です。あまりにかわいくて、一目惚れ。なんかね、ジャミロクワイのあのマークみたいな形なんですよ。
ウキウキとついーつしてたら、フォロワーさんから、藤井風さんがTikTokライブでかぶってたのとおなじ?と教えてくれまして。
今、レインボーハット、流行ってるんですね、知らなかった。
田中帽子店さんのものかどうかはわかりませんが、期せずして藤井風とおそろいです。やったあ(笑)
良い買い物でしたー!

赤沼ロマンブルーイング

ライブから配信まで1時間ほどあったので、すぐそばにある赤沼ロマンブルーイングさんにお邪魔してみました。※イートインは土日のみです。
考えたら麦の栽培が盛んだったってことはそりゃ、ビールも作るよね…!!  マルコ醸造所という醸造所が赤沼にあったんだそうですよ。

日本のビール製造は、明治2~3年頃に、アメリカ国籍のノルウェー人、ウィリアム・コープランドが横浜居留地で始めたものが最初とのことです。その後、全国の起業家が各地でビール会社を興し、地ビールは全国に広がっていきました。
埼玉県ではビール会社が3か所ほど出来、その1つがマルコ麦酒醸造所で、春日部市(赤沼村)にありました。
その後、時代の流れの中で醸造所はなくなってしまいました。
しかし、ビールに利用する麦から、特に麦藁帽子などが今に繋がる春日部の特産品となったのです。

赤沼ロマンブルーイング 公式サイトより

3種のクラフトビールの飲み比べセット、ナッツつき。美味しかったなぁ。
私は4種の中から赤のアンバー、黒のポーター、白のホワイトエールを。
味の違いはわかるけど、うまく言えないバカ舌。左の白(ホワイトエール)が、白だから軽くて爽やかと思いきや、意外とガツンと香りもきて癖もあって、私は一番これが好きでした。

帽子フェアは屋台も出るし、楽しいのですが、周りに飲食店が少なく暑い時期はちょっと外にいるのはしんどい…と思っていたので、よい場所を見つけました。
夏はこちらでビールを楽しむことにしようと思います。むふふん。

今回は予定があって春日部への滞在も短めだったので、冬はたっぷり遊びに来なくては。

次回帽子フェアは例年どおりであれば、秋冬、11月~12月の予定です。
ぜひ皆さんも遊びにいらしてくださいませー!

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うのじ。
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